18-3 オンライン講座の配布(納品)方法は?

執筆者 | 3月 25, 2022 | オンライン講座の作り方

オンライン講座の納品方法について考えてみましょう。

私が販売者として、あるいは購入者として経験したことのある納品方法は以下の4つです。

  • メールでダウンロードリンク(URL)を配布する
  • ファイル転送サービスを利用する
  • GoogleドライブやDropboxで共有する
  • サイト型にしてアクセス権を渡す

それぞれ商品や顧客といった条件によって向き不向きがあります。あなたの顧客にはどう納品するのがいいのかを考えながら順番に見ていきましょう。

ダウンロード形式で納品する場合、常時販売するものについては、購入後に自動でステップメールが発動してダウンロードリンクを配布するしくみを作っておくのがおすすめです。

単発で販売するものについては、販売の都度、随時配信で配布することになります。

いずれの場合も、自分のレンタルサーバーにオンライン講座をアップロードしてダウンロードURLをお知らせするだけで済むので手軽です。

ファイル転送サービスを利用する

ギガファイル便firestorageなどの無料で利用できるファイル転送サービスがあります。専用サービスなので、サーバー負荷の心配がありません。また、ネットリテラシーが低いユーザーにも使い方がわかりやすいのもメリットです。

一般向けのサービスのため高級感や特別感は出せませんが、多数の顧客に一度に配布しなければならない人、ユーザーの多い人には合理的なサービスではあります。

GoogleドライブやDropboxで共有する

GoogleドライブやDropboxで共有するパターンもあります。

ただ、以下の難点があります。

  • 権限の設定を間違えるとアクセスできない
  • アクセスしたときにドライブが立ち上がるのがどうも野暮ったい印象が否めない
  • 使い方がわからない人もいるためトラブルが起こりやすい
  • スマホからアクセスしてドライブアプリが入っていないとアプリをインストールするところから始めなきゃならず、離脱が生じやすい‬

ブランディングも関係なく、トラブル対応がしやすい閉じたコミュニティでの利用にはよいが、広く販売する一般顧客向けではないというのが私の意見です。

サイト型にしてアクセス権を渡す

これはコンテンツを特定のサイトで視聴したりダウンロードできるようにして配布する方法です。

WordPressサイト

パスワードをかけてURLとパスワードを配布するやり方です。WordPressそのもののアップデートや保守管理が必要、デフォルトではログイン画面が簡素でデザイン性に欠ける(お金を出しただけの価値を感じられない)、URLとパスワードが流出すると閲覧権利のない人が閲覧できるリスクがあるという点で、私はおすすめできません。

また、この記事では触れませんが、決済をどうするか?という大きな課題が残ります。

会員制サイト「Cyfons」

自分でレンタルサーバーに設置・運営・管理するシステムで、買い切り型でおトク。しかしながら現実的には1サイトに1コンテンツしか納品できないのが難点。商品数が増えるたびに別のドメインでCyfonsを設置してオンライン講座をアップロードする必要があります。

参考:
Cyfons(サイフォンス)の使い方
コミュニティサイトCyfons(サイフォンス)からTeachable(ティーチャブル)へオンラインコースを移行する方法

 

オンラインスクール型

英語圏のサービスでおすすめできるオンラインスクールサービスが二つあります。Thinkific(しんきふぃっく)とteachable(てぃーちゃぶる)。

英語圏のサービスでありながら、どちらも受講生の方に漢字やひらがなの日本語のお名前で登録していただけますし、決済も日本円で可能です。

割引クーポンを出すこともできるし、契約プランによってはアフィリエイト機能も使えます。

違いは、

  • Thinkific:teachableと違ってローカライズしなくてよい
  • teachable‬:日本語化する手間はあるが有料で販売するならイチオシのプラットフォーム(無料プランもある)

私はThinkificを数年使ってから、teachableに切り替えました。teachableの方がマーケティング要素が優れているためです。

teachableには無料プランがあります。あなたも試しに使ってみてはいかがでしょうか。

まとめ:安全で簡単なオンライン講座の納品方法は‪teachable‬を使ったオンラインスクール型

受講生にとって、受講しやすい納品方法はオンラインスクール型。中でも‪teachable‬が優れています。

一番最初の「アカウントを作成する」という部分が日本ではまだなじみがないため、丁寧な説明が必要です。楽天やAmazonと同じだよと言えば通じる場合もあります。アカウントの作成方法を説明した動画を作ってYouTubeにアップロードするなどしてご案内すれば大丈夫。

アカウント作成さえクリアすればデバイスを選ばずオンラインで受講できるし、ダウンロードしてもらう形も可能です。販売者側もWordPressと違って管理負担から解放されるという大きなメリットがあります。