My Roots
作業療法士であるわたしがオンラインビジネスをやっている理由
医療機関で20年以上の臨床経験
高校生のときに知った作業療法士。念願叶って国家資格を取得し、様々な分野で患者さんやご家族とかかわってきました。病気やけがでリハビリテーションの必要な急性期の方、精神を病んだ方の社会復帰、退院してからの在宅医療。結婚後はパート勤務もしてみましたが、中途半端にしか患者さんとかかわれず、臨床を諦めました。
1990
私のルーツは作業療法士です
2018
オンラインコースビジネスは、資産となるデジタルコンテンツを作ることで時間と収入を生みます
オンライコースビジネスへ
結婚退職をきっかけにオンラインビジネスを始めました。家の近くに働ける場所がなかったのです。社会とつながれないことに絶望しました。2018年からオンラインコースを軸としたオンラインコースビジネスをしています。
My Roots
「命が助からんほうがよかった」
「先生には悪いけど、こんなことになるんやったら命が助からんほうがよかった」
「命が助かっても、こんな生活しか送れないなら生きてる意味がない」
作業療法士の免許を取得して在宅リハで勤務していた20数年前に、担当した患者さんに言われた言葉です。
脳梗塞で倒れた40代の大黒柱の男性。
一命はとりとめたものの、身体に障害が残りました。仕事に復帰することはできません。リハビリ科で機能訓練を続けたけれど、元の身体に戻ることは望めない。
退院して自宅に帰ってきましたが、やることがない。行くところもない。話す相手は奥さまだけ。仕事人間だったその方は、復職できないために自尊心もボロボロになってしまいました。
何もせずに一日が過ぎていく毎日。
命が助かっても、何もすることがない人生は拷問に等しいのだとその患者さんから教わりました。
在宅リハの作業療法士として何かできないか、QOL、つまりQuality of Life~生活や人生の質~が向上する方法はないかと悩みました。せめてどこか行き場がないかと地域の保健師さんとも相談しました。
「病気になって障害を持ったのはつらいけど、まぁ助かってよかった」と思えるようにならないだろうか。もう一度生きる意欲を取り戻してもらうすべはないだろうか。
しかし「制度の谷間」にいる人の行き場はありませんでした。
介護保険はできたけれど
介護保険ができて、その頃よりはマシになりました。
障害者総合支援法によって救われる疾患も増えました。
とはいえ、対象外の疾患もまだ多く、難病に指定されていない疾患の方は制度の恩恵を受けることがほとんどできません。
外に出られなくても、おふとんの中でも
制度の谷間はふさがらないけれど、通信インフラが劇的に良くなりました。
スマートフォンなら、手のひらの中で世界中とつながることができる。
また、それに伴って個人がどんどん情報発信をしたり起業できるようになりました。
どんな障害の方でも、そのご家族も、経済的な基盤を得ることや人とのつながりを持ち続けることがオンラインを通じてならできるのではないか。
外に出られなくても、お布団の中にいても、人とつながることができるのではないか。
「まぁこの人生も悪くないかな」
よく言われる「病気になったから出会えた人がいる」「障害を得て人のやさしさに触れることができた」「人生で起こることにはすべて意味がある」という言葉を否定はしません。
ですが、とてもそうは思えない時期や、そうは思えない状況が続くことも多々あります。
誰だって健康なまま人生を生きられたらそのほうがいい、というのが本音ではないでしょうか。
だから当事者やご家族の方に、そんな綺麗事を要求することなど、わたしにはできません。
けれど、「先生には悪いけど、こんなんやったら助からんほうがよかった」ではなく、「病気になって障害を持ったのはつらいけど、まぁこの人生も悪くないかな」と少しでも感じられるようになっていただけたら。
障害や病気がなくても
インターネットを使い始めてみると、思うように生きられないのは、障害や病気を抱える人だけではありませんでした。
子育てや介護のために、外に出たくても出られない人がいる。やりたくない仕事から抜け出せないでいる人もいる。かつてのわたしのように、働きたいのに働く場所がなくて悶々としている人もいる。
そんな「今、思うように生きられないでいる」方々のお手伝いがしたいと思っています。
わたしは、あなたがあなたらしく生きるためのツールとしてインターネットを活用するお手伝いをします。
「できない」を「できた!」に変えるプロです
もう臨床に戻ることはないので、患者さんのお役に立つことはできません。
でもわたしは20年以上作業療法士として、患者さんの「できないことをできた!に変えてきた豊富な経験」を活かしたサポートに高い評価をいただいています。
「ITの専門用語が苦手」でも大丈夫。「もっとビジネスをスケールさせたい」方はお気軽にご相談ください。