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19-1 オンライン講座のサポート特典の考え方

このセクションではオンライン講座のサポート特典について検討します。

目次

オンライン講座にサポート特典をつけるかどうか

もしあなたが以下にあてはまるのであれば、サポート特典をつけることをおすすめします。

  • リストが少ない(購入者もそれほど多くならない)
  • オンライン講座の販売に慣れていない
  • これから経験を積んでいきたい
  • お客さんの現実を知りたい
  • オンライン講座についての生のフィードバックを得たい

また、業種によってはサポートがあるのがデフォルトで、購入者はサポートがあって当たり前と考えていることがほとんどです。その場合、よほどの理由と根拠がない限り、サポート特典をつけるほうがいいでしょう。

ただし、サポート特典をつける際には注意点があります。

「購入者はサポートがあって当たり前と考えている」というのは「サポートをアテにしている」ことでもあります。なので、依存体質を生まないためのしくみを考えることも必要です。依存は受講生のためにならないからです。

オンライン講座のサポートの形式は?

オンライン講座にサポートをつける場合のサポート特典の形式はだいたい以下の4つです。

  • メールで受け付ける:◯営業日以内に返信します、など明確にしておく
  • 投稿フォームで質問を受けて、メールで返信またはコンテンツで返す
  • チャットツールを使う:購入者限定のグループチャットでサポートする(チャットワーク、Slack、Facebookグループ、Discord、Twist等)
  • ZoomやSkypeでの通話:個別(一回◯分、期間中何回まで?)、購入者全員(どういう形式で?)

オンライン講座のサポートの難易度

このレクチャーでは、サポートの難易度について考えてみます。

前述のサポート形式は、同期型と非同期型に分けられます。

同期型はチャットツールやZoomなどの通話サポートですね。その場での即時の対応が求められるものなので、慣れてから、またはあなたが受講生の質問に即座に答えられるレベルになったら使いやすいです。

非同期型はメールや投稿フォームです。その仕組み上、どちらも受け取ってから回答するまでにタイムラグが出ます。また、すぐに回答できる自信がないうちは「回答は◯日以内にします」と言っておいて、その日数内に対応すれば、基本的に不満は出ません。

あなたが対応するのに無理のない形式を選ぶのがおすすめです。

オンライン講座のサポートの距離感の注意点

次にサポートの距離感という視点で考えてみます。

  • チャットツールやZoomは、ともするとなれ合いが起こりやすいです。「すぐに答えてくれて当然」「なんで教えてくれないの」といった不満が出やすいため、受講生との距離感をうまく取れるようになるまでは使い方が難しい面があります。
  • その点、メールや投稿フォームからの質問に答える形を取ると、その仕組みだけで、ある程度の距離感を演出することができます。
  • 偉そうにするため、とかではなく、対応に困るお客さまも稀にいらっしゃるので、そのリスクヘッジだと考えておきましょう。

まとめ:あなたのメリットが明確ならサポート特典をつける

サポートは期間限定にせよ、時間と労力をとられます。それを上回るメリットが明確であればサポート特典をつけるといいでしょう。ただし依存やトラブルが生じないよう、どの形態を採用するか吟味することをおすすめします。

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