ここからは、デジタルコンテンツを作り慣れる方法をお伝えします。慣れないうちは一つひとつの工程が面倒です。面倒になると作りたくなくなる…作らないから慣れない…の悪循環に陥るとオンライン講座を作ることができません。
このレクチャーではまずPDFを作る練習をします。私は3つのコンテンツ形式の中でPDFが最もきらいでした。音声、動画、PDFの順に慣れていったタイプです。
人によって得意なものは違うでしょうけれど、ここでは効率よく3つのコンテンツ形式を練習していくためにPDFコンテンツから作り始めます。
- ステップ1:練習を兼ねてあとで活用できるPDFを作ろう
- ステップ2:PDFコンテンツのネタ元
- ステップ3:ネタ元を活かしてオリジナリティのあるPDFコンテンツにする方法
- まとめ:3ステップであとで使えるPDFコンテンツを作ろう
Table of Contents
ステップ1:練習を兼ねてあとで活用できるPDFを作ろう
コンテンツ作りの前提は、後のセールスを見据えて作るということ。直接な講座コンテンツが今すぐ作れなくても、集客用無料コンテンツやメルマガ内で配布するプレゼントコンテンツが作れるといいですよね。まずはネタ探しから始めましょう。
教材やジャンルが決まっている場合
あなたが作るオンライン講座のジャンルやトピックが決まっている場合は、同じトピックについて書かれたものを探します。ネタ元についてはあとで述べます。
例)アドセンスブログ、ダイエット、ゴルフ
ジャンルが決まっていない場合
あなたのオンライン講座のジャンルやトピックが決まっていない場合は、どんなトピックでもかまいません。
誰もが必要とする基礎知識を狙ってネタを探します。練習と割り切ってあなたの興味のあるネタ元を探します。
ステップ2:PDFコンテンツのネタ元
ネタ元は「みんなが知りたいことは何か?」という視点で見るのがおすすめです。書籍や各種メディアで説明されているのは、その知識に需要があるから。
あなたのトピックが決まっていて質問されたら答えられるけれど、みんなが何を知りたいのかがわからない場合も多くあるでしょう。そのときはいわゆる「教えて系サイト」に質問を探しに行く、そしてその質問に対する回答をコンテンツとして書くのもおすすめの方法です。
- ネタ元の場所:書籍(一般書籍・雑誌・専門書籍・専門雑誌・自費出版本、Kindle)、YouTube、スマホアプリ(特化型)、知恵袋等のQ&Aサイト・アプリ、ライフハック系ブログ・ブロガー系ブログ
- 知恵袋や質問サイト、専門サイトに「質問を探しに行く」のもおすすめの方法
ステップ3:ネタ元を活かしてオリジナリティのあるPDFコンテンツにする方法
複数のネタ元から集めたネタをあなたのフィルターに通して、あなたの言葉でキュレーションしてみましょう。同じ結論に達することは問題ではありません。あなたの経験や意見を「プラス」してください。100%オリジナルなものはないけれど、さらにあなたらしさを加えましょう。
「あなたらしさ」とは何か、迷うかもしれません。
- 何らかの一次情報(あなたの意見・経験・知識)
- 自分が初めてやってみたときの感想
- やってしまった失敗
- わかりにくかったところ
- このスキルが得られたら、どんなに素敵か・関連情報(ツール、道具、製品など)、コンテンツ形式・デザイン・見せ方など
ちょっと面倒に感じるかもしれないけれどこれから作るPDFがすべてのネタ元になります!
ワンソース・マルチユースとも言われる方法です。PDFを作る→読み上げて音声コンテンツにする→スライド化して動画コンテンツにする、と進めていきます。
まとめ:3ステップであとで使えるPDFコンテンツを作ろう
最初はとにかく大変です。PDF作りがきらいだった私だからそう感じるのかもしれませんが、ネタを探して文章化し、表紙や目次を作ってPDF化するなんて気が遠くなるでしょう。
でも繰り返し30個くらい作ってみてください。大きな変化に驚くはずです。工程に慣れるとあなたオリジナルの、作りやすい手順が確立されていきます。そうするとほとんど考えなくてもPDFを作成できるようになります。
PDF作りが一番キライだったはずなのに、今ではサクサクと作っている私が太鼓判を押します。最初はしんどい、でも繰り返し作ってみてください。必ず世界が変わります。