この時期になると時間が経つのが早く感じられて、今年が終わるまでありえない速さで日々が過ぎていきます。あっという間に来年になってしまいますね。毎年この時期になるたびにショックを受けていませんか?
私はこの年末に、今年起こったことを振り返って、次の365日の人生の計画を立てるのが好きです。
そこで今日は、新たな気持ちで新年を迎え、来年どうありたいか、来年どうやって物事を進めていくかを決めるために、年内にビジネスで見直すべきことをご紹介します。
- 年末までにビジネスで見直すべき5つのこと
- 01.うまくいったこと(うまくいかなかったこと)を振り返ってみる
- 02. 損益計算書を確認する
- 03.サポートについて見直す
- 04.サブスクリプションと経費を確認する
- 05.あなたの方向性を定義する
Table of Contents
年末までにビジネスで見直すべき5つのこと
今後のビジネスで適切な判断を下すために、毎年私が振り返っていることの中から、5つ、ご紹介します。
01.うまくいったこと(うまくいかなかったこと)を振り返ってみる
私は、とりあえず俯瞰的な視点から一年を振り返ります。
今年の1月から手がけた取り組み、立ち上げ、パートナーシップ、プロジェクトなどをすべて振り返ってみることにしています。このためだけに十分な時間を取って、すべてをリストアップし、今年取り組んだすべてのことと、取り組んだ結果がどうだったかを書き出すんです。
私が費やした労力、時間、資源、お金と、その見返りとして得たものとの間で、成功したものはどれだっただろう? 失敗したものはどれかな?と。
パレートの法則では、20%の努力で80%の結果が得られると言われていますよね。あなたの現在の制作、戦略、スケジュールは、計画を立てた通りにうまくいっていますか? あなたがマネタイズしたいとして、マネタイズに最も成果の上がるオファー、手段、チャネルに一番時間を費やしているでしょうか? ムダなことに時間を費やしてしまっていませんか?(私はここでハッとすることがよくあります)
あなたの、そして万人に平等で変えられないリソースは時間です。
もし、あなたが取り組んでいることが良い時間の使い方ではないことがわかったら(または、より良い使い方があることがわかったら!)、特定の取り組みとはお別れして、もっと意味のあるものに置き換える必要があるかもしれません。例えば誰も読まないブログを更新するのをやめるとか、外国人のスパムフォロワーしか増えないインスタを思い切ってやめるとか、リスト取りのできないYouTube動画をやめるとか。
私は毎年こうして立ち止まって見直すことで、ネットビジネスの潮流の変化を見極めてきました。アドセンスブログから情報商材アフィリエイト、次に独自コンテンツや独自企画の販売、そして現在のUdemy講師、自分のオンラインスクールの立ち上げ。
もし私が今でもアドセンスブログにだけしがみついていたら、毎月の費用すら支払えずに赤字になっていたはずです。
02. 損益計算書を確認する
もし、あなたが毎月帳簿をつける習慣がなく、確定申告の時期まで数字を把握することを先送りしがちなタイプなら(私もそうです!笑)、お金の出入りを大まかにでも毎月記録することを強くお薦めします。
年が明ける前、そして、あなたのビジネスの他の部分の棚卸をしている今が、始めるのに最適な時期なのです。
なぜなら、この作業が来年のあなたの取り組みに影響するから。
もし、税理士に依頼するつもりがなく、あなたが私のように大ざっぱな性格なのであれば、Money and Audience Tracker はとてもおすすめです。あなたの取り組みによるオーディエンス(メルマガ読者数やSNSのフォロワー数)の増加、収入と費用を簡単に把握することができます。
数字を見るとちょっとドキッとして目を背けたくなることもあるけれど、お金を稼ごうと思うのなら避けて通れない作業です。
03.サポートについて見直す
あなたがチーム、つまり誰かを雇って / 外注化して仕事をしている場合は、チームメンバーやクラウドワーカーさんがどのように行動しているか、少し時間をとって見直してみましょう。いったん外注化するとチームメンバーも含めて、ビジネスを初期設定のまま進め続けてしまうことがあります。でもちょっと待って。見直してみると非効率な部分や微調整が必要な部分があるかもしれません。
まず第一に、あなたのチームのメンバーは、自分の得意な分野で活躍していますか? 彼・彼女らは適切な役割を担っていますか? あるいは、もうあまりマッチしていないと感じる分野の仕事はもっと減らしてもいいのではないでしょうか?
それから、彼・彼女らの昇給を検討すべき時期ではないか?ということも重要です。
また、彼・彼女らはあなたが変えた方がいいこと、もっとうまくできることについて何かアイデアを持っているかもしれないし、オーバーワーク気味で新たな雇用が必要だと感じているかもしれません。
年末は来年の展望と今年の内省のための時間をとりやすいタイミングです。時間をとってチームメンバーに一緒に考えてもらいましょう。チームメンバーと会話して、彼らのニーズ、願望、目標を確認することで、ビジネスに素晴らしいアイデアを取り入れることができるかもしれません。
ここでは、チームメンバーとの年末の会話に使える質問をいくつか紹介します。
- 自分の役割について、どんなことを感じていますか?
- 自分の役割について変えたいと思うことはありますか?
- あなたがもっと関わりたい、あるいはもっと関わりたくないプロジェクトや業務があれば教えてください。
- あなたの部門、ポジション、ビジネス全体において、改善や成長のためのアイデアはありますか?
- 仕事をしやすくするためのツールや教育がありますか?
- あなたの時間は、適切に使われていると感じますか?
- あなたが自分の役割をさらに充実させるために、何かできることはありますか?
- 今年の仕事はあなたにとってどうだったでしょうか?来年もっとこうしたいということはありますか?
04.サブスクリプションと経費を確認する
さて次に、ちょっとイヤな作業です。
この機会に、一見小さな、あるいは取るに足らないような支出も分析し、支払ったものを実際に使っているかどうかを確認してみてください。一年の締めくくりとして、あなたが投下したすべての費用があなたの望む結果に結びついていることを確認してみましょう。
私は月1,500円も払っているのに、契約したことを忘れていて、もう使っていないアプリやサービスを見つける、なんてことがよくあります。ちょっと魅力的だなと思ってサブスクリプションの支払いをしてみたけど、実際にはほとんど利用しなかったものを、毎年必ずいくつかは発見して解約します。だからあなたもやってみて。
私は今年、クックパッドの有料会員をやめるかどうかを検討中です。
あなたが何を支払っているのかよく思い出せない場合は、過去3ヶ月のクレジットカードの使用履歴を確認してみてください。契約しているのに使っていないサブスクリプションやサービスはありませんか?
この場合、年払いで契約したものは見落としがちだから注意してくださいね。
使っているものを一本化するのに役立つ他のプラットフォームはありませんか? 経費を細かく見ていくと、お金を節約したり、ビジネスの適応や成長に合わせてより適した別の選択肢に変える機会が見えてくるかもしれません。
例えば私は、アスメルとCyfonsと短縮URLツールとペライチとを組み合わせて、セールスのたびに苦労するのをやめて、Teachableに乗り換えました。
05.あなたの方向性を定義する
うーん、これは私が一番好きな年末のレビューかもしれません。この一年でどんなことがあったかを振り返るのも好きですが、未来に向けて、今やっていることが自分の将来の望む方向性と合っているかどうかを確認する時間も絶対に必要です。お金だけでなく、時間、エネルギー、努力に整合性が取れているかをチェックすることが重要です。
好きだった仕事、気になっていること、やりたくてたまらないことを振り返る時間をとると同時に、最終的にイヤになったこと、消耗してしまった目標についても考えてみてください。このシンプルかつ深い振り返りは、方向転換や軌道修正が必要かどうかを確認するためにとても役に立ちます。
特に女性は年齢によってライフステージが変わります。家族がいる場合は自分に割くことができる時間も毎年変化しますよね。そうした変化によって優先順位が変わっている場合は、来年は何にイエスと言い、何にノーと言うかを明確にする機会にもなります。(私はある年、料理をすることにノーを言いました!)
ねえ、こんな見直しをしたらすっきりできると思いませんか?
これをすることで、自分の心と行動が整理されて、理想の人生に近づけるためにはこの方向に進めばいいんだと確信することができるのです。ぜひ自分のために、誰にも邪魔されない時間をとって、あったかいお茶を楽しみながら取り組んでみてください。
意図と目的、新たなビジョンを持って、あなたと一緒に新しい年を迎えられることを楽しみにしています。よい年をお迎えください!😉