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オンラインビジネスは3種類しかない

はじめに

オンラインビジネスって、たくさんの種類があると思っていませんか?

コロナ禍以降、オンラインビジネスを始めた方や、オンラインシフトした方が、「思っていたのと違う」「時間がない」「クライアントワークに疲れた」と嘆いている声をたくさん聞いたのが、本書作成のきっかけです。

 「オンラインビジネスはいいと思った」「家で仕事ができる」「時間が自由になる」。だから、時間の余裕を持ちながら、収入は得られるはずだと思った。でも現実は、時給に換算すると安すぎる、オンラインレッスンやセッションが忙しくて、トイレに行く時間すらないなど、自分の望んだライフスタイルを実現できていない、あるいは、忙しすぎて、新しい技術を勉強したり、経営を学ぶ時間がないという声を、たくさん聞きました。

このコンテンツが目指すところは、実はオフラインのビジネスをそのままオンラインに移すだけではあまりうまくいかなくて、その悩みは解消しません。また、オンラインビジネスの種類はたくさんあるように見えますが、「働き方」という視点でいうと3種類しかないんですね。この3種類について理解することで、あなたの現状や、将来のビジョンを判断しやすくなります。そしてオンラインビジネスの種類を知ることで、あなたの目指すライフスタイルの実現につながるというところを目指します。

オンラインビジネスは3種類あるとお話ししました。オンラインビジネスにはたくさんの業種があるように見えますが、大きくは、3つのタイプに分かれます。

サービスベースのオンラインビジネス、プロダクトベースのオンラインビジネス、コンテンツベースのオンラインビジネスです。

それぞれのオンラインビジネスがどのようなものなのか、そして、どのビジネスがあなたに最適なのかを、具体的に説明します。

しかし、本記事は、これらのビジネスの始め方をお教えするものではありません。単にこれらのオンラインビジネスのビジネスモデルのうち、あなたが始めるのにどれが適しているか見極めるためのものであることを、知っておいてください。

本記事は、3つのオンラインビジネスのモデルの特徴、メリットとデメリットを理解し、どれがあなたに最適なのかを判断する手助けをします。

さて、では本編に入っていきましょう。

3種類のオンラインビジネスとは

3種類のオンラインビジネスとは、サービスベースのオンラインビジネス、プロダクトベースのオンラインビジネス、コンテンツベースのオンラインビジネスです。

それぞれの概要をご説明します。

サービスベースのオンラインビジネス

サービスベースのオンラインビジネスというのは、クライアントは、あなたを雇って、何か特定の結果を得るために、あなたに何らかのアクションを実行してもらいます。特定のタスクの代行とか相談とかですね。例えば、グラフィックデザイナー、Webデザイナー、コピーライター、コーチ、SNS集客、広告運用、Webライターなど、様々な業種があります。

試しにクラウドソーシングサイトに行ってみてください。

>>>クラウドワークス
>>>ココナラ

こちらが「クラウドワークス」の、「クラウドワーカーを探す」という画面です。職種で探すというふうに見ていきますと、デザイナー、各種のデザイナー、そしてライター、クリエイティブ、インフルエンサー、Web制作、AI関連のサービス、ですね。そしてITエンジニア、非IT技術者、そしてビジネスのコンサルタントとか、Webディレクター、リサーチャーとか、いろいろありますね。

クラウドワークス

また、事務・総務・法務、スキル・資格・アドバイザー、金融、建築・不動産、医療・健康、法律・士業と、様々なジャンルがあります。

それから「ココナラ」というサイトも見てみるといいと思います。

イラスト・漫画、デザイン、Webサイト制作・Webデザイン、動画・アニメーション・撮影、マーケティング・Web集客、ビジネス代行・コンサル・士業、音楽・ナレーション、ライティング・翻訳、IT・プログラミング・開発、占い、悩み相談・恋愛相談・話し相手、学習・就職・資格・コーチング、住まい・美容・生活・趣味、オンラインレッスン・アドバイス、マネー・副業・アフィリエイト、そして弁護士さんの法律相談がラインナップされています。

これらが全て、ここではサービスとして提供されていますので、サービスベースのオンラインビジネスといえます。

プロダクトベースのオンラインビジネス

プロダクトベースのオンラインビジネスは、顧客に製品を販売します。プロダクトというのは商品といったり製品といったりしますが、プロダクトベースのオンラインビジネスでは、物理的なもの、有形商品を売ることもあれば、無形のデジタル製品を売ることもあります。

コンテンツベースのオンラインビジネス

コンテンツベースのオンラインビジネスは、オンラインコースや書籍などのコンテンツや情報を販売するビジネスです。配信できるコンテンツには様々な種類がありますが、プロダクトベースビジネスとの違いは、非常に特殊な種類の製品、つまり、デジタルコンテンツに限定されていることです。

3種類のオンラインビジネスモデルの特徴

サービスベースのオンラインビジネスの特徴

サービスベースのオンラインビジネスでは、特定の結果を得るために、クライアントは、あなたを雇って、何らかのアクションを実行してもらいます。サービスベースのビジネスには、何百もの異なるタイプがあります。

 先ほどクラウドソーシングサイトを見たように、たくさんの業種がありましたね。サービスベースのオンラインビジネスの特徴として、顧客に提供できる何らかのスキルを持っている必要があります。例えば、文章を書くのが得意だとか、整理整頓が得意だとか、デザインが得意だとか、顧客に提供できる何らかのスキルがあるはずです。

ただし、すでに持っているスキルに限定せず、新しいスキルを学ぶという可能性も考慮することができます。これから学んで提供するということ。

これがサービスベースのオンラインビジネスの特徴です。

プロダクトベースのオンラインビジネスの特徴

では次に、プロダクトベースのオンラインビジネスの特徴です。

プロダクトベースのオンラインビジネスには、商品、販売、配送の、それぞれに様々な形式があります。有形・無形、販売者、販売場所、配送方法、いろんなバリエーションがあります。そして、販売できる商品の種類は、無限といえると思います。家庭用品やテクノロジー、そして電子書籍やオンラインコースなど。

また、売りたいものありきで、それをどう販売するかを考えるのではなく、あなたの見込み客のニーズによって、何を販売するかを決めることが重要というのが特徴です。

プロダクトベースのオンラインビジネスには、「販売者と制作者が違うことがある」という点があります。自分で作ったものを売るかもしれないし、誰かが作ったものを売るかもしれません。また、販売場所にもバリエーションがあります。自分のWebサイトで販売することもできますし、他のWebサイトで販売することもできます。

典型的なのは、Amazonですね。Amazonに出店して販売することができる。あるいはEtsyというような、第三者のプラットフォームを使うこともあるかもしれません。

ちょっとEtsyを見てみましょう。こちらが、Etsyの日本語版のサイトです。今、トップページがこんなふうになっていますが、ここにいろんな人が出品して、つまりEtsyという場所を借りて、出品して販売しているんですね。

また、配送についても、あなた自身が直接顧客に商品を届けるかもしれないし、あなたの代わりに商品を発送するサードパーティーの流通サービスを利用するかもしれません。

販売できる商品の種類は、無限にあります。Amazonを見てもわかりますし、このEtsyを見てもわかりやすいかなと思いますので、全てのカテゴリーというのを見てみてください。

ファッション雑貨、アパレル、ジュエリー、おもちゃ&ゲーム、ウエディング、クラフト素材や道具、そしてアート&コレクターズアイテム、電子機器&アクセサリー、ペット用品、ペーパーグッズ、ベビー、ギフト、それから靴、靴を売ってるんですね。そして、ホーム&リビング、バッグ&パース、パースというのはちっちゃいかばんみたいなものですね。そしてバス&ビューティーというように、様々なものがあります。

こういったものも売ることもできるし、電子書籍やオンラインコースを売ることもできます。販売できる商品の種類は無限にあって、それを網羅したリストを作るというのは不可能なくらい、いろいろなものを販売できます。

例:アマゾン楽天市場Etsy

もしあなたが、プロダクトベースのオンラインビジネスを始めたいと思っている場合、どんなものを売ればいいのかということなんですが、まず売りたいものがあって、それをどう販売するかを考える人が多いんですけれども、何を売るかというのは最初に決めることではありません。

というのも、あなたが何を売るべきかは、あなたの見込み客のニーズによって決まるからです。売りたいものありきで、それをどう販売するかを考えるのではなくて、あなたの見込み客のニーズによって、何を販売するかを決めることが重要です。

コンテンツベースのオンラインビジネスの特徴

最後に、コンテンツベースのオンラインビジネスの特徴です。

コンテンツベースのオンラインビジネスは、無料のコンテンツを使って、顧客を自社のビジネスに引き付けるのが特徴です。無料のコンテンツで顧客を引き付けて、有料のコンテンツを販売していくわけですから、このビジネスを拡大していくには、継続的なコンテンツ作成が必要です。ですが心配は無用です。コンテンツベースのオンラインビジネスで扱える可能性のあるトピックは無限にあるからです。

「何々のやり方」とか、「何々をうまくやる方法」など、いろいろあります。ただ、通常は1つだけのトピックを扱います。だからこそ、「あなたが情熱を注いでいて、多くの時間をかけて学んで、他の人と共有したいと思っているものはありますか?」という重要な問いに答えられる必要があります。

コンテンツベースのオンラインビジネスは、そのたった1つのトピックを中心に、ビジネス全体を構築するので、十分なモチベーションとエネルギーがあなたにあるかどうかがとても重要です。

私自身は、コンテンツベースのオンラインビジネスをおこなっていて、アドバイスをさせていただく機会もあります。

自分自身においてもそうだし、相談に来られた方を見ていても、どれだけそのトピックに対して強い情熱を持っているかが、コンテンツベースのオンラインビジネスを構築できるかどうかの明暗を分けるということを実感しています。 私たちはみんな、多少なりとも興味のあるものを持っています。例えば、あなたは料理が好きかもしれないし、さらにもうちょっと絞って、具体的には低糖質のデザートを作るのが好きかもしれません。トピックは何でもいいのですが、「そのトピックでビジネス全体を構築するくらい強い情熱がありますか?」ということを、自分に問う必要があります。

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