このレクチャーではオンライン講座の色選びについて簡単に触れておきます。PDF作成ではあまり迷うことがないですが、プレゼンテーションスライドのデザインを決めるときに色選びで迷いませんか?色はあなたが思っている以上に強いメッセージを発します。
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どんなイメージを持ってほしいか?でメインカラーを決める
あなたのオンライン講座にどんなイメージを持ってほしいかで、メインカラーを決めるといいです。
例えば、赤:元気、活発、激怒緑:安心感、安定、調和青:冷静、爽やか、知性
下記のサイトを参照してみてください。
代表的な色のイメージ効果と色の連想 http://iro-color.com/episode/about-color/
和の色-色の名前と色見本 http://irononamae.web.fc2.com/colorlist/wa.html
NIPPON COLORS -日本の伝統色 http://nipponcolors.com/
すでにブランドカラーを決めている場合は、ブランドカラーをそのまま使うか、視認性がよくなるように明度や彩度を調整して同系色を使うといいでしょう。
使う色は3色まで!
メインカラーが決まったらサブカラーを決めます。使う色は3色まで。ベースカラーに白を選ぶときは白以外で3色選んでおくと使いやすいです。
- メインカラー:メッセージとなる色
- サブカラー
- アクセントカラー:メリハリをつける色
ベースカラーは背景色(地の色)なので白、黒、グレーなどが一般的です。
メインカラーに組み合わせる色は配色ツールや書籍で調べる
とはいえ、どの色を組み合わせればいいのか迷うことがありますよね。私はブランドカラーを使わないときは、配色ツールのサイトや、配色を提案してくれている書籍を参考にして決めています。
配色で迷った時に使えるツール!「HUE/360」
配色で迷った時に使えるツールが「HUE/360」です。
「Brightness」で明るさを選びながらメインカラーを1つ選ぶ↓残った色から好きな色を選ぶ↓最初に選んだカラーの左端にある「Print User Color」をクリックしてカラーコードを取得。「hue/360 使い方」で検索するのがおすすめ。
配色の本
Amazonで「配色 本」と検索するとたくさんの書籍が出てきます。いろいろな切り口で提案されているので、Amazonで試し読みするか、実際に書店で手にとって見てみるのがおすすめです。たいていはRGBで色を示されています。まれにHEXコードで書かれていることも。いずれにせよ、色コードが書かれていることは確認してください。
配色やデザインの本についてはKindleではなく紙の書籍のほうが私は見やすいと感じます。一つはさーっとめくっていく中で「おっ!」という出会いが起こりやすいから。似た色ごとに章になっているので、どういう色の組み合わせが作りたいコンテンツに合うかを見つけてから、詳細に決めていく流れなので、デジタルよりも紙の書籍でパラパラめくったり、行ったり来たりしながら眺めるほうが決まりやすいのです。
もう一つの理由は単純。Kindleだと購入したことを忘れてしまうからです(泣)。
私が購入してよく使うのはこの3冊です。
まとめ:オンライン講座の色選び
- どんなイメージを持ってほしいか?でメインカラーを決める
- 使う色は3色まで!
- メインカラーに組み合わせる色は配色ツールや書籍で調べる