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【Udemy】競合が強いからコースを出せません!

今月はブラックフライデーセールを十分に活用するために、Udemyに関していただくご質問にお答えしていきます。

いただいたご質問はこちら。

「Udemyにコースを出したい!でも競合が強いしベストセラーコースが既にある。後発だけど大丈夫でしょうか?」

競合が強くても大丈夫な理由

「Udemyにコースを出したい!でも競合が強いしベストセラーコースが既にある。後発だけど大丈夫でしょうか?」

結論からお話します。大丈夫です。

競合が強いというか競合が多いとか、ベストセラーがあるというのは、需要があるという証です。

誰も出してないところをブルーオーシャンだと勘違いする人がいます。でも単に需要がない場合もあるんですね。

もう既に競合がたくさんいて売れていて、ベストセラーコースもあるというのは、そこに需要があるという証です。

ベストセラータグを気にする必要がない理由

それから、ベストセラータグはあまり気にする必要はありません。

なぜかというと、ベストセラータグってずっと付いてるわけじゃないんですね。私もこの間剥がれたものがあります。

付いたり剥がれたり、いろんなデータを総合して、ベストセラーのタグが付くので、今月付いてたけど来月剥がれるとか、来月剥がれるけどさ来月また付くというふうに、とても動的なものなんです。

だから今ベストセラーのコースがあったとしても、講師の方には申し訳ないけれどもあなたが作ったコースの方が総合的なスコアが良かったら、その講師のベストセラータグが剥がれて、あなたのコースにベストセラータグが付くということが起こり得ます。

私も多いときはベストセラーのタグが三つ四つ付いたことがあります。

でも競合も増えてくるし、ずっと売れ続けるのは難しくて、ベストセラータグがどんどんどんどん剥がれ落ちていっています。だからあんまり気にする必要はないです。

競合が強かったりベストセラーコースが既にあっても大丈夫!というのが結論です。

私がオンラインコースビジネスを好きなのはユニークだから

ここから少し細かい話をしていきます。

私はどうしてオンラインコースビジネスをこんなに好きなのかなと考えると、たぶん勉強すること自体がそもそも好きなんですよね。

っていうとなんか「いや、俺は勉強はちょっと…」とか、「いや私そんな別に勉強したくないです」っていうふうにドン引きされるかもしれないけれども、知らないことがたくさんあって、それを知ることができるのはものすごく楽しいことだと思うんですね。

できないことができるようになるのも楽しいけれども、知らないことが世界にたくさんある、それを知っている人たちがいて、教えてくれる勉強することができるってすごく楽しいことだと思っています。

オンラインコースビジネスってその物理的なものがほとんどいらないので、海外のものも簡単に手に入ります。

私は昨日も今日も英語圏のオンラインコースを買ったし無料のチャレンジにも参加したし、というふうにちょっとオタクなところがあるんですけれども。

それを知りたかった!買います!と思った瞬間にすぐに手に入る。

それがアメリカのどこの州であろうとイギリスの人であろうとカナダの人が売っていようと、日本から買うことができてすぐにアクセスができる。

なんていい時代なんだろうと思うんですよね。

そして面白いのが、全く同じ内容を扱っても、必ず違いが出るというのがこのオンラインコースであり、デジタルコンテンツのすごく興味深いところだと思います。

講師の個性が必ず出るんですね。

全く同じ内容ってどれくらい全く同じ内容かっていうと、例えば、私はスライド動画なので顔を出さないんですね。基本的に顔は全く出さないです。

だけど、スライド動画で全く同じ内容を伝えたとしても、その画面構成や、スライドデザイン、それから話し方、説明のやり方、たったこれだけでも絶対に講師の個性が出るんですね。

スライドデザインが全く同じってことはあり得ないし、画面構成も全く同じってこともあり得ない。

だから同じハウツーを伝えるとしても、講師の個性が絶対に出ます。

全く同じオンラインコースになるってあり得ないんですよね。

AさんとBさんに同じアウトラインでコースを作ってもらったとします。画面構成もスライドデザインも使う色も話し方も説明方法も全部が一緒になることはまずあり得ません。

百歩譲ってそうなったとしても、それでもなお講師の個性って出るんですよね。

これはいくつものオンラインコースを受講していくとものすごくよくわかると思います。

これがイメージできない人は受講数が足りていない人です。受講している数が圧倒的に少なく、経験数が少ないんです。だから作るイメージがちょっとわきづらい、だから自分にできるだろうか?と心配になるのだと思います。

「なんとなく好き」

ここからが面白いんですけど、有益な内容をすごく言ってくれてるんだけど、同じ有益な内容を、AさんとBさんがオンラインコースとして出しています。どちらも有益。

だけど、何となくこっちが好き!というのが出るんですね。

それは優劣とかいい悪いとか、正しい間違ってるとかではなくて、講師の個性による、単なる受講生側の好みなんです。

「何となくこっちが好き」というのが生まれます。

これがオンラインコースの非常にユニークな点だと思います。

学校にもいろんな先生がいますよね。

それに対して正しく教えてくれる先生が好きという生徒もいれば、何か変な先生だけど授業が面白いから好きという生徒もいるみたいな感じと似ています。

私の場合をお話ししましょう。昨日と今日買ったオンラインコースを作っている英語圏の女性は、実は彼女の使う色が好きじゃないんですね。

コンテンツの色は全然好きじゃない。なんでこんな色にするのかな?という好みの違いはあるのですが、コースの切り口が面白いから買う、という買い方をしています。

それとは全く別に、内容は一般的なんだけれども、この講師が好き。だから買う。

もうその人が新しいものが販売されたら、内容がどうとかじゃなくて、その人が好きだからソッコーで買うっていう買い方もします。当然コース内容にも納得するはずだという信頼もあるんですけれども、新しいコースが出たら迷わず買うんですね。

そんなふうに、受講生の好みにはいろんなポイントがあることを知っておいてほしいし、あなた自身がたくさんのオンラインコースを受講することで体験してほしいと思います。

競合のレビューをくまなく見る

競合がたくさんいて同じようなトピックを扱うときって本当に迷うと思うんですね。

だけど、そこには満たされていないニーズが必ずある。

講師のタイプもおそらく違ったりする。あなたとその講師は別の人間なのでね。だからそこは気にする必要がありません。

なんていうかな私、あんまりこういう表現好きじゃないんですけど、あなたらしく作れば、もうそれで十分ということになります。

(あなたらしくとか、自分らしくとか、私、普段はあんまり言わないでしょ?でもここは特別です)

でも「いや、中野さんそれは理想論だよね」「琴子さんは綺麗事言ってるよね。あなたは7,000人も受講生がいるからそんなこと言えるんでしょ」って思われるかもしれません。

私も受講生0人から始まってるんだけどね!

その、同じ0人からスタートした同志として、そんなふうに迷ったときのポイントを一つお教えします。

Udemyのベストセラーコースのレビューは星1から星5までありますが、全てのレビューをくまなく見ることです。

これ実際に私のUdemy Fasttrackというコースのサポートグループの中で、動画で実況中継的なレクチャーをさせていただいたんですけれども、このコースのレビューはこういうレビューがあるよね、きっとこの講師はこういう傾向があるよね、ここが満たされてないよねっていうようなことがわかってきます。

ベストセラーコースになるということは受講生が一定数以上いるということも一つの要素になるので、受講生数が多いコースが多いんですね。

そうするとレビューの数も多くなります。

山田どうそんさんのお話によると、受講生の2割がレビューをつけていないとベストセラーコースにはちょっとなりづらそうだというお話がありました。すごい具体的ですよね。すごく参考にさせていただいています。

たくさん受講生がいてそのうちの2割の人がレビューをしていると、何かコメントを書いている人がいるはずです。そのレビューコメントを全部見ていってください。

必ず一定の傾向が見えてきます。

レビューを見ていって、まず受講生が、ここがよかった・このコースすごくこれが良かった・満足したと明記している部分は真似をしてください。メモしておいて、真似をします。

そしてここでも一定の傾向が出るんですけど、受講生の不満点が書かれているレビューもあります。それもメモしてください。不満な点は言い換えればそのコースの穴です。だからその穴をふさぐコースを作ればいいということになりますよね。

だからこそ、競合のコースは全部買ってほしいんです。

レビューからわかること

購入前の検討のためにあのレビューシステムがあるわけで、Udemyはレビューの透明性をものすごく大事にしてるんですね。

Amazonとか楽天みたいにいろんな操作をされるようになっては、マーケットプレイスの信頼性が落ちてしまうので、Udemyのレビューシステムはすごく厳格です。

なので、ちょっと話がそれますが、100、200、300を超えるようなコースを受講しているUdemyのヘビーユーザーがいます。

特に、私よりも先輩のUdemy講師の方からも言われたんですけれども、もうたくさんコースを受講してたくさんレビューをつけていると、ある時点から自分のレビューは反映されなくなってしまう。

それは、Udemyのフィルターにかかってスパムフィルターにかかってスパムと判定されてしまいやすくなるバグがあるんだろうね、と言っています。

これは想像なので、Udemyの公式見解ではないんですけれども、私のレビューも、もうどなたにつけても、表に表示されることはないし、講師の目に触れることすらないというふうになっています。

それぐらい厳格に、サクラレビューみたいなものが載らないようにUdemyは努力をしている。

不正のレビューは載らないようになっています。

だからこそレビューが参考になるということなんですね。

なので受講生が満足しているところは真似をする、受講生が不満を言っているところでそこは自分がカバーできるなと思うところをカバーするようにコースを作っていくというふうにするとそのコースを超えることができます。

そのコースで満たされなかったニーズを満たすコースを作ることができる、というのが一つのポイントです。

オンラインコース作りに正解はない

コース作りって正解はないです。

いろんな講師がいていろんな受講生がいます。いろんなニーズがあります。

だから、いい悪いではない。正解はないし、いい悪いではない。あなたの好み、あなた自身がいいと思うやり方でコースを作っていけばいいと私は思っています。

その講師の個性が出れば出るほど私は楽しくてたまらないんですね。

人によって本当に好みがあって、スライドのコースが好きという人もいれば、顔出しで講師が喋っているコースの方が好きだという人もいます。

あるいはそのミックスが好きだという人もいるし、顔出しのコースが好きだけれども、スライドの1枚や2枚はないと嫌だとかいろんなグラデーションがあるんですね。

だからスライドにしなきゃいけないのか、顔出ししなきゃいけないのかっていう2択でもないんです。

それから、こんな好みもあります。いかにも先生らしい「研修講師です!」みたいなプロ感のある講師のコースが好きだという人もいます。

かたや、ざっくばらんな講師が好きな受講生もいます。私は本当に「一歩先ゆく先輩」というタイプの講師が好きです。

一歩先ゆく先輩があんまり飾らないで、こうしたらこうなるんだよね、こうしたらこう失敗するんだよねみたいな感じで、自分が習得したことを教えてくれるみたいなのが好きだという人もいます。

好みがすごく分かれます。

受講生全員を満足させることはできないし、全員に好かれることもできない。それはもう、あなたも承知の上だと思います。

あなたもわかっている。頭ではわかっているけど、嫌われたくないし、良い評価が付いてほしいですよね。ベストセラーもついた方がうれしい。

だけど、しょうがないんですよね。

なんかこれ、恋愛とかと同じだと思うんだけど、私が誰かのことをすごく好きなんです!って言っても相手の気持ち変えることってできないじゃないですか。「もう中野なんか嫌だよ」って思ってる人に振り向いてもらおうなんて、すごく難しいですよね。

だから自分がコントロールできることだけをコントロールしていく。

コースを出してネガティブなレビューがつくこともありますけど、直せることなら次のコースで直せばいいし、そうじゃなくてなんかちょっと合わない人が買っちゃったんだなっていうことであれば、もうそれは直す必要がないと私は思っています。

完璧な先生になる必要もないしみんなに好かれる先生になる必要もない。

正しいコースを作ろうと思う必要もないし競合に勝つか負けるかとかいう視点で考える必要もない。

あなたの知っていることを、あなたらしく出してください。

あなたらしさを大切にする理由は継続性

あなたらしくとか、あなたの好み、あなたがいいと思うやり方でコースを作ればいいと話したのには、もう一つ大事な理由があります。

それはナチュラルなスタイルじゃないとコースを作り続けられないからなんです。

持続可能とか継続可能、サスティナブルなやり方をしていかないと、コンスタントにオンラインコースをリリースしていくのはすごく難しくなります。

私が顔を出すコースを作らないのはそれが理由の一つでもあります。

カメラをセットしてお化粧して、パーマ当て直しに行って綺麗に身支度して、はい撮影!!っていうふうにやらなきゃいけないとなると、私はもうコースをリリースするペースが年に1回とかになってしまいそう。

だから顔出しのコースは作らないという選択をしています。

だから自分がどうやったら楽にリリースしていけるかっていうと、無理をしないってことですね。

努力はするけど無理はしない。自分らしくやる、自分がやりやすいやり方でやるということも大事になってきます。

そうすると、あなたのやり方に合う受講生さんがリピートをしてくれるようになるので心配しなくても大丈夫。

Udemyでコースを出したいけれども競合が強いベストセラーコースがたくさんある。ここに頭を突っ込んでいって大丈夫でしょうか?という質問の答えは、「大丈夫です。むしろ積極的に突っ込んでいきましょう」です。

納得していただけましたか?

Udemyのブラックフライデーセールを活用する理由

もうすぐUdemyのブラックフライデーセールが開催されるはずです。

Udemyって実は年中何らかの形でセールをやっています。

定価で売られていることがほとんどないので賛否両論ありますが、私はとてもいいシステムだと思っています。

通常年中やっている何らかのセールは、そのときによってセール対象にピックアップされるコースがいろいろ違います。

例えば、私の出しているコースの中でもセール対象になるコースとならないコースがあるんですね。

ブラックフライデーセールの場合だけ、Udemyのセール価格になることに同意している講師のコースがほとんど全て最安値になります。

そう、セール対象になるコース数が一年で一番多くなるんです。

今のうちから、欲しいコースや気になっているコースをお気に入りにリストしておく、そして自分が出していこうと思っているジャンルの競合コースや関連コースを全部買うということをおすすめします。

なぜかというと、レビューを見ているだけでは、そのレビューが本当にそのコースを正しくレビューしているのか、そうでないのかが検証できないからです。

実際に自分が受講生の立場になってはじめてわかることがあるので、頭を突っ込んでいきたいジャンルのコースは、ブラックフライデーセールが来たら、それを片っ端から買うことをおすすめしたいと思います。

さあ、今すぐUdemyにアクセスして、競合のコースをお気に入りリストに入れておきましょう。

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