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複数のオンラインビジネスモデルを組み合わせることもできる

先ほどの章で触れた通り、どのビジネスモデルにも、メリットとデメリットがあります。そして、向き不向きもあります。現実的には、複数のビジネスモデルを組み合わせるのがいい場合があります。

ここで知っておいていただきたいのは、それぞれのビジネスモデルには、前提があるということなんですね。うまくいくため、あるいは継続していくためには、必要な前提がそれぞれあります。これを知っておいてください。

サービスベースのオンラインビジネスモデルの前提

まず、サービスベースのビジネスモデルの場合は、あなたが健康で、時間と体力を使えることが前提になっています。そうでなければ、サービスを提供することができません。

オンタイムで、例えばコーチングのセッションをするとか、出張して撮影をするカメラマンだとか、お花をアレンジする時間とか、ワークショップをやる時間というものだと、

  • あなたがその場所にいて
  • その時間を使う
  • 体力を使うことができる

という前提ですよね。そうでなければ成立しないビジネスモデルであるということを知っておいてください。

プロダクトベースのオンラインビジネスモデルの前提

そして、プロダクトベースのビジネスモデルの前提は、当然まず先行投資の資金があるということが大前提です。さらに、商品が順調に売れていて、キャッシュフローが良好であることですね。売れた分を補充するための資金がないということになると、ビジネスが途端に滞ってしまいますので、キャッシュフローが良好であるというのが、非常に重要です。

また、プロダクトベースのビジネスの場合、工程が複数ありますので、例えば梱包や配送といったものは、あなたがやらなくても、外部サービスあるいは業務委託することが可能です。

コンテンツベースのオンラインビジネスモデルの前提

コンテンツベースビジネスの前提は、ニーズのあるトピックを扱っていること、この1点に集約されます。

ニーズのないトピックを扱って、いくら商品を作って販売の仕組みを作っても、売れません。なので、とにかくニーズのあるトピックを扱えるかどうかが、大前提になってきます。

それ以外の、集客や、コンテンツの制作、販売、納品などは、自動化したり、あるいは委託することができます。外注化することができます。ですので、不労所得を得ることができるんですね。

でも、そのトピックが外れていたら、どれだけ立派な仕組みを作ったところで、売れないという悲しいことになります。

こうして、ビジネスモデルごとに、それぞれ前提があるということを知っておいてください。

事例:複数のオンラインビジネスモデルを組み合わせる

では、ここで例を挙げていきます。

生け花の先生の事例

生け花の先生を事例としました。

私は、趣味で生け花が上手になりたい人に、生け花を教えるビジネスをしています。つまり、サービスベースのビジネスをやっている。実際に生ける対面レッスン・ワークショップが情熱と収益のメインで、収益の70%を占めます。そのうちオフライン、対面でやっているのが50%、オンライン50%の配分でやっています。

この収益が70%で、残りの収益の25%を、生け花の初学者向けの道具や用語、ごくビギナー向けのオンラインコースからの収益で得ており、残りの5%の収益を、生け花に必要な道具のアフィリエイト報酬、紹介報酬で得ています。

ただ、今後、親の介護でオフラインでの活動が難しくなる時期に備えて、対面で教えている様々な生け方を、オンラインコースにしておきたいと考えています。

というふうな感じですね。

この方は、オフライン・オンライン含めて、サービスベースのビジネスが70%を占めていて、コンテンツベースのビジネスが25%、そしてプロダクトベースといっていいと思うんですが、アフィリエイト報酬で5%の収益を得ている。けれども、親の介護という時間的な要素が加わってくることが予想されるので、サービスベースのビジネスモデルから、コンテンツベースのビジネスモデルに移行しておきたいと考えているというふうに、組み合わせることができます。

Webデザイナーの事例

もう一つ事例を挙げてみましょう。Webデザイナーの方を考えてみました。

私はWebデザイナーで、Web制作の受託ビジネスをしています。Webサイト制作が情熱と収益のメインで、収益の100%を占めます。

ただ、受託だけに頼るビジネスモデルに不安を感じていることと、委託していただくためのフロントエンドの商品を持ちたいので、Web制作に関するガイドやテンプレートなどのデジタルコンテンツを販売したいと考えています。

収益の配分は当面、受託80%、オンラインコース20%を目指します。ゆくゆくは、後進を育成するコミュニティを運営して、受託を40%まで減らして、デジタルコンテンツ40%、コミュニティ収益20%にして、時間に縛られる受託案件を減らしたいです。

今はサービスベースのビジネスだけでやっているけれども、安価な商品を手前に持ちたいということですね。収益の配分は当面、受託80%、オンラインコース20%を目指します。ゆくゆくはコミュニティを運営するなどして、時間に縛られる受託案件を減らしたいと考えることができます。

この2つの事例のように、現状と、将来の目指すライフスタイルに合わせて、ビジネスモデルの配分を変えていくということができます。

あなたの場合はいかがですか。

定期的に見直す

ライフスタイルをもとに働き方を決めようということで、ずっとお話をしてきました。あなたは自分がどんなタイプの人か、何に向いているのか、どんなスキルがあるのか、どんな状況なのか、時間にどれだけ縛られているのかということを見て、その上でおそらく最適であろうビジネスモデルを考えてきたはずです。

ですが、状況は変わります。家族の状況が変わる、社会の状況が変わる。社会の状況が変わった典型的な例が COVID-19 でした。マーケットもどんどん変わっていきます。特にオンラインはその変化が速いです。それから、あなたの思いや身体状況、年齢、やりたいことが変わることも十分に起こり得ます。

「これからのビジネスで達成したい目標を仮決めする」と私は表現しました。この、仮決めするという、ちょっと軽いノリが大事かなと思うところがあるんです。というのは、これからビジネスを始めようとか、これからオンラインシフトしようとする方とお話ししていると、決め打ちしなきゃいけないと思っている方が意外と多いです。決めたらもう、それをずっとやっていかなきゃいけない、続けていかなきゃいけないと思ってしまうのです。

もちろん、ある一定期間は、結果が出るまでブレずに取り組み続ける必要があります。

そうではなくて、一度宣言したらそれを変えてはいけないというぐらいまで思い込んでいる方も多くて、だからこそ決められないというジレンマに陥ることがあります。決めてしまったが最後、変更できないと思うと決められないですよね。 

だからこそ、仮決めでいいんだと私は考えています。どんどん状況も変わっていくし、ビジネスをやっていくと、自分のやりたいビジネスだと思っていたけどやってみたら違った!という場合も往々にしてあるんですね。私もどんどん変えてきました。

あなたも、仮決めするんだ、その後は状況に合わせて軽やかに変化してよいのだと考えていただければと思います。

おわりに

ここまでいろんなお話をしてきました。

後半の重要な部分、前半は考え方の話でしたが、後半、なんかサクサク進んだけど、何だったんだ?と思われたかと思うんですね。私も書きながら、ここはとても大事なところなのにサクサク進んでしまうなと感じていました。

なぜかというと、これは誰かが答えをくれるものではないからです。

どんな働き方がしたいですか? どんなライフスタイルを目指していますか? あるいは、時間ができたら何をやりたいですか? とかいうのは、全部、あなたの中にしか答えがないんです。

ですから、現段階でいいです。変化することを前提に、現段階であなたが考えるビジネスの軸は何なのか、現段階であなたが目指すビジネスの状態は何なのか、あるいは現段階であなたが望むライフスタイルはどんな状態なのかということから、あなたに合うビジネスモデルは、3つのうちメインはどれになるだろうか。そして、複数組み合わせるとしたら、どうなるだろうかということを実際にワークしてみてください。言語化することであなたの中にある答えが見えてきます。

そうすると、どうやってオンラインビジネスを進めていけばいいのかという道筋が見えてきます。

あなたがオンラインビジネスで成功して、そして、オンラインビジネス成功することが目標ではなくて、望むライフスタイルが獲得できることを、心からお祈りしています。

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