今週は何人かのコンサルティングをさせていただいたのですが、複数の人から同じ単語を言われました。
「もう疲弊したんです」
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疲弊した人の共通点はクライアントワーク
「疲弊した」とおっしゃった方、みなさん業種は違います。まーったく別々。
共通点は一つ。そう、時間労働をしていること。
真面目で優秀で意欲的な人って、フリーランスになると働きすぎるのです。優秀だから、頑張ればできてしまう。優秀だから効率化もうまい。その繰り返しでどんどんキャパが大きくなってしまう。
だけど、あなたも人間なの!
時間は24時間しかない。同じ24時間で仕事量が増えたらどうなる?
めっちゃ濃密な24時間の連続になるわけです。
そりゃー疲弊するわよ。一人で背負える仕事量には限界がある。体は一つしかないし、手は二本しかない。
ところが、それでも「疲弊した、だけどクライアントを助けたい、支援したい」とも言うのね。
後進を育てることを拒否される?!
で、私が「じゃあ後進を育ててはいかがですか?」と言ってみたら、どんな返事が返ってくるかというと、、、
どうだと思いますか?
みんなから、こんな返事が返ってきました。
「絶対にイヤです!!!!!」
「人を育てるのはもう懲り懲り!!!!!」
こうおっしゃるの、一人じゃないんです。みんな!!! みんながこう言うの。
複数の人から同じ反応をされて、びっくりしました。でも私はもしかして話を省略しすぎたかもしれない、と思いました。
教育はオンラインコースで行う
私の前提はオンラインコースです。動画講座です。「オンラインコース、動画講座を作れば解決するのでは?」というのが私の前提。
つまりね、あなたは支援したい、だけど疲弊してしまった。だったら、あなたの代わりになるような人をオンラインコースで育てるの。オンラインコースなら、対面でやらなくていいし、時間労働しなくていいから。
でもね、私、ちょっとわかってる。
あなた、今、「はーーー」ってため息ついたでしょう? コイツわかってねーな、って思ったでしょう?
そうだとしたら、もしかしたらあなたは自分で支援したいのかもしれない。だってあなたが一番優秀だもの。自分がやるのが一番手っ取り早い。
それに直接支援したい気持ちもあるんじゃないかな。
でも、疲弊しちゃったのなら、あなた自身が支援することは手放すの。直接育てる必要もない。
あなたがやってきたこと、あなたのノウハウをオンラインコースにすれば、同じことを何度も繰り返し教えないで済むでしょう?
ほんとうにクライアントを助けたいのなら
どうしても自分でクライアントワークをやりたいですか? それなら、単価を上げて、引き受ける人数を減らせばいい。そうすれば労働量は減ります。
なーんてこと、優秀なあなたは百も承知のはず。単純計算でわかることだもの。そうじゃなくて全員を助けたいのでしょう?胸に手を当てて、正直になってみて?
もしあなたが引き受けるクライアントを減らしたとしても、優秀なあなたのもとにはクチコミで人が集まり続けるし、紹介が後を絶たないはず。全部断れないよね。断りたくないよね。助けたくなっちゃうよね。
だったら、あなたの代わりにクライアントワークを引き受けられる人、それもあなたのやり方で引き受けられる人を育てておけば、あなた一人で引き受けるよりも、もっとたくさんのクライアントさんを助けられるのではないですか?
ほんとうの意味でクライアントを助けたいのなら、ね。
私の事例、168ヶ月
私が2018年末にUdemyに出したWordPressのコースは4時間のコースです。リリースから4年4ヶ月で3,369人に受講していただいています。(と書いた翌日、また増えてた)
3,369人に直接教えようとしたら13,476時間かかります。13,476時間ってどれくらいかを計算すると、、、
というか、4時間のコースということは、教えるのに4時間かかるってこと。私は一日4時間しか働かないので、3,369日かかってしまう。月に20日働くとして、168ヶ月かかる計算です。
168ヶ月って何?! 14年?!?!
14年て、、、ねえ、、、
今から14年かかったら、私、もう生きてないかもしれないわよ、、、いやほんとに。
だからこそ私はオンラインコースをおすすめしているのです。4年4ヶ月で3,369人。
私が実際に働いたのは、どれだけ多く見積もっても、たったの20日間です。コース作成と質問に回答する時間を合わせて、です。
この4年4ヶ月の間に3,369人に学んでもらうのに、たった20日間しか働いていません。
勘違いしないでくださいね、「効率よく働いてるぜ、ドヤア」と言いたいのではありません。浮いた時間で別の支援ができるよ、ってことを言いたいんです。もちろんその時間を仕事じゃなくて、子育てやあなた自身の学び、趣味、やりたいことになんでも使うこともできる。
疲弊したのなら、手放せるところは手放す。そうしたら、真にあなたでしかできないこと、真にあなたがやりたいことに時間を使うことができます。
オンラインコースならそれが可能です。