このモジュールでは、オンライン講座作成に必要な道具を揃えることをお伝えしていきます。このレクチャーは、動画作成・動画編集に必要な機材についてです。今回の「動画」はもっとも簡単な、顔出しをしない画面録画でオンライン講座を作ることを想定します。顔出しをしない画面録画はスライド動画、スクリーンキャプチャー、スクリーンキャスト動画とも言われます。
Table of Contents
顔出ししないスライド動画を作るのに必要なものはたった4つ
顔出ししない画面録画(スライド動画)でのオンライン講座を作るのに必要なものはたった4つです。
- パソコン
- マイクまたはヘッドセット
- プレゼンテーションソフト
- 録画・動画編集ソフト:Camtasia (カムタジア)
では詳しく見ていきましょう。
パソコン
オンライン講座を構成する動画を作る場合はスマートフォンだけでは限界があります。スライドを作る、音声をのせる、編集するにはパソコンがあるほうが断然ラクです。WindowsでもMacでもかまいません。
マイクまたはヘッドセット
パソコンにも集音機能(マイク)がついていることが多いですが、オンライン講座用のマイクとしては使い物になりません。外部接続のマイクまたはヘッドセットを用意しましょう。USB接続のものを使えばパソコンに差し込むだけなので簡単です。
プレゼンテーションソフト
スライドを作るための、プレゼンテーションソフトが必要です。アニメーション等を使わない場合や操作系の解説がメインの講座を作る場合はタイトルスライドを静止画像で代用することもできますが、プレゼンテーションソフトがある方が作りやすいです。代表的なものに、Microsoft PowerPoint、Keynote、Googleスライドがあります。
動画収録(録画)・動画編集ソフト
あなたの講義を録画する、そして録画したものを編集するソフトが必要です。動画編集ソフトにはたいてい録画機能もありますので、「動画編集ソフト」と検索するといいでしょう。様々な種類のソフトウェアが販売されています。このコースではCamtasia(カムタジア)というソフトをおすすめします。なぜなら、ユーザー数がとても多く、直感的に操作ができるからです。詳しくは後ほど説明しますね。
スライド動画を作るのに私が使っているもの
じゃあ私が具体的に何を使っているかをご紹介します。この記事を書いている時点では、下記の4つです。
- パソコン:Windowsパソコン
- プレゼンテーションソフト:Microsoft PowerPoint(場合によってはCanvaを組み合わせて使います)
- ヘッドセット:私が使っているのは4,000~9,000円くらいの価格帯のものです。予備としてUSB接続のマイクも持っています。
- 録画・動画編集ソフト:Camtasia / Bandicam
まとめ
動画コンテンツを作る!というと高い機器がたくさん必要かと思っていませんでしたか?たしかに凝った動画を撮ろうとすると機器もソフトウェアも複数の高価なものが必要です。しかしながらスライド動画を作るだけなら、パソコンを含めてたった4つの道具があれば大丈夫。それぞれの選び方についてはこの後詳しくご説明していきます。
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