さあ、アメブロとは離れますが、アメブロを卒業したい!と同時に寄せられる相談として「ペライチを卒業したい」というものがあります。また「メルマガ登録やお茶会のお知らせ、イベントの案内のLPをペライチ以外で量産したい」などと、かなり明確にご相談いただくことが多いです。そのため、一旦ここでLPについて触れておきたいと思います。
ペライチはITが苦手でも簡単にきれいなLP(ランディングページ)を作ることができる素晴らしいサービスで私は大好きですが、ペライチのドメインで運用するのはおすすめできません。独自ドメインで運用する重要性はこれまでお伝えしてきた通りです。
>>>あなたのビジネスのフェーズに合わせたアメブロの使い方と費用
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女性起業家や個人事業主のLPに必要な機能は5つ
さて、女性起業家や個人事業主のLPに必要な機能は下記のように5つあります。
- 内容を伝える
- 申し込みを受け付ける
- 連絡を取ることができる
- 決済できる
- ビジネスに必要な情報開示ができる
言い換えると、以下のようになります。
- イベントの概要を伝える画像や文章を掲載できること
- 問い合わせフォーム/登録フォーム(メルマガ、LINEなど)を設置できること
- 決済機能があること
- お申込み完了時の自動返信メール送信機能があること
- 特商法表記、特電法表記、プライバシーポリシー、利用規約などを掲載できること
これらをペライチ以外で実装する方法をご紹介しましょう。
WordPress以外でLPを作る方法
WordPress以外でLPを作る方法として、このコンテンツでおすすめしているのは、ペライチライトプラン(月額1,628円)で独自ドメインを使うことです。私が使った中でペライチ以外で使いやすいのはWixとStrikinglyです。選択のポイントは独自ドメインを使えることです。
※プラン名や金額は本コンテンツ作成時点のものです
Wixの場合は、LP機能だけでいいなら、ベーシックプランが月額900円以上です。決済をしたい場合はビジネスプランで月額1,800円以上となっています。一方Strikinglyの場合、LIMITED版というのが月額12ドル以上ということで、今このコンテンツを収録している時点ではとても円安になっているので2,000円程見ておくと良いかもしれないですね。
どのサービスを選んでいただいても良いのですが、ポイントは独自ドメインを使えることです。
ペライチ
どんなLPが作れるかというと、例えば下記の画像は2019年に私がペライチで作ったページのひとつです。
このように、「プレゼントを差し上げます。プレゼントを受け取りたい方はここ(下記画像参照)から登録してください。」というページですね。これはペライチのフリープランで作っています。「お申込みいただきますと、弊社からメールが届きます。メール内のURLをクリックするとファイルがダウンロードできます。お名前、メールアドレスを入れたら確定ボタンを押してください。」というものですね。これは当時アスメルという日本のメール配信サービスを使っていて、そのフォームを埋め込んであります。
そして下記は有料コンテンツの販売したときのセールスページです。こちらもペライチで作ることができます。
有料コンテンツの販売をする場合は、STORESにリンクを貼って飛ばしてSTORESで決済をしてもらうというふうにしていました。これがペライチの簡単な使い方です。
Wix
そして下記がWixというサービスです。Wixもとても有名ですし、様々なところでコマーシャルをやっているのでご存じだと思います。簡単にページを作ることができるページビルダーのサービスで、ペライチのような感じですね。こちらも価格帯によって独自ドメインが使えたり使えなかったりしますのでご確認ください。
Strikingly
それからStrikinglyも本当に簡単におしゃれなページを作ることができます。ウェブサイトというふうに書いてあって、複数のページを合わせるとウェブサイトになります。独自ドメインの持ち込みもできますので、プランを比較してご覧になってみてください。
WordPressテーマやプラグインでLPを作る方法
次にWordPressテーマやプラグインと言われるものでLPを作る方法をご案内します。WordPressテーマでLPを作るのには2つのパターンがあります。LP専用のWordPressテーマを使うパターンと、LP機能のあるWordPressテーマを使うパターンです。
LP専用のWordPressテーマやプラグインを使う
では見ていきましょう。
こちらがColorful(カラフル)というWordPressテーマの販売ページです。外注いらずのLP制作システム、パズル感覚、最短3分、と書いてあるんですが、こちらも非常に長く使われているWordPressテーマです。リリース8周年ということですね。
そしてColorfulには、2つパターンがあります。おすすめなのが上位版です。1クリックでLPを作成できる、カラフルテンプレ―ツというものが用意されていて、それを当てはめていくだけで、とても簡単に作れます。ページの例など、詳しくは販売ページをご覧になってみてください。テンプレートもどんどん増えていっています。買い切りのサービスなので非常に使いやすいと思います。
次にLPtoolsというプラグインがあります。LPに必要なブロックが用意されていて作りやすいですよ、という商品ですね。
>>>LPtools
DanganページビルダーはWordPressで簡単にLPが作成できます。12種類のデザイン済みのパーツを組み合わせるだけで、販売ページやスクイーズページ(オプトインページ、リスト取りのページ)がサクサク作れるんだよ、というビルダーです。
最後にLIQUID LPです。ランディングページ用WordPressテンプレートということですので、こちらもColorfulと同じようにサブドメインを用意して、もうひとつWordPressをインストールする必要があるかと思います。こちらもランディングページをサクサク作成できますよ、というふうになっているサービスです。
LP機能のあるWordPressテーマやプラグインでLPを作る
先ほどまではLPを作ることに特化したサービスをご案内しました。ここからは、LP機能が含まれているWordPressテーマ、つまりブログをご紹介します。WordPressブログを運営しながら、その一部として固定ページでLPを作ることのできるWordPressテーマがあります。同じドメインの中でブログもLPも管理できるのが便利です。
あくまでも参考としてご紹介しますので、導入するかどうかはご自身の判断でご検討ください。
下記がTHE・THORというWordPressテーマです。こちらにLPを作る機能が既に含まれています。そのため、ブログを更新しながら、リストビルディングのための登録ページ、お茶会のご案内の告知ページなどを同じドメインの中に作ることができます。
下記がオープンケージのSTORK19です。オープンケージのシリーズは私も何個か使いましたが、とても操作感がわかりやすいです。LPを作る機能もあります。
>>>STORK19
次はTCDさんのシリーズです。ランディングページが含まれているテーマと含まれていないテーマがございますので、じっくりご覧になってみてください。TCDで検索すると、様々な魅力的なページを見ることができます。
>>>TCDシリーズ
Emanonは「Web集客に特化したWordPressテーマ」ということで、見込み客を増やすという機能があります。こちらも詳しく見てみてください。
>>>Emanon(エマノン)
そしてSWELLというWordPressテーマがあります。非常に高機能でとても人気のあるテーマです。シンプルなのに高機能、ということでこんなページが作れたら素敵だなという感じがします。
>>>SWELL
ブロガーさんに人気なのがJINという下記のテーマです。シンプルですが、見た目をもっと変えることもできますし、LPの機能もついています。
>>>JIN
ここまでが日本語のサービスです。
英語圏のWordPressテーマ
下記がASTRAというWordPressテーマです。ブログを更新していくことももちろんできますし、魅力的なLPを簡単に作ることができます。私も使っています。
>>>Astra(無料)
>>>AstraPro(有料)
そしてDiviです。Diviは私も使ったことのあるWordPressテーマです。世界中で一番ユーザーの多いWordPressテーマで、様々なことができます。魅力的なテンプレートも用意されていて、LPを作ることもできます。
>>>Divi
LPを作ることのできる英語圏のWordPressプラグイン
LPを作ることのできる英語圏のWordPressプラグインのうち、ユーザーの多いのがElementorです。Elementorの情報は日本でも大分増えてきました。プラグインなんですが、簡単にパーツをチョイスして魅力的なぺージ、フォームを作っていくことができます。私も使っています。
>>>Elementor(無料)
>>>ElementorPro(有料)
メルマガ配信スタンドのLP機能を使う方法
ConvertKit など、英語圏のメルマガ配信スタンド(Email Service Provider、ESP)には簡単におしゃれなLPや登録フォームを作る機能があります。
下記がConvertKitというメール配信サービスのトップページです。ここに見えているものが、ConvertKitが用意してくれているLPのデザインですね。LPも作れますし、登録フォームも作ることができます。
ランディングページの写真などは自分の持っているものに差し替えることができますし、色も簡単に変更することができます。見た目は英語ですが日本語を打つことができます。
またランディングページだけでなく、フォームも作ることができます。写真入りのフォームもいくつか用意されていて、簡単にかっこいいフォームを作ることができます。そして作ったものをWordPressやHTMLサイトなどに差し込むこともできます。
決済機能のあるシステム(LP・セールスレター、決済、納品)のLP機能を使う方法
英語圏のシステムには、決済機能をもつLPを簡単に作れるものがあります。決済だけでなく、デジタルコンテンツの納品も可能です。
例えばこれからご紹介するClickFunnelsは、セールスファネルというものを作る、販売ページを作る、そして決済を受けることができるサービスです。決済に強いLPや販売ページ、オプトインページ、セールスファネルを実装できます。
それからTeachable、Kajabiと言って基本的にはデジタルコンテンツを販売したり、コーチングを販売して、そこで納品も済ませられるというサービスがあります。
下記の画像がClickFunnelsのトップページです。少しギラギラした感じがありますが、私のセールスページもClickFunnelsでほとんど実装しています。女性的なページを作ることもできます。
>>>ClickFunnels
それからTeachableは、オンラインスクールシステムのサービスです。工夫すればTeachableでリストビルディングだけをすることも可能ですし、もちろん決済を受けることもできるし、デジタルコンテンツを販売する、そしてここで視聴してもらう、納品も完了するということができます。
>>>Teachable
Teachableと似たようなサービスとしてよく比較されるものでKajabiというものがあります。これも英語圏のオンラインコースを販売している先生たちとか、あるいはコーチングを提供している人たちに人気のサービスです。
>>>Kajabi
ゆっくりとご覧になって比較してみてください。またClickFunnels、TeacableやKajabiというサービス名で検索するとYouTubeに様々な情報があるので、そちらも合わせてご覧になるとイメージが湧きやすいかと思います。
まとめ
「ペライチから卒業したい」メルマガ登録、お茶会などイベントの案内に使うLPを量産する方法をご案内しました。
- WordPress以外でLPを作る方法としてペライチ、Wix、Strikingly
- WordPressテーマやプラグインでLPを作る方法としてLP専用のWordPressテーマやプラグインを使う場合とLP機能のあるWordPressテーマやプラグインでLPを作る場合
- メルマガ配信スタンドのLP機能
- 決済機能のあるシステム(LP・セールスレター、決済、納品)のLP機能を使う方法