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7.アメブロとWordPressを併用するときの注意点

このコンテンツでは、アメブロとWordPressを併用するときの注意点をお伝えします。

アメブロとWordPress(ワードプレス)に同じ記事を書かない

アメブロとワードプレスで同じ記事を書かないことが重要です。これはなぜかというと、全く同じ記事が2つあると、コピーコンテンツとしてGoogleからペナルティを受けるからです。全く同じ記事があってもユーザーにとっては役に立ちません。ですからGoogleはペナルティを課します。するとアメブロもWordPressも検索結果に表示されなくなるリスクがあります。そのため、アメブロならアメブロ、WordPressならWordPress、記事が絶対に重ならないようにしてください。

そしてアメブロからWordPressに引っ越しをする前提でお話をしていますが、引っ越しをするときにアメブロで今まで書き溜めた記事をWordPressにそのまま丸っと持っていきたい、でもその記事を使うかどうかは引っ越してから判断するという方が非常に多いです。アメブロは引っ越した後、アカウントはそのまま置いておいてもいいのですが、コピーコンテンツとみなされないように必ず片方の記事を非表示にしてください。

また、アメプレスにはアメブロとWordPressを連携するプラグインがありますが、アメブロからWordPressへ誘導したり、アメブロとWordPressをリンクさせる使い方はあまり有効ではありません。

なぜかというと、アメブロのユーザーも「人」なので「アメブロの外に誘導したいんだな」「これはどうせツールを使っているよね」という魂胆が透けて見えたときに気持ちが萎えて、あなたへの印象が悪くなってしまいます。ユーザー自身に、アメブロの外に出てもあなたの情報を見たいと思わせるのとはまったく別の行為です。そのためリンク誘導は上手くいかないのです。

WordPressブログは高額な制作会社に依頼しなくてもいい

WordPressを使うのは、慣れないうちは難しいです。私も最初のWordPressブログをインストールするのにつまづいてしまって3ヶ月もかかりました。ブログを3つくらい作って、やっと自分がやりたいことをやるにはどこを触ればいいのかがわかるようになった感じです。それまではただただ必死にあちこち触って、たまたま思うようにできた!を繰り返すだけ。時間もエネルギーも使ってヨレヨレになっていました。みんな最初はそういうものです。プロに見える人たちだって最初はそうなんです。ここをしっかりと覚えておいてください。一番最初が一番大変で、どんどん楽になります。なので最初に白旗を揚げずに頑張ってみてください。

さて、アメブロをお使いの方から「アメブロを卒業したいんだけど、やっぱりWEB制作会社に何十万円か払ってWordPressブログを作らないといけないかしら…」とご相談を受けることがよくあります。いえいえいえいえ、待ってください。あなたのビジネスが発展して、ブログ構築に大きなコストをかけられるようになってからでいいです。また、あなたのスキルが追いつくか、ブログの記事を書いてくれる人を雇えるようになったら、凝ったデザインのブログを作って記事を外注化すればいいでしょう。

でもまずはブログを更新していくことに慣れるのが先決です。ブロガー、つまりブログを書いてお金を稼ごうとする人ですら、ブログを更新できなくて一年から数年のうちに辞めていくんです。あなたはブロガーになるわけではないし、ビジネスに注力する必要があります。どうやって商品やサービスを企画するか、いくらで販売するか、どうやって集客するか、顧客サポートはどうするか。そういったことを考える方を優先しましょう。

だから立ち上げの時点ではアメブロを使って「ネットで文章を書く練習をする」と考えるといいのです。そして「あ、これなら記事を更新していけるな」という自信や習慣ができてきたら、最小限のWordPressブログを作りましょう。

凝ったデザインは素敵だけれど、シンプルな構成のほうがあなた自身が更新していきやすいはずです。見込み客を連れてくるのはあなたの記事であってデザインではありません。ここは本当に肝に銘じてください。ビジネスが十分に発展してからいくらでも凝ったデザインに着替えていけばいいのです。最初からゴージャスなドレスを着る必要はありません。

アメプレスはバックアップとWordPressへの移行だけに使おう:あくまでも私個人の意見ですが

アメプレスについて私の意見を述べておきます。アメプレスはアメブロのバックアップとWordPressへの引っ越しにだけ使い、アメブロ内でのフォロワーを増やすためやSNS連携にアメプレスを使わないことをおすすめします。

アメブロを使うのはあくまでもスタート期から中期の、あなたがビジネスを立ち上げるのが大変な時期に省力化するための「仮住まい」です。その仮住まいのリスクを守るためにバックアップを取るためだけに使うことをおすすめします。

なぜツールでいいねやフォローをしないかというと、逆の立場で考えてみてください。ツールでいいねやフォローされてうれしいですか? これはアメプレスだけでなくSNSでも同じく、自動でフォローするようなツールがたくさん出ています。しかしツールでいいねされるとわかるものです。「ああ、ツールでつけた いいね だな」と思ったら、いいねやフォローをしようと思いませんよね。

そして見た目の数を増やすために使う時間を、別のことに使って欲しい気持ちもあります。ビジネスをやっていて何で頭打ちが来るかというと、時間なんです。時間だけは誰しも平等で、お金で買うことができません。そう考えると、いいねやフォローするツールに費やする時間を別のことに使って欲しいと思います。具体的にはSEOやWordPressの勉強に使ってください。なぜかというと、SEOのスキルがついてアメブロの記事でも検索結果で上位表示できるようになれば、WordPressに移行しても十分やっていけるからです。

加えて、アメプレスのSNS連携機能は私はおすすめできません。それは二つの理由からです。

一つはブログ記事を使い回すと、そのSNSにいる人はバカにされた気がします。ブログ記事を各種SNSに同時配信するという機能があり、これを使っている方もよくいらっしゃいます。ですがあまりにも機械的なんですね。ただお知らせをするだけで、そこに人間味はないんです。仮に芸能人なら見に行こうとなるかもしれませんが、私たちは残念ながら一般人です。なのでそういう使い方はあまり有効にはならないんですね。「こっちは本気でやっているのにコピペだけなの?」というふうに、そのSNSにいる人たちにあまり良い印象を与えません。

もう一つの理由はSNSのアカウントが停止されるリスクがあることです。これはアメプレスに限りません。特にInstagramは要注意です。使うのであれば、公式のクリエイタースタジオや、英語圏のものになりますが下記のようなMeta社(Facebook)のビジネスパートナーであるLaterTailwindなどをおすすめします。

>>>Meta社 公式クリエイタースタジオ

FacebookとInstagramのアカウントの管理や予約投稿など、ほとんどのことができます。今現在、Instagramに関しては、リール以外はここから予約投稿ができます。このように使い勝手が良くなってきていますので、これを使うのがいいかなと思います。

次にMeta社の公式パートナーであるLaterというサービスです。これもソーシャルメディアマネージメントシステムで、Instagram、Facebook、Pinterest、Twitter、LinkedIn、TikTokを予約投稿したり、分析を見たりすることができます。

サイトページの下部にある「パートナーシップ」に注目していただきたいです。Meta社、Pinterest、TikTokのパートナー会社として認証を受けていますので、「Meta社が決めたルールに則ってやっていますよ」ということの証であると思われますので、このパートナーシップの会社を選ぶ方が良いです。

魅力的なサービスが様々ありますが、上記Laterと現時点ではもうひとつ「Tailwind」というサービスをおすすめします。こちらはPinterestとInstagramに投稿したり分析したりするツールです。

こちらもサイトページの下部を見ますと、Pinterestのパートナー、Meta社のビジネスパートナーとなっています。InstagramもMeta社がやっていますので、Facebook、Instagram、Pinterestが認証されているという意味だと思っていただけるといいです。

今のところMeta社公式のクリエイタースタジオ以外のSNSツールを使うのであれば、ご紹介したLaterとTailwindが安全だと思われます。

まとめ

  • アメブロとWordPress(ワードプレス)に同じ記事を書かない
  • WordPressブログは高額な制作会社に依頼しなくてもいい
  • アメプレスはバックアップとWordPressへの移行だけに使おう


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