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1-6 オンライン講座における音声コンテンツとは

オンライン講座における音声コンテンツは、オーディオブックやオーディオ講座として提供されることが一般的です。

ただ、特定のカテゴリ以外では、メインのコンテンツというよりも、コンテンツ形式を複数にしておいてスキマ時間の活用など受講生の状況に応じて学習を促進させる役割やボーナスとして活用することが多いです。

「ながら聴き」をしたい人には音声コンテンツが最適

あなたのターゲット層が読むよりも聞く方が好きな場合は、音声コンテンツがお勧めです。例えば通勤中に聴きたいというようなターゲット層には音声コンテンツが喜ばれます。動画コンテンツを「ながら聴き」することもできますが、ストリーミング形式で再生する場合は通信量を大きく消費してしまいます。「ながら聴き」する人は画面を見ていないので音声だけで十分。音声コンテンツならサイズが小さいので、ストリーミング形式でもダウンロード形式でも受講生にかかる負担が少なくてすみます。

eBook形式のオンライン講座に音声コンテンツで付加価値をつける

また、オーディオブックは、文章で書かれたeBookに高い価値を付加することができます。自分がeBookを読み上げて録音すると、同じ内容をeBookで提供し、音声コンテンツとしても提供することができます。こうすると、eBookというテキストコンテンツにオーディオブックの要素を加えることができ、視覚情報に加えて聴覚情報が加わるため、認知価値を高めることができます。

同じ内容であっても受講生が使うシチュエーションは異なります。例えば…

  • eBookなどテキストコンテンツ:「読みながら / 図解を見ながら / 書き込みながら」学ぶ
  • 音声コンテンツ:「聴く」だけしかできない通勤中や家事のスキマ時間に学ぶ
  • 動画コンテンツ:パソコンやタブレットで「見ながら / 操作しながら」学ぶ

イメージがわきましたか?「同じ内容の教材を読み上げても意味がないのではないか」と思いがちですが、こうして複数のコンテンツ形式で提供することで受講生が学習できる場面がグッと広がります。

音声コンテンツが主体のオンライン講座を作ってもよい

音声コンテンツを主体としたオンライン講座を作って、生徒に各レッスンを音声で説明するという方法もあります。ただ、どうしても講師側にも伝えにくさが残りますし、受講生側も音声だけで理解するのが難しい場面が出てきます。そのため、音声コンテンツ主体のオンライン講座の場合は、チェックリストなどのテキストコンテンツを作成して補完するのが望ましいことが多いです。

動画コンテンツが主体のオンライン講座に音声コンテンツをボーナスとして使う

私がよく使うのは、動画コンテンツが主体のオンライン講座のボーナスとして音声コンテンツを活用することです。動画で収録して追加レクチャーにするまでもない最新情報や、受講生からの質問への回答、ちょっとしたTipsなどを録音して配布します。

こういった音声コンテンツのボーナスは受講生から予想以上に好評です。動画コンテンツだと「わざわざ視聴する」という重たさがありますが、音声コンテンツなら気軽にアクセスしてサクッと聴けそうなイメージがあるようで消費率も高いです。

講師が作るのも簡単、受講生も手軽に消費できるという意味で、うまく活用すると受講生のモチベーション維持に効果的です。

まとめ

あなたのオンライン講座のカテゴリによりますが、音声コンテンツをメインにした講座は構成する難度は高めです。むしろテキストコンテンツや動画コンテンツという他のコンテンツ形式をメインとしながら、補助的に音声コンテンツを補助的に使うと非常に効果的です。お試しください。

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「1-6 オンライン講座における音声コンテンツとは」への1件のフィードバック

  1. ピンバック: オンライン講座の作り方 | 中野琴子のブログ|あやとりワークス

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