では、あなたのビジネスのフェーズを3つに分けて、それぞれに合わせたアメブロの使い方と、それにかかる費用をご提案します。
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あなたのビジネスのフェーズに合わせたアメブロの使い方
アメブロとペライチを組み合わせて使用している方が非常に多いです。
そういったアメブロ+ペライチユーザーによくあるパターンは
- スタート期:アメブロとペライチで始める
- 卒業期:アメブロを卒業!WordPressに移行
(ペライチも卒業 / ペライチは使い続ける)
卒業期にペライチも卒業するという方もいれば、ペライチを併用する方もいらっしゃいます。
この図のような移行の仕方ですね。アメブロとペライチを使っていたのを、ドーンとペライチに移してしまう方法です。
ドメインで見てみるとこうなります。
まったく違うドメインになってしまいますよね。ドメインはインターネット上の住所なので、住所が変わるとあなたがどこに行ったのか、見込み客が迷子になってしまいます。
当然、アメブロにアクセスしても「存在しません」になってしまいますし、ペライチのページも、解約してしまったら存在しなくなってしまいます。
そこで見込み客を迷子にさせないために、下記のようなブログ運用の流れをご提案します。
ポイントは、ペライチをあなたの独自ドメインのサブドメインで運用することです。
どのような手順かは、下記の通りです。
独自ドメインを取得する 例)kotokonakano.com ペライチ用のサブドメインを作る 例) https://lp.kotokonakano.com/ ペライチはサブドメインで運用する 例)あなたのビジネスに関する情報のページ https://lp.kotokonakano.com/info アメブロをWordPressに引っ越す https://ameblo.jp/アカウント名/ → https://kotokonakano.com/ ペライチまたはWordPressで引っ越しを告知できる https://lp.kotokonakano.com/info |
この図のように移行します。
- アメブロの記事はメインの独自ドメインへ
- ペライチに掲載していたイベント告知やメルマガ登録フォームも独自ドメインへ
- ペライチで使っていた、つまり見込み客が知っているサブドメインにはアメブロから引っ越した旨と新しいURLを掲載する
こうすると迷子になる人を最小限にしつつ、アメブロとペライチから卒業することができます。今すぐ卒業しない方でも、この流れを念頭においてビジネスブログをスタートすると、後で困らずに済みます。
削除されるリスクに備えてバックアップを取っておくことや、万一削除されたときの緊急避難場所としてSNSアカウントを作っておくことも忘れずに実行していきます。
あなたのビジネスのフェーズを3つに分けて移行する
あなたのビジネスのフェーズを3つに分けて移行します。
- スタート期:アメブロとペライチで頑張る
- 中期:ペライチを卒業する!アメブロとWordPress
- 卒業期:アメブロを卒業してWordPressへ「アメブロから卒業したい」「アメブロからWordPressに引越しをする方法と手順」
これが全てではありません。
様々なバリエーションがあると思いますが、ここではこの3パターンでご案内していきます。
スタート期:アメブロとペライチで頑張る
まず、ブログ記事以外のものをどのサービスでカバーするか、ということについて触れていきます。
スタート期に必要なもの
- ペライチ:ライトプラン、3ページ、独自ドメイン持ち込みできるプラン、月1,628円
情報を載せるのはペライチのライトプランです。 - 独自ドメインで作ったサブドメイン:月換算約200円(年払い約2,000円まで)
- レンタルサーバー:エックスサーバー:スタンダードプラン月額1,320円
ペライチで情報を載せるためには、上記2つが必要になります。 - アメプレス:初期費用3,000円、月額2,980円
- ESP(メルマガ配信スタンド、ConvertKitなら1,000人まで無料)
- 信頼関係の構築に関してはConvertKitで無料でメルマガを配信します。
- SNSアカウント(緊急避難場所として)
- リンク集サービス:リットリンクやリンクツリー
緊急避難場所として上記2つを使用します。 - 販売プラットフォーム:STORESフリープラン
スタート期に必要金額(毎月)
スタート期は一番コストがかかります。トータルで約6,000円〜7,000円/月あれば、削除リスクに備えながら、そして将来の引っ越しに備えながら見込み客を取りこぼさずにスタートすることができます。
必要なもの | 月額 |
アメプレス | 2,980円(初月のみ初期費用3,000円) |
ペライチ ライトプラン | 1,628円 |
エックスサーバー:スタンダードプラン | 1,320円 |
独自ドメイン | 月換算 約200円(年払い約2,000円まで) |
メルマガ配信スタンド | ConvertKitなら1,000人まで無料 |
SNSアカウント | – |
リンク集サービス | – |
販売プラットフォーム | – |
スタート期にやること
ペライチのライトプランに契約します(約1,700円/月)。無料プランでは独自ドメインが使えないためです。
独自ドメインはペライチをサブドメインで運用するのに必要です(年間2,000円以下)。後々必要になるレンタルサーバーを先に借りることで、キャンペーンを利用して独自ドメインを無料で取得することができる場合があります。
レンタルサーバーも同様に必要となります。おすすめはエックスサーバーです(約1,000円/月、持ち出し可能な独自ドメインが無料で取得できるキャンペーンをやっていることがあります)。
アメブロはアメプレスで定期的にバックアップを取ります。例えば、週に1回や月に1回など、必要だと思うペースで手動で取ってください。そしてもしアカウントがBANされてしまったら、新しいアメブロアカウントを作って、取っておいたバックアップで復旧をします。とても簡単なので安心してください。
そしてペライチの方でリストビルディングをしていきます。メルマガを配信する目処が立たなくてもメールアドレスをいただいておいてください。メルマガに登録してくださる方は何らかの理由であなたに興味があるので、その方にお知らせができるようにしておきましょう。
また、何らかのSNSアカウントを作ってアメブロに掲載しておいてください。「そういえばあの人SNSやってたな」と覚えておいてもらえれば、熱心な方は探しにきてくれます。
以上がスタート期に行うことです。
中期:ペライチを卒業する!アメブロとWordPress
中期はまずペライチを卒業します。ペライチに載せていた固定の情報だけをWordPressに移す、というところから始めていきたいと思います。
ペライチを卒業する中期に必要なもの
スタート期と同じく、アメブロでできない要素のカバーは以下を使用します。ちなみに、固定の情報はペライチにあります。
- 独自ドメインで作ったサブドメイン:月換算約200円(年払い約2,000円まで)
- レンタルサーバー:エックスサーバー:スタンダードプラン月額1,320円
- アメプレス:初期費用3,000円、月額2,980円
- ESP(メルマガ配信スタンド、ConvertKitなら1,000人まで無料)
- SNSアカウント(緊急避難場所として)一番のオススメはTwitterです。アカウントを持っていない人でも見ることができるからです。Facebookは登録している人のみしか個人のアカウントを閲覧できないため有効ではありません。
- リンク集サービス:リットリンクやリンクツリー
- 販売プラットフォーム:STORESフリープラン
ペライチを卒業する中期に必要金額(毎月)
中期にかかるコストは少しお安くなり、約5,000円/月です。
では何が必要かというと、
アメブロ+アメプレス(月2,980円)
レンタルサーバー(約1,000円)
独自ドメイン(月換算約200円)
などです。
必要なもの | 月額 |
アメプレス | 2,980円(未契約の場合は初月のみ初期費用3,000円が別途必要) |
エックスサーバー:スタンダードプラン | 1,320円 |
独自ドメイン | 月換算約200円(年払い約2,000円) |
メルマガ配信スタンド | ConvertKitなら1,000人まで無料 |
SNSアカウント | – |
リンク集サービス | – |
販売プラットフォーム | – |
ペライチを卒業する中期にやること
まず、WordPressをインストールして設定をします。そしてWordPressの中にペライチで作っていたLPなどを手動で移していきます(コピペで大丈夫)。「LPをどう作ればいいか分からない」という方は別のコースを参照していただければ良いのですが、LP機能のあるWordPressテーマを使うと簡単に出来ます。
テーマに関しては、無料のCocoon(コクーン)で始めると良いと思います。Cocoonは機能が豊富で様々なデザインが提供されています。最初は無料のもので始めて、気分転換なども兼ねてテーマを変更するのも良いかと思います。
また、カラフルというWordPressにLPを作るのに特化したテーマを使用する場合、独自ドメインのサブドメインを作り、そこに専用のWordPressをインストールすることが必要です。ブログ用のドメインは一旦置いておき、ブログとは別にもう一つWordPressをインストールする必要があります。そのため、サブドメインをカラフル専用のドメインとして使っていくのが良いと思います。
もしルートドメインにカラフルをインストールすると、あとでWordPressを入れアメブロを持ってくると上書きされて消えてしまうため、分けていくということが必要です。
卒業期:アメブロを卒業してWordPressへ「アメブロから卒業したい」「アメブロからWordPressに引越しをする方法と手順」
それでは卒業期です。アメブロを卒業してWordPressへ移行します。
ここまで様々なツールを使用してきました。
アメブロ卒業期に必要なもの
ペライチを使いエックスサーバー(スタンダードプラン1,320円/月)、エックスサーバードメインのほか、メルマガ(ConvertKit)、SNSアカウント(緊急避難場所として)やリンク集サービス(リットリンクやリンクツリー)を使用してきました。また、独自ドメインで作ったサブドメイン(月換算約200円、年払い約2,000円まで)、販売プラットフォーム(STORESフリープラン)も使用しましたね。これらは卒業期でも必要になります。
アメブロ卒業期に必要金額(毎月)
卒業期にかかる費用は、なんと約2,000円/月に縮小されます。
なぜかというと、WordPress自体は無料です。WordPressをインストールして置いておくためにサーバーを借りて独自ドメインを取っておけばいいので、このコストは変わりません。
アメプレスは料金がかかりますが引っ越しをするツールがあります。そのツールを使いWordPressに引っ越してしまったあとは、解約することができます。そのため2,980円がまるっといらなくなります。
ちなみに、WordPressに引っ越したあともアメブロを取っておくというのは全くおすすめできないため、アメブロのアカウントは取っておいてもいいですが記事は全部非表示にするという風にしましょう。または、アメブロで使っていた記事はWordPressに持ってこないという選択肢もあります。
必要なもの | 月額 |
※アメプレス | 2,980円(初月のみ初期費用3,000円)、移行後は解約できる |
エックスサーバー:スタンダードプラン | 1,320円 |
独自ドメイン | 月換算約200円(年払い約2,000円) |
メルマガ配信スタンド | ConvertKitなら1,000人まで無料 |
SNSアカウント | – |
リンク集サービス | – |
販売プラットフォーム | – |
アメブロ卒業期にやること
WordPressにコーポレートサイト(あなたに関する情報や商品・価格等に関する情報などを集約しているもの)、アメブロのブログ記事、LPの3つを持ってきます。
そして独自ドメイン、レンタルサーバーは変わらず必要です。
では「WordPressはバックアップしなくていいのか」と言われるとそうではありません。WordPressでのバックアップはプラグインというもので取っていきます。これについてはWordPressの詳しいコースで学んでいただきたいと思います。
まとめ
ここまで、スタート期・中期・卒業期を見てまいりました。
あなたのスキルが上がれば上がるほど、金銭的なコストは低くなります! 頑張っていきましょう。