ほら~、専門家である必要はやっぱりないんですよ。
- 専門家じゃないことがむしろ強み
- 不況の中でアドセンスブログを選んではいけない
- 英語圏で勧められているオンラインシフトはオンラインコース+リストマーケティング
- 専門家でない私たちにしか解決できない問題もある
- ブログに書くことをオンラインコースに変換しよう
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専門家じゃないことがむしろ強み
2020年8月のある日、テレビを見ていました。
将棋の藤井聡太七段、ご存じですよね。
土曜日のテレビ番組で藤井七段がどれだけすごいのか?を、芸人のヤナギブソンさんが解説していたんです。
これが面白かった!
これね、将棋のプロが解説すると途端にわかりにくくなるじゃないですか。
その理由は、一般ピーポーとは「ここまでは知ってるでしょう?」の前提が違いすぎるから。
だけどヤナギブソンさんなら「そもそも将棋のタイトルとはゴルフの四大大会みたいなものである」「まず羽生さんがどんくらいすごいのか、そこに藤井さんがどれだけ肉薄しているのか」から入ってくれる。
専門家でない強みはこういうところにあります。
例えば日常生活で「そんなに付き合いのない親戚のお祝いにいくら包む?」というシチュエーション、ありませんか。
私はそんなことを冠婚葬祭のプロには聞きたくない。プロの知識は「一般的」すぎるし、時代によって変わるものでもあるからです。高齢の専門家の意見は今の時代にそぐわないことも多い。
だから同年代で同じ経験をしていそうな子に尋ねるのが一番だと思ってる。「自分よりも人付き合いに詳しい」ってだけでいい。これが「一歩先行く先輩」ですよ。
もう少しだけ専門的なことを知りたいときは、ちょっと顔を知っている人がいいな。
普段から親しんでいるお店の人。美容師さん、服屋さん、歯科衛生士さん、パン屋さん、お惣菜屋さん。プロだけど、こっちに下りてきてくれる人。一般ピープルでもわかる言葉で教えてくれる人。
教えてもらったことに対して「お礼」をお支払いしたい。
不況の中でアドセンスブログを選んではいけない
パンデミックの後、日本でも多くの失業者が出ると言っている。数万人、数十万人、いや百万人だ、言う人によって数は違う。どうなるんだろう。
私は幸い雇用されていないし、店舗も持っていない。でも自分がその立場だったらどうするだろう、と2020年からずっと考えているんです。
私はパンデミックの始まりからこう言っていました。多くの稼ぐ系販売者さんみたく「今こそネットビジネスですよ!」なんて言えない、って。
今だから言えない。困っているところにつけ込むようなのはなんだか違うと思う。
ちゃんと選択肢がある中で積極的に選ぶならいいけれど、ネットビジネスなんて、切羽詰まっているときに選ぶものではないですよね。だってまともに稼げるようになるまでどれだけ時間がかかるのかわからないんだから。
こう思うとSEOがもっとゆるかったときはよかった。アドセンスというおすすめがあったもの。固定費が低くてリスクがほぼゼロだから。
でも今は、アフィリエイター歴の長い人、SEOに詳しい人ほど「やめとけ」って言ってる。アフィリエイトなんかやめとけ、ブログで稼ごうなんてやめとけ、って。
私も今はお金を稼ぐための選択肢としては、アドセンスブログを勧めることができません。
英語圏で勧められているオンラインシフトはオンラインコース+リストマーケティング
コロナの影響から回復しない英語圏で何が勧められているかというと、オンラインシフトです。オフラインでしか商売をやっていなかった人に、オンラインの収益を持ちなさいと言っている。リストマーケティングしなさいと。
リストマーケティングができれば、どうなる?
実体のある「物」を扱う商売ならネット通販ができる。
物を扱わない先生業や講師業、文化系や運動系のコーチ業は、オンラインコースや1:1のオンラインレッスンを販売できる。
人に直接触れることでしか商売にならない業種もありますよね。私がやってきたリハビリテーションもそう。美容師さんも同じくお客様の髪に触れないと技術が発揮できません。
でも、技術の一部をオンラインコースにして販売することはできる。「家の中でできるリハビリテーション」、「伸びた髪をアレンジする方法」「髪質別ケア方法」「お子さんの髪を家庭で安全にカットする方法」。
美容師さん、服屋さん、歯科衛生士さん、パン屋さん、お惣菜屋さん。プロが、ちょっとこっちに下りてきて教えてくれたらうれしいな、という場面、たくさんありますよね。
物理的な商品なら通販をやる、無形サービスの販売者はオンラインコースを作る、というのがマシじゃないかなーと思うのです。あなたはどう思いますか。
専門家でない私たちにしか解決できない問題もある
「一歩先行く先輩」もそうです。
以前ご紹介した「子育て」ジャンルなんかその最たるもの。専門家でなくていい。行き詰まっている私の心情をわかってくれて、現実的なアドバイスをくれたらそれで十分、ってことあるじゃないですか。
健康なお子さんでもお母さんたちは煮詰まるし、お子さんに何らかの特性がある場合は特に。
あとは介護。介護そのものもだけど、介護にまつわる人間関係もきつい。私も先日、義兄とやりあってしまった。普段なら言わずに流せることが流せなくなるのね。「そうおっしゃいますけど、それを言うならわが家だってあのとき…!」と過去にさかのぼって、言わなくていいことを言ってしまう。
こういうの、専門家は解決できないんです。その経験をした人にしかわからない。どうやって切り抜けたか、あるいはやらかしたか。「他の人がどうしたか」「みんな、どうやってるの?」を知りたいんですよね。
進学や就職、転職、結婚、離婚、嫁姑なんかもそうね。ダイエットや筋トレだって個体差と悩みの種類に分ければニッチを狙うことは十分に可能です。
ブログに書くことをオンラインコースに変換しよう
今まではそういった情報を発信をするのにブログがよかった。ちゃんと検索結果に出てきたから探している人に届けることができたし、ブログを書いている人も収益化できた。
でも今のアルゴリズムでは、検索しても個人の体験記には出会えない。出会えないということは、届かないし、収益化もできないということ。
だからこそ、オンラインコース+リストマーケティングが次の解じゃないかな、と思うのです。あなたは今までさんざんブログを書いてきましたよね。それをそのまんまデジタルコンテンツに変換するだけ。そしてメルマガで売るだけ。とてもシンプルです。
ブログに書いてきたことなら、PDFにするのも、音声にするのも、動画にするのも簡単でしょう?
イメージがわかない!という声に応えて、「誰でもできるコンテンツとコンサルテーション販売」というミニ講座を2019年に行いました。専門家である必要はないし、顔も名前も出さなくて大丈夫。講座のスライドを見てみませんか?