1-4 本コースで扱うデジタルコンテンツの意義

執筆者 | 8月 3, 2021 | オンライン講座の作り方

本コースで扱うデジタルコンテンツは、デジタルデバイスで閲覧できる、

  • テキストコンテンツ(基本的に文字主体のコンテンツ、PDF、eBookや各種シート、ワークブック含む)
  • 音声コンテンツ(mp3等の形式)
  • 動画コンテンツ(mp4等の形式)

でしたね。

このレクチャーではオンライン講座について簡単にご紹介しましょう。オンライン講座を構成するデジタルコンテンツに共通しているのは、その情報を求めている人や、目標達成のために必要としている人と共有するための手段だということです。情報を届けるための手段だと考えてください。

デジタルコンテンツにも様々なものがあります。

テキストコンテンツで最もなじみが深いのはブログではないでしょうか?たしかに私も知りたいことがあるとき、「他の人はどう対処しただろう?」というときはブログを検索します。

ポッドキャストなどの音声配信プラットフォームで他人の経験を聴くこともあります。ただ、ここで注意したいのはブログ記事や音声配信では「ある一人の体験談を述べているに過ぎない」ということです。

また、YouTubeで体験談やハウツーを調べることもあります。その分野の専門家の発信も増えて、とても参考になるものも多いですよね。ですが、中には古いものもあるし、「こういうときはこうすればいいよ」という断片的なハウツーに終わっていることがほとんどです。

ブログ記事やポッドキャスト、YouTubeなど無料のコンテンツから得られる情報は、体験談、更新されていない(情報が古いことがある)、断片的であるという特徴があります。

オンライン講座は誰かの問題を体系的に解決することが目標

オンライン講座も同じく「デジタルコンテンツ」の集合体ですが、無料で得られる情報との違いは、その情報を求めている人や目標達成のための情報を必要としている人を助けるための体系化されたものだということです。

オンライン講座ではどんなデジタルコンテンツの種類で提供するにしても、「わたしの体験談」で終わることはありません。自分の体験をもとにしてオンライン講座を作ることはありますが、構成がまったく違います。

オンライン講座では、どんな問題を抱えた受講生に、どうやって問題を解決してもらうかをステップ・バイ・ステップで体系化されたカリキュラムとして提供します。受講生が順番どおりに学習・実践していけば、オンライン講座が終わる頃には抱えていた問題が解決されるわけです。

例えばブログを作りたい人がいたとしましょう。どうやらWordPressで作るといいらしい、ということだけは知っていても、ドメインもサーバーもよくわからないという人を対象にしてみましょうか。

そんな人に向けてオンライン講座を作るとしたら、まず「WordPress.com」と「WordPress.org」の違いから説明することが必要です。自分でドメインとサーバーを用意してホスティングするんだよ、ということを知らない人は意外に多いですから。じゃあ次にドメインとサーバーって何なのか?、ドメインってどう決めればいいのか、どうやって探せばいいのか、契約はどうするのか…とステップ・バイ・ステップで進めていきます。最終的に受講生が自分のWordPressブログを構築できるところがゴールです。この一連の流れを提供するのがオンライン講座のカリキュラムなのです。

ブログ記事の「わたしの体験談」とオンライン講座の違い

もちろん「わたしの体験談」が役に立つこともあります。ですが、「わたしの体験談」は対象者がどんな人かを考慮せずに作られています。対象者がどんな人で(before)、どうなること(after)が望ましいのか、ゴールまでのプロセスをどう歩めばいいかということまでは語られていませんよね。「わたしの体験談」はただのひとり語りであることがオンライン講座との決定的な違いです。

受験のための合格を目指すカリキュラムを思い出すとイメージしやすいかもしれません。あなたのレベルと志望校のレベルに合わせたカリキュラムが組まれていましたよね。「わたしの◯◯校合格体験談」はすでに合格した、様々なレベルで様々な背景を持つ人が「わたしはこうやって勉強しました」を語っているだけのコンテンツです。

まとめ

同じデジタルコンテンツでも、無料でアクセスできる「わたしの体験談」的なコンテンツや断片的なハウツーと、オンライン講座の違いについてお伝えしました。どんな課題を抱えている人がどうやって解決までの道筋をたどるのかがステップ・バイ・ステップで明確に示されていて、その順番どおりに実践すれば解決できるものがオンライン講座です。

同じデジタルコンテンツでも、無料でアクセスできる「わたしの体験談」的なコンテンツや断片的なハウツーと、オンライン講座の違いについてお伝えしました。どんな課題を抱えている人がどうやって解決までの道筋をたどるのかがステップ・バイ・ステップで明確に示されていて、その順番どおりに実践すれば解決できるものがオンライン講座です。