【知らなかった!Udemyの活用法】売れにくいジャンルでもコースを出すべき2つのメリット

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Udemy(ユーデミー)にコースを出す意義について、これまで様々なことをお伝えしてきましたが、最近の取り組みを通じて「Udemyにはこんな素晴らしいメリットがある」と改めて気づかされる出来事がありました。

よく言われるUdemyのメリットといえば、「権威性」や「社会的証明」が挙げられます。Udemyやベネッセといった大きなマーケットプレイスで受講生やレビューを獲得することで、立派なコンテンツ提供者としての証明になるというものです。また、「お金が稼げる」「ベストセラー講師になればメリットがある」など、発信者によって様々な見解があります

私自身は、動画講座やPDFのワークブックといった無形商品を販売する「コンテンツビジネス」をおすすめしています。そして、こうしたビジネスに取り組む方にこそ「Udemyを活用してほしい」と、ここ数日の出来事を通じて痛感したのです

売れるか分からないマーケットでの「社会的証明」

オンラインコースを多数リリースしても、必ずしも全てが売れるわけではありません。いくらリサーチを重ねても、想定通りに売れるか、狙ったタイミングで売れるかは誰にも分からないものです。それがマーケットというものです。

Udemyは非常に特徴的なプラットフォームであり、売れやすいジャンルとそうでないジャンルが明確に分かれています。特に私の好きな「趣味系」のジャンルはコースを作った努力が報われにくい傾向にあります。かといって、他に「集客力があり、お客様が自ら来てくれる」という点において優れたプラットフォームは少なく、集客力という観点ではUdemyかココナラか、といった選択肢になります。

Udemyにコースを出す場合、一定の審査基準をクリアする必要があるため、「Udemy講師」という社会的証明が得られます。私は今のビジネスで自分の国家資格を活用していませんが、Udemy講師を名乗ることで、単に「自社スクールを運営しています」と言うよりも、活動の幅広さを分かりやすく伝えることができます。

Udemyでは「AI×〇〇」といったトレンドジャンルで作れば注目を集めやすいかもしれませんが、今、AIは激戦区でもあり、AIに触れるコースにすれば売れるという簡単なものではないかもしれません。AIにまったく関連のない趣味・実用系といったUdemy向きではないジャンルでコースを出すと、やはり売れづらいのは事実です。では「出す意味がないのか?」と思われるかもしれませんが、売れづらいジャンルであってもUdemyを活用すべき理由が2つあると考えています。

Udemyにコースを出す1つ目のメリット:体系的なコンテンツ作りの「練習」

1つ目のメリットは「練習」になることです。Udemyでは、A地点からB地点へ受講生を導き、変化をもたらす体系的な「ステップバイステップの動画講座」を作る練習ができます

さらに、Udemyには厳しい品質基準があり、基準をクリアしないと公開されません。たとえば、机に何も敷かずに録音して反響音やノイズが入っていれば、審査に落ちて修正を求められます。「審査」ととらえると心理的なハードルが高くなりますが、見方を変えると、Udemyはより視聴者に伝わりやすい高品質なコンテンツを作るための「練習場所」として最適なのです。

特に、料理や手芸など手元を映す「趣味・実用系」の実写動画は、画質のブレやノイズをなくすなど、撮影・録音技術のハードルが非常に高くなります。Udemyのスタッフは何万ものコースを審査してきたプロであり、「ノイズキャンセリングをした方がいい」「画角を変えた方がいい」といった親身なアドバイスをもらいながら修正できます。タイミングによっては、新規講師向けの無料トレーニングプログラム(ブートキャンプ)が開催されることもあります。お金になる商品作りの練習を、プロに見てもらいながら無料でできる場所は他にありません

そして、コースは数を出すことが重要です。数を出さなければ練習になりませんし、売れるかどうかも分かりません。「2:8の法則」と言われるように、売れる「2」を出すには最低でも「10」のコースが必要です。私自身、現在34コースを出していますが、コンスタントに売れているのはそのうちの2コースほどです

そのため、最低でも10〜15コースは作ることをおすすめしています。15コースほど作ると、制作スピードも上がり、自分の得意・不得意や制作ペースが把握できるようになり、見通しが立ってコース制作が楽になります。

Udemyにコースを出す2つ目のメリット:レビューから見つかる「差別化ポイント」

2つ目のメリットは、レビューを通じて「自分自身の差別化ポイント」が分かることです

これを言いたくてこの記事を書いているのですが、今、私はこれまでにUdemyや自社スクール、コンサルティングなどでいただいたお客様の声を整理・分類しています。2018年からのレビューをまとめていくと、一定の傾向や特徴的な言葉が浮かび上がってきました。

その中で、私が自分では使ったことのない「現実的です」という言葉が何度も出てきたのです。「具体的」「丁寧」といった抽象的な言葉ではなく、「現実的」「実体験に基づく」「失敗談が良かった」といった独自の評価をいただくことで、他者視点から「自分がどのようなコースを作る講師なのか」を客観的に知ることができました

「現実的」というのはあくまでもたくさんいただいたレビューの一つに過ぎませんが、意図して作ったにせよ、無意識に作ったにせよ、自分のコンテンツには「現実的」という特徴があるのだと自覚できました。こうしたことが、同業他社との「差別化」や「選ばれるポイント」に直結します。お客様が使っている「現実的」という言葉をセールスレターやメルマガに反映させることで、自分の特徴を的確に伝えることができます。

デジタルコンテンツは一度販売してしまうと修正が効きにくく、評価がそのまま残る難しさがあります。しかし、UdemyやKindle、ココナラのように「レビューをもらえる仕組み」があるプラットフォームに出品することで、初対面のお客様から率直なフィードバックを集めることができます。自社スクールだけでは、お礼の準備が難しかったり言うタイミングを逃したりして、レビューをもらいそびれてしまうことも多いからです

自分と合う受講生に出会うために

私にとって「現実的」という特徴は、強みであると同時に弱みでもあります。「1年で1億円稼ぎたい」といった夢を求める人は絶対に私のところに来ないという点では弱みですが、「コツコツと現実的に取り組みたい」という方には強く響きます。

絵や料理、英語など、同じテーマを教えている講師は世の中にたくさんいます。しかし、お客様の声をもらうことで「この先生はこういう特徴がある」と明確になり、簡単に差別化ができるようになります

公の場に自分の分身とも言えるコンテンツを出し、見知らぬ人から評価されるのは、最初はドキドキするし、厳しい意見に傷つくこともあるかもしれません。しかし、デジタルコンテンツで収入を得たいと本気で考えているなら、この環境を最大限に活用することをおすすめします

強みと弱みは表裏一体です。万人に好かれようとするのではなく、自分のコンテンツや自分の特徴を「いいな」と思ってくれるお客様と付き合っていくのが、お互いにとって一番ハッピーな形です。これからも一緒に頑張っていきましょう。