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5.あなたのアメブロを安全に運営する方法

ここまでの話で、きっとあなたは私が「アメブロなんかダメ、WordPressを使いましょう!」と言うと思っているでしょう? そうではありません。ビジネスの初期にはアメブロが適している人もいると考えています。ただし、アメブロの最大のデメリットである削除リスクに備え、アメブロにない要素を外部サービスでカバーすることが必要です。

ビジネス用途のブログは何がおすすめ?アメブロ?WordPress?

私はどちらかというとパソコンが得意でWordPressにも慣れています。YouTubeを見ながらでも楽勝でWordPressをインストールして初期設定をできるし、一日複数個のWordPressブログを立ち上げることもできます。それでもやっぱり「WordPressって重いな」と感じるのです。重いというか、ブログを作るだけなのに大げさだなと感じるのです。ただブログを書くのにこんな重装備なものが必要なのかな?と毎回思います。

ただ、あなたが趣味ではなく、ビジネス目的で長期的に運営していくなら絶対にWordPressだ、と言い切れます。とはいえ、ビジネスのスタートの時期にはやることがたくさんあって、ぱっつんぱっつんになるんですよね。そんなときに「絶対にWordPressをやれ」とはとても言えません。

また、WordPressって自分の城である良さがある反面、自由に振る舞える空間を突然もらったような戸惑いがあるんです。何を書いてもいい。でも何を書けばいいの?というような。その点、アメブロはご近所さんがたくさんいて、その人たちの真似をすることから始められる気軽さがあります。

ただ、アメブロにはリスクがあります。そしてビジネスブログとして足りない要素があります。だからあなたのビジネスのフェーズに合わせて、外部サービスを使いながら3段階で成長していく戦略をご提案します。スタート期、中期、卒業期と名付けました。この後詳しくご紹介していきます。

重要なのは、アメブロからスタートしてWordPressに移行していくどの段階においても、あなたのビジネスが発展するために必要な要素を漏らさないことと、見込み客とあなたのつながりを保つことです。

まとめると以下のようになります。

  • ビジネスに必要な情報が伝えられること
  • あなたのネット上の住所であるドメインが変わらないこと
  • アメブロの削除リスクに備えること
  • アメブロからWordPressへまるっと引っ越しできること(過去の記事を移行する)
  • アメブロが削除されたときの緊急避難場所を作っておくこと

アメブロから始めてWordPressに移行するために必要な2つのこと

アメブロから始めてWordPressに移行するために必要な2つのことは、リスクヘッジと、足りない要素をカバーする外部サービスです。

では順番に説明してまいります。

リスクヘッジ

アメブロの最大のリスクは、予告なく削除されることでしたね。この削除リスクに備える方法は、バックアップを取っておくことです。規約を守っていても削除されることはあり、完全に防ぐことができません。だから削除されても復活できるようにするしかないのです。

アメブロをバックアップする方法はいくつかありますが、ツールを使うのが簡単です。私が使っていておすすめするのは「インターネット集客総合ツール AmepressPro」(以下、アメプレスと略します)というサービスです。

アメプレスを使うとあなたのアメブロの記事や画像のバックアップを簡単に取ることができます。

アメプレス初期費用3,000円
月額2,980円

詳しくは他のコンテンツで説明しますが、アメプレスのサーバーの方にあなたのブログのバックアップを置いておくことができます。そして万一あなたのアカウントが削除されても、新しいアカウントを取ってそこにアメプレスからのデータを書き戻す、そして復元することができます。さらに、アメブロからWordPressにまるっと引っ越しすることもできます。本当に簡単で、ITやネットに強くなくても大丈夫です。

そんなふうに、アメプレスは今たくさんの機能を持っています。リリースされたのが2013年か2014年だったと思うんですが、当時はアメブロをバックアップできる、そしてWordPressを移行できるという非常に優れたツールとして生まれました。

アメプレスには他にも様々な機能がありますが、ここで使いたい機能は、削除リスクに備えてバックアップをする機能です。アメプレスを使っても、アメブロが突然削除されるリスクはなくなりません。ですが、新しくアメブロのアカウントを作れば、そのアカウントにアメプレスでバックアップした記事や画像を復活させることができます。

また、アメプレスのもう一つの特徴は、アメブロをWordPressに移行する機能があることです。この後ご説明しますが、ビジネスのフェーズに合わせてアメブロを卒業してWordPressに引っ越すのがとても簡単に行えます。このときもアメプレスで取ったバックアップデータを使います。

そして「今はまだWordPressを使わないがいずれWordPressに移行する」というふうに方も、「最初からWordPressで始めなくてもいい、アメブロで始めてもWordPressにそのまま持っていくことができるんだ」という安心感があればアメブロで始めることも気が楽になるのではないでしょうか。

アメブロに掲載できない情報はペライチでカバーする

アメブロから始めてWordPressに移行するために必要な2つのこととして、リスクヘッジの次に足りない要素をカバーする外部サービスが必要ですよ、というお話をしてきました。

ビジネスブログに必要な、検索エンジンからの流入を見込める記事、メルマガ登録フォーム、ブログ記事、商品・サービス一覧や価格表、セールスレター、決済・納品、フォローアップの仕組み、お問い合わせフォームの設置、コンセプト・理念・about meの掲載、アメブロでこれら全てカバーできるかというと難しいですよね。

次に、ビジネスブログに必要な要素のうち、上記のようなアメブロに実装するのが難しい要素を外部サービスで補いましょう。アメブロではシンプルに記事だけを更新すると考えると運営が楽になります。

集客に関する情報や、商品・サービス一覧や価格表、セールスレターはペライチに掲載する

基本的にブログ記事以外の情報はペライチに掲載します。決済やメルマガ配信はそれぞれ専用のサービスを使います。

ペライチは有料プランを使います。ペライチには「スタートプラン」といって無料のプランもありますが、以下の理由でおすすめしません。

  • 1ページしか持てない:無料のオファー(無料のお茶会など)と有料のオファー(有料の商品やサービスの内容など)、お問い合わせフォーム、メルマガ登録フォーム、自己紹介などが1ページに混在する
  • 独自ドメインを使えないので「 peraichi.com 」となり、WordPressの独自ドメインに移行するときにまったく違うドメインになってしまう。しかし有料プランであれば独自ドメインの持ち込みができる、つまり例えば私の場合だと「 lp.kotokonakano.com 」などのサブドメインを使ってペライチを運用しておくことで、WordPressへの移行時にメインのドメインである「 kotokonakano.com 」に集約させやすい
    ※https://peraichiapp.com/landing_pages/view/任意の文字列

ペライチを独自ドメインで運用するためには、独自ドメインとレンタルサーバーが必要

ただし、ペライチを独自ドメインで運用するためには、独自ドメインとレンタルサーバーが必要になります。

まず独自ドメインを取得する必要があります。ここではXserverドメイン(エックスドメイン)を推薦します。

>>>Xserverドメイン(エックスドメイン)年額1,300円~ 
※エックスサーバーでキャンペーンをやっていたら無料になることがあるのでチェックしてください

レンタルサーバーはエックスサーバーをおすすめします。なぜアメブロを使うのにサーバーが必要なのかというと、サブドメインを作るのにサーバーが必要になります。そして後々WordPressに移行するときに、ここにWordPressをのせていけばいいのでどちらにせよ必要になります。コストはどれくらいかかるかというと、一番低いプラン(スタンダードプラン)で大丈夫です。十分すぎるくらいのサービスが受けられます。

>>>エックスサーバー(スタンダードプラン月額1,320円)

ちなみに、エックスサーバーとエックスドメインは同じ会社が運営しています。時々エックスサーバーで、ドメイン無料プレゼントキャンペーンというのをやっています。エックスサーバーを使い続ける限り、ドメインを無料で使ってもらえますよ、というサービスですので、そういうキャンペーンをやっているときに契約すると年額1,300円のドメイン代もかからずに済みます。そしてサブドメインを作るのは無料です。例えばメインのkotokonakano.comというのがあれば、サブドメインをいくつでも作ることができますので安心してください。

アメブロにない機能、つまりブログ記事以外に必要な要素は以下のようになります。

  • 集客(リストビルディング):LP・メルマガ登録フォーム
  • 教育・信頼関係の構築:メルマガ
  • 商品・サービスメニューの掲載(サービス一覧や価格表)、セールスレター
  • 販売(決済、納品):これらはWordPressでも特別な実装が必要なため、WordPress以外のシステムを活用しても構いません
  • 商品購入後のフォローアップ:メルマガ
  • お問い合わせ窓口:お問い合わせフォーム
  • コンセプト・理念・about me:あなたがなぜそのビジネスをやっているのか、ビジネスを始めたきっかけ、コンセプト、自己紹介など
  • 緊急避難場所:SNSアカウント(TwitterまたはInstagram)とリンク集サービス

ブログ記事以外の要素をどのサービスでカバーするか

では、ブログ記事以外の要素(アメブロにない機能)をどのサービスでカバーするかをご提案します。

集客(イベント告知・リストビルディング)ペライチ(ライトプラン、月1,628円、3ページ、独自ドメイン持ち込み)
商品・サービス一覧や価格表、セールスレターペライチ
コンセプト・理念・about meペライチ
お問い合わせ窓口:お問い合わせフォームペライチ
※レンタルサーバーエックスサーバー:スタンダードプラン月額1,320円
※独自ドメインXserverドメイン:年額1,300円~
販売(決済、納品)STORESフリープラン、またはペライチ上位プラン(レギュラープラン、月3,278円、5ページ)
教育・信頼関係の構築メルマガ(メルマガ配信スタンド、ConvertKitなら1,000人まで無料)
緊急避難場所SNSアカウント(TwitterまたはInstagram)
リンク集サービス:リットリンクやリンクツリー

集客にはペライチを活用する

まず集客です。前述した通り、集客に関する機能はペライチを活用します。イベント告知やリストビルディング、商品・サービスメニューの掲載(サービス一覧や価格表)、セールスレター、コンセプト・理念・about me、お問い合わせフォームの設置などをペライチに掲載します。ライトプランは現在月1,628円、3ページ、独自ドメインの持ち込み可能となっています。そしてレンタルサーバーは先述した通りエックスサーバーのスタンダードプラン、独自ドメインはエックスドメインを使っていきます。

ペライチの料金プランは現在、図の通りです。スタートプランは0円ですが1ページしか持てませんので、ライトプランというのが良いのではないかと思います。3ページ持つことができて、広告非表示、独自ドメインの持ち込みができます。年払いすると月1,465円ですが、年払いになるのでまとめると17,582円かかってしまうんですね。月払いにしたい場合は税込み1,628円というのが現在の価格です。

>>>ペライチ(ライトプラン、3ページ、独自ドメイン持ち込み)

レンタルサーバーはエックスサーバーをおすすめします。これはアメプレスとの相性もあります。というのも、アメプレスは使えるサーバーに制限があるためです。

>>>エックスサーバー(サブドメインを作るのに必要)スタンダードプラン月額1,320円

この画像はアメプレスの販売ページのスクリーンショットです。いずれアメブロからWordPressに引っ越しをする場合にプラグインというものを使います。それが上手く動作するのが図の通りロリポップ、さくらサーバー、エックスサーバー、カゴヤサーバーとなっています。それ以外のサーバーでも使えなくはないかもしれないけれど、サポート対象外になってしまったり、あるいは全く動作しないということも起こり得ます。エックスサーバーは管理画面がとてもわかりやすいです。そして私は10年程使っていますが障害が起こるのが非常に少なく、安定していると感じます。さらにどんどん容量が増えたり、コスト面でも有利です。

ドメインについては図のようなキャンペーンが行われていることがあります。ドメインの種類の制限などがありますし、キャンペーンによっては様々な条件があるので、契約前によく確認してください。一般的な .com、.net などの一般的なドメインであれば年間1,200円~1,500円で更新できます。その他、.jpドメインなどは3,000円以上と価格が高いので、よほどこだわりがある場合以外はおすすめしません。

>>>Xserverドメイン(エックスドメイン)年額1,300円~

販売機能はSTORESを利用する

では、販売、教育、緊急避難場所について解説します。

最初は販売です。

販売には決済を受けることと納品作業があります。決済には様々なサービスがあります。私がおすすめするのはSTORESです。ペライチの上位プランでも決済を受けることができますが、月額3,278円と比較的高額になってきます。STORESでは無料から使うことができます。

>>>STORES

フリープランは売れたときだけ5%の手数料がかかるサービスです。STORESにはいくつかのサービスがありますが、オンラインビジネスではネットショップの機能を使います。ショップ機能を使うことでオンライン決済を使わせてもらうと考えてください。プランは無料と有料があります。一番の違いは決済手数料です。無料プランの方が決済手数料が割高ですが、売れたときだけかかるしくみです。たくさん売れるようになってきて、月額料金を払って決済手数料を下げたほうがオトクな状況になってから有料プランに切り替えるのが良いです。

私がSTORESをおすすめする一番の理由は決済手段が豊富であるということです。クレジットカードだけでなく、PayPal、電子決済、キャリア決済、銀行振込、コンビニ決済に対応しています。クレジットカードを持っていないお客様に対応できます。実店舗やお教室などオフラインでお商売をされている方が決済だけオンラインで済ませたい場合、STORES決済というサービスを使うのも有効です。お教室でお月謝の取り漏れに困っている場合は検討してみてください。

教育にはメール配信システムを利用する

教育と信頼関係の構築に関しては、メールが有効というふうにお伝えしました。様々なメルマガ配信スタンドが国内にもあります。私は今、英語圏のConvertKitというサービスを使っています。ConvertKitであれば、読者さんが1000人まで無料で使えます。この後あなたのビジネスがどんどん成長していったときに他の英語圏のツール(決済やセールスレターなど)と組み合わせて自動化することがとても簡単になるのでおすすめしています。

>>>ConvertKit :ESP(メルマガ配信スタンド、ConvertKitなら1,000人まで無料、有料プランは従量課金制で300人で$15、1,000人で$29~)

緊急避難場所としてSNSアカウントとリンク集サービスを活用する

緊急避難場所としておすすめなのはSNSアカウントです。アメブロにもSNSのアカウントを載せておくことができますよね。そしてSNSの中でもTwitterまたはInstagramがいいと思います。TwitterまたはInstagramのどちらがいいかというと、私のおすすめはTwitterです。なぜかというと、Twitterはあなたをフォローしている人やあなたのことが気になっている人がTwitterのアカウントを持っていなくてもあなたの投稿を見ることができます。検索結果にも表示されやすいです。でもInstagramの場合は、見込み客の方自身がアカウントを持っていてログインしないと閲覧できない場合があります。検索結果にも表示されにくい場合があります。そのためTwitterの方がおすすめなんですが、TwitterまたはInstagramでSNSアカウントを持っておく、それをアメブロにも載せて知っておいてもらうということが必要です。

またリンク集のサービスがあります。lit.linkやLinktreeというものを持っておくと、それをSNSアカウントのプロフィールのURL部分に置いておくことができます。

lit.linkはすごく簡単に作ることができ、Instagram、TikTok、ファッション、コスメ、ビューティー、オフィシャルブログなど、様々な飛び先やコンタクトにすることができます。さらに自己紹介を書くこともできます。何が重要かというと、TwitterやInstagramのアカウントが飛ぶっていうことはほとんどないですよね。そのアカウントを知っておいてもらいプロフィールのURLからリンク集に飛んでもらったら、アメブロからWordPressに移すとか、削除されたアメブロから新しいアメブロのURLに書き換えるということができるということなんですね。

>>>lit.link(リットリンク)

またlit.linkと同じようなサービスで、Linktreeというものがあります。中身は同じです。こちらもすぐに作ることができます。

>>>Linktree(リンクツリー)

まとめ

アメブロから始めてWordPressに移行するために必要な2つのことは、リスクヘッジと、足りない要素をカバーする外部サービスです。ブログ記事以外の要素をどのサービスでカバーするかについて、ペライチ、エックスサーバー、エックスドメイン、STORES、ConvertKit、SNSのアカウント、リンク集サービスをご紹介しました。


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