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16-5 情報を体系化する – ターゲットのどんな悩みをどこまでどんな手段で解決するかを決める

あなたはオンライン講座を受講したことがありますか?

受講したことがない・とても少ない場合、オンライン講座をどう作ればいいのか途方に暮れるかもしれません。

YouTubeの短い動画での一問一答でもなく、YouTubeの1時間ぶっ通しのレクチャー動画でもなく、オンラインサロンの「なんでも質問してください」の生配信でもない、ターゲットの特定の悩みを解決する体系化された内容がオンライン講座です。

目次

ターゲットのどんな悩みを扱うかを決める

ターゲットのペインポイントのうち、まずはニッチな分野から始めて、それをさらに細分化し、可能な限り具体的にしていきます。

例えば、地元の中小企業向けにコンテンツや情報を提供する商品を作るとします。もっと具体的に言えば、Webサイトを持っていて、オンラインを通じてビジネスと収益を拡大する方法を探している人たちを支援したいと考えたとします。

すると想定されるのは、地元のレストランや不動産業者、ヘアサロン、フラワーショップなどで、リスト(メルマガ登録者)を増やしたり、メルマガを活用して見込み客を店舗に呼び込んだり、ソーシャルメディアでリーチを広げたり、Google検索で簡単に見つけられるようにしたりする方法を学びたい人たちです。

このような具体的なターゲット層の悩みのイメージを作りたいのです。ここでは、ソーシャルメディアやEメールの代行業者を雇うのではなく、自分でこれらのことを行う方法を学ぶことに興味がある人たちです。

この2つには大きな違いがあり、1つのグループはあなたのノウハウを学ぶことに興味を持ち、もう1つのグループは代行業者を探しています。オンライン講座で対象となるのは前者ですね。

ターゲットの悩みをどこまで解決するかを決める

現在のターゲットの地点(A)、あなたのオンライン講座のカリキュラム終了後に到達できる地点(B)を決めます。

ターゲットの悩みをどんな手段で解決するか(コンテンツ形式)を決める

ターゲットにA地点からB地点まで到達してもらうには、オンライン講座のどのコンテンツ形式が最適ですか?

コンテンツ形式は複数組み合わせるほうがいい場合もあります。例えばターゲットがサラリーマンの場合、メインは動画講座、アクション用にPDF形式のワークブック、そして通勤中の視聴用に動画講座の音声版を加えるなどするとスキマ時間を有効活用できることがよくあります。あなたの受講生の生活パターンを考慮して、どうすれば学習がスムーズに進むかを考えましょう。

オンライン講座を構成するセクションとレクチャーを書き出す

ここまでの悩み、解決策、解決策の提供方法が決まったら、オンライン講座の骨組みを作る作業に入ります。セクションとレクチャーをアウトライナーで書き出します。セクションは大見出し、レクチャーは小見出しと考えて構成してください。

まとめ:実際のコンテンツ作成はオンライン講座の骨組みが完成してから

この骨組みを構成できてから実際のコンテンツ作成に入っていきます。ターゲットにA地点からB地点まで到達してもらうにはどんな順番で進めていくといいかを、ステップ・バイ・ステップで構成してみましょう。

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