オンラインコースが売れない時に見直すべき「Before / After」の作り方

目次

私はオンラインコースを作ってUdemyや自分のオンラインスクールで販売したり、コースの作り方や販売の仕方をお教えしたりしています。今回は「オンラインコースが売れない時にどうするか」というテーマで、見直すべきBefore(ビフォー)の話をしていきたいと思います。

オンラインコースを作ったのに売れない場合……非常に辛いですよね。実は、内容や価格を見直す前に確認してほしいことがあります。それは、そのコースを受講する「ビフォー」と「アフター」の差分が弱い可能性があるということです。受講後のイメージがお客様に伝わっていないのですね。

では、具体的にどうすればいいのでしょうか。

売れない原因は「Before / After」の曖昧さ

よくあるズレとして、売れないコースの場合、このビフォーとアフターの状態が曖昧すぎたり、漠然としていたりすることが多くあります。

例えば、ビフォーが「初心者である」「知識がない」「経験が少ない」という状態から、アフターとして「知識が増える」「理解できる」「学べる」という状態へ変化するとします。決して悪くはないのですが、少しざっくりしていますよね。

その売り文句を見聞きしている人は、「それで私の何が楽になるのか?」と頭の中にハテナが飛んでいる状態になってしまいます。

人は「日常がどう変わるか(差分)」にお金を払う

なぜ曖昧だと売れないのでしょうか。それは、今の自分がどれだけ困っているか、そして解決した後の自分がどれだけ良くなるか、その「差分」が大きければ大きいほど、人は購入を決断できるからです。

「知識がない初心者」から「知識が増える」というだけでは、実際の日常がどう変わるかが想像できません。だから「いい内容だけど、別に今じゃなくていいかな」と購入が見送られてしまうのです。

本屋さんで例えるなら、書棚から本を取り出して「良さそう」と中を見たものの、「今日じゃなくていいかな」と棚に戻されてしまうような感覚です。

弱い「Before / After」を強くする具体例

では、売れているコースはどうなっているのでしょうか。

弱い例として、ビフォーが「集客に悩んでいる」。もちろん集客には悩みますし、悪くありません。そしてアフターが「集客を学べる」。とても真っ当ですが、やはり少し弱いですよね。

これをどう強くするかというと、もっと具体的に表現します。

  • 【弱い例】集客に悩んでいる人が、集客を学べる講座
  • 【強い例】何を発信すればいいか毎回迷っている人が、投稿内容を10分で決められるようになる講座

このように伝えた方が、ずっと魅力的に響きますよね。また、ビジネス初心者をターゲットにする場合も同様です。

  • 【弱い例】ビジネスの初心者が学ぶと、ビジネスの知識が身につく講座
  • 【強い例】次に何を決めればいいか分からないスモールビジネスオーナーが、自分で判断して前に進めるようになる講座

「ビジネスの知識が身につきますよ」と言うよりも、問題が解決している感があります。ポイントは、受講することでその人の「行動」「判断」、そして「時間やストレス」がどう変わるかというところです。これをしっかり謳えるかどうかによって、ビフォーアフターの強さが大きく変わってきます。

ワーク:あなたのコースの「Before / After」を書き直してみよう

ここで、ぜひやっていただきたいワークがあります。ご自身のオンラインコースの「ビフォー」と「アフター」を見直してみてください。

  • Before:〇〇ができなくて、どこで足踏みしている状態か?
  • After:それを自分で判断して進めていける、あるいは解決してどんな状態になれるのか?

これをビフォーアフターの形式で文章を書き直してみてください。

もしこれを具体的に書けないのであれば、コースが売れない原因の1つはここにあるかもしれません。「差分」が分からない、曖昧で自分がどう変化するのか想像できなくなっていませんか。

人は「変化」に対してお金を払うので、その変化が分かりづらいと購入には至りません。

私自身も言っていて耳が痛いところではありますが、ぜひここを見直してみてください。そうすることで、あなたのコースの強みがお客様に正しく伝わるようになります。ぜひ取り組んでみてくださいね。