これからオンライン講座を作っていくにあたって、あなたがオンライン講座を届けたい相手、理想の顧客像を決めておきます。その相手を本コースでは「ペルソナ」と呼びます。
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理想の顧客像は「ペルソナ」
本コースでは、理想の顧客像をペルソナと定義します。
ペルソナ(persona)とは、サービス・商品のユーザーの典型的な人物像のことを指します。実際にその人物が実在しているかのように、年齢、性別、居住地、職業、役職、年収、学歴、家族構成、趣味、特技、休日の過ごし方、ライフスタイルなど、詳細な情報を設定します。
あなたの身近な実在の人物がいればその人をモデルにするとイメージしやすくなります。ただ、その人物が特定されるおそれがある場合は、何名かの理想の顧客をミックスするといいです。
ペルソナの代表例と言われるのが、スープストックトーキョーの「秋野つゆ」さんですね。「ペルソナ スープストックトーキョー」でGoogle検索してみてください。
ターゲットとペルソナの違い
ペルソナと似た言葉にターゲット(target)があります。
ターゲットというのは、ざっくりとした年代や性別、職業など少ない項目を大雑把に設定します。「属性」と言われる概念に近く、雑誌の読者層と似ていると考えてください。「40代既婚有職女性」とか「30代独身男性」というふうに設定しますよね。
ペルソナは、ターゲットよりも解像度を上げた、詳細、かつ具体的な内容です。人物のプロフィールを「たった一人」に設定する点がペルソナの特徴です。
まとめ:ターゲットは大きめの層、ペルソナはたった一人
本コースでは、ターゲットは雑誌の読者層、ペルソナはターゲットという集合の中の具体的なたった一人を明確にするというふうに考えて定義していきます。このあとのレクチャーでそれぞれを詳細にお伝えしていきます。