無料ツールでよい場合と有料ツールにすべき場合の判断基準

執筆者 | 10月 28, 2022 | オンライン講座の作り方

円安できっついですねえ…。

私の商品を買ってくださっている方を直撃するのは、teachableという自分のオンラインスクールを持つためのシステムと、動画編集ソフトのCamtasiaあたり。円安の影響を受けて、日本円では今までの約1.5倍の価格になっています。

とはいえ、商売道具ですから使わないわけにはいきません。特に最近「無料ツールではダメですか?」と尋ねられることが多いので、私の判断基準をお伝えしておきます。

海賊版は論外

当たり前の話すぎて申し訳ないのですが、海賊版を使うのは論外です。「それは悪いことだから」という面もあります。違法です。

それ以上に、海賊版には大きなリスクがあるからです。マルウェアといって、そのソフトをインストールした途端にあなたのパソコンの中で悪さをするプログラムが仕込まれていることがほとんどです。厄介なのは、こういったマルウェアはウイルス対策ソフトで検出されません。だから「大丈夫そうだな、インストールしよう」と思ってインストールしてしまったら、バックドアが作られて、そこから遠隔操作をウエルカムしてしまっていたり、あなたの情報が漏れたり…怖いことが起こります。詳しくは「マルウェア」で検索して知っておいてください。

ツールを選ぶ基準はユーザーの多い有料ツール

新しいツールの使い方を学ぶのは大変なことです。最初はどのメニューがどこにあるか?を探すだけでも大変ですよね。使いこなせるようになるまでにかかる時間を私は「学習コスト」と考えています。この学習コストは小さければ小さい方がいいですよね。すぐに使えるようになると挫折しにくいです。

では、どうやったらすぐに使えるようになるかというと、わからないことが早く解決できるのが条件です。例えば動画編集なら「カット編集 やり方」「モザイク かけ方」といった検索キーワードに編集ソフト名を加えて検索したときに、解決策がたくさん表示されることが重要です。それもできれば日本語で。

解決策がたくさん表示されるのは、使っているユーザーが多くて、情報発信している人も多いツールの証です。使っているユーザーが多いと、新規ユーザーも増えるので、検索して出てくる情報も新しいメリットがあります。マニアックなツールだと、限られたユーザーしかおらず、その人たちが情報発信をやめたらもう検索エンジンでは見つけられないことになってしまいます。

最初はコストを抑えたい。その気持ちはわかります。そりゃそうです。起業初期なんてお金が出ていくばっかりですもの。

でも考えてみてください。コストを抑えたいから苦労して無料ツールの使い方を覚えたとします。でも、無料ツールが開発やアップデートをやめてしまったら使えなくなります。すると…、そう、また新しい別のソフトを採用して使い方を覚えなければなりません。ここで学習コストが2倍になってしまうんです。

さらに、学習コストが2倍になるだけでは済まないのです。作業フローも変更しなければならなくなります。

例えば私はスライド動画を作るときにパワーポイントを使っています。もう10年くらいずっとパワーポイントです。昨年、Canvaでやってみようかなと試してみました。ひな形となるスライドを作ってコピーで増やす、それを書き換えていく…という今までの作業フローではうまくいきません。使うソフトを変えたら、作業フローまで変える必要がありました。結果的にものすごく遠回りをしないとコンテンツが作れなくなってしまった。「めんどくさ~~~!!」

時間が無駄にかかる、めんどくさいことにぶち当たる。それでもあなたは無料にこだわりますか? 私はめんどくさいことがきらいなので、有料ツールを買うことで回避できるなら買います。

無料ツールを選ぶのはコンテンツの仕上がりと、かかる時間に影響のないもののみ

そうはいっても、私も無料ツールを使います。

私が無料ツールを使う条件は、無料ツールであっても、コンテンツの仕上がりと、かかる時間に影響のないものである場合のみです。

例えば、テキストエディタやCanvaあたりは無料で使っていて問題がないと思います。

まとめ:ビジネスで使うツールを選ぶ際の考え方

  • 有料ツールの方が解決が早い、節約のために時間をかけるよりもいかに早く商品を作って費用を回収するかを考える方が建設的
  • 何でも買えばいいというのではない
  • 必要なものは買う、最低限買った費用を売上で回収する、だってビジネスだから

それから、覚えておいてください。英語圏の商品やサービスは10月末または11月から始まるブラックフライデーとサイバーマンデーでアホみたいにディスカウントされます。気になっているツールやWordPressテーマ、プラグインなどがあれば、いつセールをするかアンテナを張っておきましょう。アホみたいに、というがどれくらいかというと、半額になるくらい。少なくとも25%はディスカウントされるので、見逃さないようにしておきましょう。

私の使っているツールやサービスをまとめたリソースリストも参考にしてみてください。