ここではアメブロをビジネス目的で使う場合のメリットとデメリット、リスクについてお伝えします。
アメブロには独自のルールがあります。アメブロを内と外の側面から考えてみるとよくわかります。
WordPressなどで独自ドメインを使っている私は、アメーバブログのことを「アメブロ村」と呼ぶことがあります。なぜかというと開かれたブログのようでありながら、独自の閉じた空間である面もあるからです。「SNS的なブログサービス」と表現する人もいます。ここではその特徴によるメリットとデメリットからお伝えしていきます。
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アメブロのメリットは無料で簡単であること
アメブロのメリットは次の通りです。
- 無料で運営できる
- パソコンやネットが苦手でも使える
- アカウントを作るだけですぐに始められる
- デザインが簡単!
- 保守管理をアメブロがやってくれる
- SNS的なブログサービスである
- アメブロの中では認知が得やすい:30代以上の女性がターゲットである商品やサービス、特に趣味の教室、女性や主婦向けセミナー、占いやスピリチュアル系、カウンセリングなどが向いている
- アプリがあるので見てもらいやすい:入り口が一箇所なので独自ドメインのブログのようにブックマークしておく必要がない
- 初期からPVがあるのでモチベーションが続く
アメブロの最大のメリットは無料で運営できることです。有料プランもありますが、ほとんどの方は無料で運営されています。特にビジネス初期の費用を抑えたい時期にはありがたいことですよね。まだ売り上げが上がっていないため、お金は出ていく一方です。コストを抑えられるのはありがたいですよね。
次に、パソコンやネットが苦手な人にも使いやすいことが挙げられます。メールアドレスとパスワードを用意してアカウントを作るだけで始めることが可能です。ブログのデザインも用意されたテンプレートから選ぶだけでOK。カスタマイズしたいという方もいますが必須ではありません。ブログやホームページで面倒な保守管理も自分でやる必要がありません。ブログを書く、その一点に集中することができます。これは本当に大きなメリットです。
また、私が「アメブロ村」と呼ぶことがあるくらい、アメブロは「SNS的なブログサービス」です。「SNS的なブログサービスってどういう意味だろう」と思われたと思います。「アメブロ村」の村というのは、英語で言うとビレッジという、一つの集落・かたまりというような意味です。フォローする、いいねをするなどアメブロだけの機能やサービスがありますから、つながっていきやすいわけです。そのため、アメブロ村の中で認知が得やすいというメリットがあります。特に30代以上の女性がターゲットである商品やサービス、趣味の教室、女性や主婦向けセミナー、占いやスピリチュアル系、カウンセリングなどはアメブロが向いていると感じます。
他にも見逃せないメリットがあります。これはWordPressブログなど独自ドメインのブログやサイトを運営してみないと実感できないことですが、見込み客となるユーザーはアメブロにアクセスしさえすれば、気になっているブログを見に行きやすいというアクセスのしやすさがあります。独自ドメインの場合、URLを覚えてもらうかブックマークしてもらわないと「あのブログ、どこで見たかな?まぁいいか」となって、再訪問してもらえない弱みがあるんです。でもアメブロなら、フォローさえしておけば迷わず再訪問できる手軽さがあります。そしてアプリがある、つまり入り口が一箇所にまとめられていて明確であることもアクセス増につながります。これはユーザーが迷子にならないからです。
こうしたSNS的な機能のおかげもあって、ブログ開設の初期からアクセスがあります。初期からPV(アクセス)があるというのは、とても大きなことなんです。ブログを運営していて何がつらいって、記事を書いても書いてもなかなかアクセスが来ないこと。ブログを更新したら誰か読んでくれたかな?って期待するじゃないですか。なのにアクセス解析を見てもゼロゼロゼロ…ゼロの行進なんです。これで心が折れてブログを更新できなくなる人が大半です。どれくらいゼロが続くかというと、このコンテンツを作っている時点のGoogleのアルゴリズムでは、独自ドメインを新しく取得してWordPressのブログを開設した場合、半年から一年間はアクセスがないと覚悟しなさい、と言われています。つまり半年から一年間はゼロが続く、つまり誰も読んでくれないことを覚悟して、それでもブログを書いていきなさいということなんです。でもアメブロならブログを開設して数日目で何人かはアクセスしてくれるのです。PV1やPV2など、数字として表れます。そのためブログ更新のモチベーションが続きやすいというメリットがあります。ブログは継続することが重要です。その継続をメンタル面で助けてくれるサービスだとも言えます。
アメブロのメリットはこの3点です。
- 無料で運営できる
- パソコンやネットが苦手でも使える
- SNS的なブログサービスである
アメブロのデメリットは集客できないこと
さて、メリットの次はデメリットをお伝えします。アメブロの「内」と「外」で分けてデメリットを見てみましょう。
一言で言うと、アメブロは集客が難しいことが最大のデメリットです。
アメブロでは集客できない:「内」の問題
ここでは以下の5点を挙げてみました。
- あなたの顧客層がアメブロにいない場合がある
- Facebookはシニア、TikTokは若年層というふうに、ネットのどこにどんな属性の人がいるかの傾向がある
- アメブロユーザーに多いのは、女性、ファミリー、暮らし、闘病、あまり若くない起業家
- 同業者(競合)が多い
- ジャンルによっては競合が多すぎるため公式ジャンルランキングの上位を目指すのも難しい
- アメブロ村でしか認知が得られにくい(ユーザー層の偏り)
- 記事を書く以外の努力が必要
上記についてお話していきます。
まずは「あなたの理想の顧客はアメブロにいますか?」という質問をさせてください。SNSや各種ブログサービスにはそれぞれ一定の属性をもつ人が多い傾向があります。例えばFacebookを使うのはシニア寄り、TikTokは若年層、というふうに偏りがあります。アメブロユーザーに多いのは、女性、ファミリー、暮らし、闘病、あまり若くない起業家(少なくとも20代はあまり見かけない)という属性です。ですから、あなたの理想の顧客がそういった属性であればアメブロでブログを書くのは向いていると言えます。そうでない場合は考え直した方がよいでしょう。
ただ、一方で、その偏りがあるために、アメブロには同業者、すなわち競合が多いという面があります。アメブロ向きのジャンルをやっている人が集客のためにアメブロで情報発信するからです。そうなるとアメブロのメリットであるランキングの上位を狙うことが難しくなります。アメブロの中で認知を取りたい、というためにやっているのに、なかなか上位に食い込めないということですね。アメブロにいても競合が多すぎるために見込み客にあなたを見つけてもらいにくいのです。商売敵とお客さんを取り合うことになるわけです。
また、アメブロ向きのジャンルでビジネスをしていても、アメブロでやっている限り、アメブロユーザーにしかあなたを認知してもらいにくいという弱みがあります。SNS的な閉じた空間であることが逆にデメリットになるのです。アメブロにいる人はあなたのことを知っている、でも同じように理想の顧客像であるにもかかわらずアメブロを使っていない人にはあなたのことが知られません。これは閉じた空間ゆえのデメリットです。
当然ながら、あなたの理想の顧客がアメブロにいる属性でない場合は集客できません。可能性はゼロではありませんが、相当難しくなります。アメブロのメリットを得られないだけでなく、アメブロの閉じた空間によるデメリットを受けるからです。
最後に、アメブロの中で集客するなら記事を書く以外の努力が必要です。これはどういうことかというと、アメブロがSNS的な閉じた空間であるメリットを活かそうとすると、読者登録申請(フォロー)して周るとか、いいねして周るなど、つながりを作る作業をしなければなりません。さらにつらいのは、こうしたいわば営業活動が実際に集客につながるかどうかはやってみないとわからないということです。記事は書かなきゃいけない、実を結ぶかどうかわからない営業活動もやらなければならないつらさがあります。
ここまでがアメブロの「内」の問題です。
- あなたの顧客層がアメブロにいない場合がある
- 同業者(競合)が多い
- ジャンルによっては競合が多すぎるため公式ジャンルランキングの上位を目指すのも難しい
- アメブロ村でしか認知が得られにくい(ユーザー層の偏り)
- 記事を書く以外の努力が必要
アメブロを使っているとSEO対策が難しい:「外」の問題
次にアメブロの「外」のデメリットを見てみましょう。2点挙げてみました。
- アメブロでもWordPressと同じようにSEO対策をした記事を書く必要がある
- WordPressに比べて検索エンジンからの流入が難しい
- 同一ドメインでは2記事しか表示されない
※現時点での決まり=同じ検索キーワードに関する記事を書いたときにアメブロ内で上位2位までの質の高い記事を書かないと検索結果に表示されない - アメブロはドメインが共通なので一つのドメインを大人数で取り合うことになる
https://ameblo.jp/アカウント名/
※WordPressやHTMLサイトは独自ドメインなので自分で独占できる
- 同一ドメインでは2記事しか表示されない
まず1点目です。SEOとは何かをご存じでしょうか。SEO(Search Engine Optimization)は「検索エンジン最適化」と翻訳されます。検索エンジンというのは、GoogleやYahoo!のことです。それに最適化することを指します。つまりブログ記事を書いて、それが検索エンジンで上位表示されるようにする様々な施策を最適化と言います。
例えばキーワード選定ですね。先ほど「産後ダイエット 簡単」という例を挙げましたが、そういったキーワードに対して適した記事を書くとか、検索エンジンで上位表示されるような記事タイトルを作るとか、記事の見出しを設定するとか、ディスクリプションという抜粋文を作るとか、様々な施策のことをSEOと言います。そのため「SEO対策」というと「最適化する対策」というふうに変な日本語になってしまうんですが、SEO対策と言った方がみなさん理解しやすいので、ここではあえてこういう言い方をします。
あなたの書いた記事が検索した人のキーワードに対して上位表示されて、検索エンジンからの流入をするための様々な対策を指していると考えてください。これはアメブロであろうとWordPressであろうと独自ドメインで作った他のサイトであろうと、みんな同等にSEO対策をした記事を書く必要があります。
加えて、アメブロの場合、検索エンジンからの流入が難しいという「外」の問題があるということをお話していきます。
まずアメブロでもWordPressと同じように、SEO対策した記事を書く必要があります。アメブロ特有の機能であるフォローやいいね、ランキングなどの機能だけで集客できない場合、アメブロの外からのアクセスを集める必要があります。
そうなると必要になるのがSEO、検索エンジン最適化という施策です。あなたの理想の顧客が知りたいこと、問題の解決策を見つけるためにGoogleやYahooなどの検索エンジンで検索したときに、あなたのブログ記事が上位表示(できれば1位)されるように最適化するようにしなければなりません。具体的には適切な検索キーワードの設定、「これを読めば解決できそう」と見込み客がクリックしたくなる記事タイトルの設定、検索意図にマッチする記事を適切に書くことなどです。SEOについては別途、詳しく学んでください。とにかくアメブロで通用している記事でも、アメブロの外からアクセスを呼ぶには不十分だということを知っておきましょう。
では2点目、WordPressに比べて検索エンジンからの流入が難しいというのはどういうことでしょうか。
検索エンジンに最適化した記事を書けばアメブロの外からもアクセスを狙えるか?上位表示できるか?というと、ここでもアメブロであることが足かせになります。独自ドメインよりもデメリットがあるのです。
それは何かというと、このコンテンツを作成している時点では、こんな決まりがあります。
「同じキーワードの検索結果には同一ドメインでは2記事しか表示されない」。
こういう決まりのことをアルゴリズムと呼びます。覚えておいてください。検索エンジンがどういう基準で記事を上位表示させるか?のルールのようなものです。アルゴリズムは検索エンジン、例えばGoogleの意向次第でどんどん変わるので、永遠にこうだとは言えませんが、少なくとも現時点ではこうなっているというお話をします。
アメブロのブログのURLは https://ameblo.jp/アカウント名/ ですよね。この「https://ameblo.jp/」というドメインにある記事のうち、2記事しか表示しないよ、という決まりなのです。例えば「ワーママ 家事 時短」というキーワードで書かれた素晴らしい記事がアメブロ全体で150記事あったとします。それでもアメブロの中からは2記事しか表示されないのです。
そしてもう一つのアメブロのサービスである「Ameba Ownd」はドメインが違います。「 https://ameblo.アカウント名.com/ 」なので別カウントになるかと思いますが、アメブロにせよ、noteにせよ、seesaaブログにせよ、「同じキーワードの検索結果には同一ドメインでは2記事しか表示されない」という決まりに従いますから、競合との闘いに勝たなければならないのです。アメブロの中のTOP2に入る必要があります。
一方で独自ドメインの場合は、自分のドメインで2記事まで上位表示できるという点が大きく異なります。アメブロの150記事の中で1〜2位にならなければ上位表示のチャンスがないのとは確率が全く違いますよね。
もう一度まとめましょう。
- アメブロでもWordPressと同じようにSEO対策をした記事を書く必要がある
- WordPressに比べて検索エンジンからの流入が難しい
アメブロはブランディングに不利
ここまでお伝えした点を考えると、アメブロはうまく使えば楽に集客できるサービスです。それも無料でできます。
これらはメリットですが、裏を返せばこう見られるリスクもあります。
アメブロだから集客できているのであって、アメブロの外に出たら闘えない人なのではないか、つまり「アメブロ圏内にいるのはデジタルマーケティングを知らないから」だと見られるのです。あなたが集客コンサルやマーケティングを売りにしている場合、「デジタルマーケティングを知らない人なのではないか」と見られるのは最大のデメリットです。
また、アメブロが簡単に使える無料サービスであることから、広告が表示されます。広告が表示されて安っぽく見えるのは、やはり弱みになります。
さらに「ネットに弱い人」「コストをかける余裕のない人」と見られ、そもそもビジネス自体がうまくいっていない人なのではないかという疑問を持たれます。ブランディングの面からいえば、芸能人ではない一般の個人が、ビジネス目的でアメブロを使っているのは不利に働きます。
アメブロのデメリットをまとましょう。
- 集客できない
- SEO対策が難しい
- そもそもビジネス自体がうまくいっていない人なのではないかという疑問を持たれるなどブランディング的に不利である
アメブロの最大のリスクは借り物のプラットフォームであること
次にアメブロのリスクについてお伝えしましょう。メリットを最大限に活かし、デメリットを乗り越えたとしても、リスクヘッジをする必要があります。これは下記の2点が挙げられます。
- アメブロは削除されることがある
- アメブロが削除されるとあなたの行方がわからなくなる
では、詳しく解説していきます。
アメブロはブログが削除されることがある
アメブロのリスクは何か、もうご存じだと思います。アメブロの最大のリスクは予告なくブログが削除されることがあるということです。
「アメブロが消えた」と耳にすることはありませんか?
「垢バン」という言い方をします。アカウントがBANされる、アカウントが削除されることがアメブロではよくあります。アカウントが削除されると今までの記事、画像、URLなどすべてが消えます。
一方で、アカウントは存在するけど特定の記事だけが非表示になる、削除されることもあるようです。それがあなたにとって上位表示されている記事であったり、ビジネス上重要な記事である場合は、非常に大きな痛手になりますよね。アカウントや記事が削除される理由はわからないことがほとんどです。アメブロ側のお気持ち次第でということや、ルールの解釈が私たちユーザー側と違うこともあるでしょう。
「無料ブログは賃貸マンション、独自ドメインやWordPressは持ち家」とよく例えられます。賃貸マンションはマンションが定めたルールに従う必要があるし、突然出ていかなければならないこともあります。このルールの変更と、突然退去を命じられることがアメブロを使うリスクです。「ルールを知りませんでした」「ルールが変わったなんて知りませんでした」と言いたいけれど、突然アカウントが削除されるのでどうにもできないのです。アメブロからのお知らせを確実に読み、規約変更については定期的にチェックすることが必要です。無料ブログだから気軽に始められるけど、こういう部分がやっぱり面倒です。でもビジネス目的で使っているなら面倒とは言っていられません。
さて、アメブロが削除される理由は知らされることがありませんが、原因と思われることがいくつかあります。これから詳しく解説していきます。
削除される原因1:アメブロの利用規約違反
最も多いであろうアメブロの削除原因は、アメブロの利用規約違反であると考えられます。違反しようと思ってやっていなくても、アメブロ側の考える規約の範囲と、ユーザーが解釈する範囲が違うこともあります。つまり「これはやってもOK」「これをやるとNG」の解釈のズレがある場合です。
削除される原因2:アメブロの利用規約改定に気づかない
次に考えられるのは、ルールにのっとって利用しているつもりでもルール自体が変わっており、それに気づかず運営していたということです。アメブロは頻繁に利用規約が変わります。極端に言えば、先月までOKだったことがNGになり、また来月OKになるという頻繁な改定を私は見てきました。特に商用利用についての利用規約は頻繁に変更されますので注意が必要です。
削除される原因3:アメブロを放置していた
また、アメブロを更新せずに放置していると消えることがあるとも言われています。基本的には、ブログを放置しているだけではなくなることはありません。ですが、利用規約にこんな項目があるのを知っていますか? Ameba利用規約 > 第8条(退会) > (3) 登録された電子メールアドレスが機能していないと判断される場合
つまり、ブログを長く放置していて、そのアカウントを作ったときのメールアドレスが有効でなくなり、なおかつアメブロからのメールを受信できる状態になっていなければ退会させられる場合もあるでしょう。
アメブロが削除されると、リスト以外はあなたの行方がわからなくなる
アメブロが削除されてあなたのブログがなくなると、具体的に何が困るでしょうか。
今まであなたが書いた記事の文章や画像、もらったコメントがなくなるのはもちろん困ります。
でも一番の損失はそういったデータの消失ではありません。
アメブロが削除されると、URLもアカウントもなくなるので、あなたをフォローしていた人のフォローリストから消えるし、あなたのブログをブックマークしていた人がブックマークからアクセスしても「存在しません」となってしまいます。そうしてあなたが行方不明になってしまうことが一番の損失なのです。
メルマガを運営して、アメブロの読者さんやフォロワーさんに登録してもらっていれば、メルマガで新しいURLやアカウントを伝えることができますが、それ以外の人は「あの人どこに行ったんだろう」とあなたの行方がわからなくなってしまいます。
これらのリスクはすべて、アメブロというプラットフォームを借りているために起こることです。アメブロに限らず、プラットフォームを借りている場合はどこでも起こり得るリスクでもあります。アメブロが悪い、ということではなく、賃貸マンションであるということが問題なんです。
上記で解説したリスクをまとめます。
- アメーバブログが削除されると今までの記事、URL、アカウントが消える
- リスト以外はあなたの行方がわからなくなる
まとめ
- アメブロのメリットは無料で簡単に運営できること
- アメブロのデメリットは集客できないこと
- アメブロの最大のリスクは借り物のプラットフォームであること
- アメブロはブログが削除されることがある
- アメブロが削除されると、リスト以外はあなたの行方がわからなくなる