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ひとりビジネス・個人事業主のリスク管理

前回「リアルのお仕事はそのままお持ちになったままで、お仕事が順調で体力と時間がある内にオンラインコースを作りましょう」と、偉そうに言いました。もちろん本心です。本心なのですが、オンライン化するだけでは足りないと気づくことがありました。ちょっと頭にガツンとやられることがあったので、それをここで白状したいと思います。それと同時に、解決策についてもお話ししようと思います。

これまでの私のオンラインコースの販売方法

先日、病院の検査で引っかかりかけました。今、新しいプログラムを構築しているところですが、(これは収録時点の話なので、このエピソードが流れるときにどうなってるかは未だ分かりません。)今まで私のオンラインコースは買い切り売り切りで、サブスクリプションはしていませんでした。売り切りのコースと、それから90日間のサポートをボーナスで付けています。

基本的には売り切りで、プラス1 on 1の個別コンサルティングを半年または1年のプランで提供してきました。多方面で活躍する方が集まってくださりますが、限られたサポート期間、90日間のサポート期間で全てを完璧にするのは、簡単ではないという経験をしました。

考えてみればそうで、ビジネスでその土台をしっかりと作ることが必要です。土台ができたら、その後色んなことを行えば良いのですが、土台を作ることは地味で時間のかかる話なんです。

私の販売方法は、トリップワイヤーファネルや、つい買ってしまうようなセールスファネルを組んでいたので、おそらく「熟慮して買った」というよりも、「つい買っちゃった」感覚だと思います。ステップメールや Udemy を通じて知ってくださった方もいますが、私のこともよく知らないまま、私の商品がどんなものかをあまり検討する余地もなく、ご購入いただく流れでした。

そのため、「この期間頑張るぞ」と思って買ったのではなく、出会い頭に買っちゃった感じがあるので、そのタイミングが悪いことがあります。けれども、買い切りのオンラインコースの場合は、自分の好きなときに受講できる良い面もあります。ただ、そのサポートの期間を買った日から90日間と区切らせていただいているので、そこのタイミングが合わないことはあります。仕事の繁忙期やお子さんの夏休み、お正月などいろんなことが重なると、サポート期間が終わってしまい、なかなかうまく進まないことがあります。

何故サポート期間を90日にしたかというと、当初想定していた受講生像が、私と同じようにある程度オンラインビジネスを経験していて、決済、メルマガ、ブログなどを運用できる人だったからです。動画も作れる人を想定して作ったプログラムだったのですが、実際に来てくださった方は、専門知識や経験はお持ちだけれども、ITはあまり得意ではなく、これから始めたいという方が多かったです。

その結果90日間のサポートでは、オンラインコース作りが始まらないうちにサポート期間が終わってしまったような感じのずれが生じました。そこで、どっちみちオンラインビジネスをする為に必須のスキルが他にもあるので、それを身につけ、確実に土台を作れるようなプログラムに変えようと、現在リニューアルに取り組んでいます。

リニューアルの内容の一つに、サポート期間を一年間にしようと考えています。1年間コミットしていただく代わりに、私もコミットします。現状は、 Chatwork を使ってテキストでサポートをしています。もしかすると私の Chatwork の運営が下手だからかもしれませんが、そこではなかなか質問が出にくいのです。ところが、たまに私がゲリラ的にグループコンサルなどを行うと、とても活発にいろいろとご質問をいただきます。であれば、私も月に決められた回数のグループコールを提供し、オンタイムでお話をする機会を設け、1年間コミットしようと考えました。

病院で検査に引っかかって気づいたプランBの欠如

これが投稿されるときにどうなっているかはわかりませんが、そうしてリニューアルに取り組んでいる最中も年間のコンサルティングなどもご継続いただき、とてもありがたいなと思っています。しかし、前回のエピソードを偉そうに収録した矢先に、病院の検査で引っかかってしまいました。結果的には大したことではなかったのですが、これは不味いことになるかも知れない、もしかしたらリアルタイムのサービスは、提供できないかもしれないと思ったのでした。

結果的には回避できましたが、その際に私はプランBがなかったことに気づきました。今のやり方は、コースを売り切り、買い切りにして、サポートも非同期型です。同期型とは、オンタイムでお話ししたり、対面でお会いしたりするサポートです。個別コンサルなどもそうです。

非同期型は、例えばチャットワークでテキストのやり取りをするので、同じタイミングでする必要がありません。今でしたら、コース買い切りでサポートも非同期型ですし、 Zoom も使いません。チャットワークで文字入力が可能であれば、十分なサポートができるので、それでしたら様々な状況でも対応ができます。

コースさえ作れば、スマートフォンがあればテキストサポートは割と簡単にできますが、私はオンタイムのサポートを1年間の契約していただく代わりに、私も年間それだけコミットする考えでいました。しかし、プランAは作ってあるものの、それができなくなった場合のプランBを全く考えてなかったことに気づいて「あ、しまった!」と思ったのです。

これはビジネスに限らず、何でも予定を立てる際、例えば友達と食事に行くときでも「この店閉まってたらどうする?」「雨が降ったらどうする?」とプランBを必ず考えると思うんですよね。

しかしながら私の場合はうっかり考えておらず、困ったなと思いました。今のままのプログラムであまりうまくいっていなく、結果が芳しくないクライアントもいて、プログラムとクライアントとの間にずれがあることはわかっているので、何かを変えなえればなりません。そうでなければ、お支払いいただいた分の成果がお返しできていないと感じています。

Mariah Coz(マリア・コズ)のPodcastから学んだ3つのこと

先日、オンラインコースビジネスを成功させているマリアコズの Podcast をたまたま聴く機会がありました。そのエピソードの中に、2023年のオンラインコースビジネスの三つの大きなシフトというタイトルがあり、とても参考になりました。彼女のコースはハイチケットで、いくら払ったら彼女と直に話せるかはわからないですが、 Zoom を使うのが当たり前のようになった今、ここでハイブリッドな形を考えても良いのではないかと言っていました。

彼女は「ハイチケット」「ハイブリッド」と前から言っていますが、私は中身を知りませんでした。  Podcast  を聴いてなるほどなと思ったのは、高額にするためにみんながやりがちなことは、たくさんの量を提供することです。ごついプログラムを作って、多くのボーナスをつけて、全部見切れない程の量をつけて提供する。彼女もおそらくそうやってきたと思います。グループコールや1 on 1などの同期型のサポートを実施してきたと思うのですが、2023年からは別の方法も考えてもいいんじゃない?と話をしていました。

できるだけ、そのプログラムを削る。なぜなら、英語圏には「 Less is more 」という言葉があり、少なければ少ないほど良いという考え方があるからです。これは色々な分野で言われていますが、オンラインコースもそうです。

初めて石崎力也さんのプログラムに入ったときに、「 Less is more 」と聞いてとても衝撃を受けました。それまではたくさん提供することが良いとされていた環境にいたので「へっ!?」となりました。どれだけ少なければ良いのか、そしてその少ない量でどれだけクライアントの問題を解決し、併用を促せるかを考えるのは非常に難しいと感じました。

たくさん提供すると、どんな人にも当てはまるプログラムが作れます。しかし、削るのはとても覚悟のいることで、削りながらもトランスフォーメーションを出せるような内容にするのは、とても難しいことです。どれだけ削るかはジャンルによって変わってきますが、私の場合はどうかな、そうですね。ビジネスの経験はあるものの、オンラインコースビジネスにするのは初めてで、そういう意味ではゼロイチです、という方が自動化の仕組みまで持っていくのには、たくさんやることがあります。

実行すべきことがたくさんあると、「忙しいのにこんなにできない」となり、結局「できない」になってしまいます。見ただけでお腹いっぱいになり、圧倒されてオーバーウェルムになってしまい、結局何も変わりません。どれだけ少なく見せるか、あるいは本当に必要最小限の内容にするかはとてもとても難しいことです。

オンラインコースビジネスが初めての人は、オンラインコースを作るときにそこまで考えなくて良いのですが、私のプログラムをどこまで削れるだろうか、と今も考えています。それは基本的に考えているのですが、教えようと思ったらいくらでも教えることがあるし、いくらでもバリエーションが出せるのです。選択肢を出すと迷ってしまうので、3つやり方があったとしても、あえて1つだけ「このやり方にしてください」と言って、そのパスを通ってもらうようにしています。それに対して、サポートをどうするかなんですよね。同期型のサポートを1年間行うつもりでしたが、それができなくなった場合のプランBを考えていませんでした。

それに対してマリアコズの Podcast では「非同期型のサポートにチェンジすることを考えてみたらどうか」と2つ目のポイントとして言ってました。1つ目は「内容を削ることや、短期間で終わる内容にできないか」。2つ目は「同期型のサポートではなく、非同期型のサポートに変えること」。この2つを検討してみたらどうかということだったのです。

マリアコズは、この Zoom の時代にあえてスカイプで音声だけのサポートをしている、という話を聞いたことがあります。「今更スカイプか」と少し驚きましたが、多分今はスカイプを使っていなく、プライベートポッドキャストを使ってると言っていました。細かくはわからないのですが、クライアントから音声での質問が来て、それに対して彼女はその人だけに向けたプライベートな音声で返しており、これが非常に好評だったようです。

私はそれが意外でした。 Zoom をした方が早いし、オンタイムで参加している場合は周りに色々な人がいるので、その「場」の作用によってモチベーションが上がり、質問しやすくなることがあると思います。他の方の質問により、疑問が解決することもあります。それに対して、なぜプライベートポッドキャストが好評だったのだろうと私は思いました。

マリアコズは「考えてみてください。体調の悪い人もいれば、家でしか働けない人、オンラインコースビジネスを選んだ人、子育て中の人、介護をしてる人、本業がある人、サイドビジネスとしてオンラインコースビジネスをしている人もいる。そこに同期型のサポートは無理があると思わない?」と言っていました。

確かにそうですが、どっちを取るかですよね。彼女は様々な実験をする人で、いろんな実験をしてみたところ、この非同期型のサポート、プライベートポッドキャストがとても好評だったので、私はこれにすると決めたそうです

「お仕事が順調で体力と時間がある内にオンラインコースを作りましょう」、そしてプランAとプランBを作っておきましょう

そう考えていくと、それは無理だよ、それじゃ効果が出ないよ、とプランAの私は考えます。しかし、プランAが立ち行かなくなった場合に、プランBでどんなサービスがパッケージとして提供できるかを考えていなかったことに気づき、頭ががつんときました。前回、オンライン化しましょうよ、一部でもオンライン化しましょう、自動化しましょうよと言ったけれども、それもプランAプランBを考えて行く必要があります。人生何が起こるかわからないということですよね。

この1年、ここからの1年はこういうプランで行こうと計画を立てるのは素晴らしいことですし、チャレンジしていくことも素晴らしいことだと思います。私はプランAにチャレンジしようとしていますが、もし、開始前に立ち行かなくなった場合、あるいはプランAが走り始めた後に立ちゆかなくなった場合に、プランBに切り替える方法も考えておく必要があります。何があるかわからないので、リスクヘッジもしなければいけない、とすごく思い知らされました。

私は2015年に母を見送ってるのですが、そのときも本当に急で、急遽奈良から大阪の母のところまで、行かなければなりませんでした。往復だけで4時間かかるため、1、2時間いるとなると、1日仕事になります。そのときはブログアフィリエイトをしていたのですが、ブログが書けない状況になってしまいました。そこで、できればしたくなかったのですが、外注化するしかないと思い、外注化を始めました。したがって切羽詰まってから切り替えたのです。

外注化は本当にいい人たちに出会えて、いい経験をさせてもらって、私の外注化へのいろんなハードルをとっぱらってくれました。しかし、このままブログでうまくやっていけると思っていたら、急に外的な要因が加わるようなこともあるように、人生にはいろいろ起こりうるわけです。そこでプランBを考える必要があります。私も昨日、アウトライナーに書き出して、プランBを作りました。とはいえ、Aが走り出した後に、立ち行かなくなったときに、どうやってプランBに切り替えるかはまだ宿題として残っています。ですから、これから考えます。

よく「趣味じゃないよ」「遊びじゃないんだよ」と言われますが、私自身この辺の詰めはまだ甘く、このままいけるのでは、と思ってしまいます。商売をしているお家に育った人は、親御さんの背中を見て、突発的なこともあるとわかっていたりするのかも知れません。しかし、私もサラリーマン家庭に育ったことを言い訳にしてはいけません。こうやって年齢を重ねていくと、どんどんリスクは高まるので、自分のことだけではなく、家族のことも考えなければなりません。だからこそ、責任を持ってサービスを提供するには、プランBを考える必要がある、とつくづく思いました。

ということで、あなたのプランAがもし何かの要因で変更しなければならなくなったとき、プランBはありますか。あったら、またシェアをしてください。それでは、またお目にかかりましょう。

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