検索
Close this search box.

【Udemy】Udemyにコースを出したいがコースを作る時間がない

 Udemy 月間ということで、今月は Udemy に関するご質問にお答えしています。

今日のトピックは「 Udemy にコースを出したいけれども、コースを作る時間がありません。」というご質問です。

「時間がない」というお悩みは、よーーーく聞きます。よくよく聞きます。

時間は作るもの

オンラインコースを作るのは大変ですよね。リサーチをしてアウトラインを決め、人によってはスクリプト台本を書いたり、スライドを作ったり。あるいは、顔出しの準備や音質チェックもあります。それに収録をして、その後は動画編集も待っています。最後に審査に出して、やっとこさみたいな感じですよね。

確かに、時間がかかります。「時間がない」と言われたら、「はあ、そうですか」としか言えません。でも時間は作るものなんです。私は長らく Udemy にコースを出してないので、今の私がこれを言う資格はないかもしれません。(でも言うよ!笑)

ただ、私の ‪Udemy Fasttrack ‬に参加してくださっている方には、いろんな業種の方がいらっしゃるんですね。中には本業をお持ちの方もいらっしゃいます。

時間を作るのが一番難しいのは、フリーランスや独立してお仕事をなさっている方です。「お仕事が軌道に乗っていて忙しくて死にそうだから、オンラインコースを作ろうと思います」という人が、一番時間が作れないのです。なぜなら「仕事がうまくいっているから+フリーランスだから」ということなんですよね。

もう一つ難しいのは、本業があるサラリーマンの方です。まず定時に帰れなかったり、仕事は定時に上がれるけど、お付き合いがあったり。あるいは、シフト勤務で夜遅くまでお仕事があるとか、次の朝が早いという方は、睡眠が乱れがちです。そのため、そもそもコースを作る余白がないといった生活パターンだったりするんですね。それから、飲食店をされている方もすごく忙しいです。

そのような方々は、すごくいいコース案があっても、なかなか形にならないということがあります。その中でも、「この方は動画作るの初めてだし、90日のサポート期間中にコースを出すのは難しそうかな」と思う方がいるんですね。不思議なことに、逆にそういった方が90日以内にコースを出されることがあります。

なので、一概に本業があるからとか、独立して忙しいからという理由だけではなさそうだな、というのが最近の私の感触です。

さて、その時間をどうやって作っていくかというと、何かをやめるしかないんですね。

1日は24時間と決まっていますが、私はそれをお弁当箱だと考えると良いかなと思っています。そのお弁当箱にご飯をたくさん入れたい人もいれば、ご飯はちょっとでいいからおかずをたくさん入れたい人もいますよね。

もっともっとおかずが欲しいと思っても、お弁当箱の大きさは変わらないんです。だったら、ご飯の量をもうちょっと減らして、おかずを増やすようにしないと収まらないわけですよね。何かを我慢しないと仕方がない。でも皆それをやりたがらないんですよね。

例えば、 Facebook などを見ていると「コースを作る時間がないです」と言ってる人でも、何かのイベントに行ったり、お茶会に参加したり、誰々のどこの試合を見に行ってきたとかいうような投稿が上がってるんですよね。それが良い悪いじゃないし、当然人生はオンラインコースを作るためだけにあるわけではありません。レジャーの部分も必要ですが、「いろいろご活躍されていますね!」とちょっと意地悪な気持ちで言いたくなることがあります。

その人はお弁当箱にいろいろ詰め込みたいけど、お弁当箱に入りきらなくて、そりゃあ蓋が閉まらんよってことになるわけですよね。

オンラインコースを作るのは、一生ずっとじゃないんです。今受講していただいている私のコースのほとんどは、2020年に作ったものです。今、これを収録してるのは2023年の10月末なんですが、3、4年前に作ったコースがずっと稼働しているんです。

したがって、ずっとずっと我慢をしなさいと言ってるわけではないけれども、一時的にあなたのお弁当箱をちょっと調整する必要があると思いませんか。お弁当箱の中身を何か抜いて、「オンラインコース作成」というおかずを入れるスペースを作らないと、それは難しいですよね。あなたの今の生活の中で何かやめられることはないかを探す必要があります。

期間を区切る

最近のことですが、あるクライアントさんが「断ることに慣れてきました」とおっしゃっていました。

つまり、断るってすごく難しいスキルなんですね。「オンラインコース作成」というおかずを入れるスペースを作らないといけないとお話ししたように、新しいことを始めようとするときには何かをやめる必要がある。やめるときには「断る」という行動が伴う場合があります。

お仕事の場合なら、「いつまでに辞めたいので引き継ぎ期間を含めて後任の方を探していただけますでしょうか」というような形で仕事をお断りしなきゃいけないように、断ることが必要です。私もUdemyに取り組む前に、それまで受けていた固定のお仕事はすべて後任の方を探していただいて辞めました。

とにかく引き受ける方が簡単なんですよね、特に日本人はね! と思うのですが、それはちょっと私の偏見かもしれないです。

「いいですよ」「引き受けますよ」「やりますよ」「喜んで」と言った方が、人間関係は円滑にいくし、自分も楽なんですよね。断ることや ” No ″ を言うことは、本当に難しいです。特にフリーランスの場合、1回お断りすると、その後のご依頼が一切来なくなるんじゃないか、ご縁が切れてしまうんじゃないかという恐怖もあります。

ですので、 ” No ″ をいうことに慣れていく。” No ″ を言っても意外と大丈夫だなという経験もしていくことも大事です。断ってどうなるのかは、やってみないとわからないところがあるので、少し勇気が必要かもしれないです。

どうしても断るのはつらい、どうしたらいいだろう?という際の折衷案なんですが、期間を区切って考えると良いかもしれません。先ほど、一生オンラインコースを作るわけではないと話をしました。例えば、あなたの毎月必要なお金がいくらなのか、働く時間がどれくらいなのかによりますが、それによって、無収入で取り組むことができる期間を出せると思います。私の場合、 Udemy に関しては6ヶ月だけ集中して取り組みました。

その期間を区切って、「この期間だけはお仕事のご依頼をお受けできないんです」例えば、今10月だとして「来年の4月からはまたお仕事を引き受けできるので、それ以降にまたお声掛けいただけますか」と伝えます。このようにして対応しておくと、そのご縁がバッサリ切れるようなことはないと思うんですね。

そのようにして期間を区切って、フルコミットする期間を作り、それを周りに宣言します。その際はオンラインコースを作るんですなんてことまで言わなくていいので、「この期間はお受けできないですが、ここからはお受けできます」というようにあなたの中で期限を決めることが重要です。ちょっと乱暴な言葉で言うと「ケツを切る」ってことです。

そうすると、来年の4月には、講座のご依頼が入ることもあるでしょう。また、もし何かお教室をされている場合は、来年の4月からの開講をお知らせして、受付を始めてしまうこともできます。生徒さんの予定を入れてしまうってことですね。

こうなると、来年の4月からはその仕事が始まるわけです。もう予約が入っている状態になるので、自分のお尻もちょっと火がつきますよね。そうやって、その期間だけ集中して取り組むと良いと思います。

私は逆算して準備する

私ならどうするかなと思うのですが、私は逆算派なんですね。もし今すぐ時間を作れなくて、今すぐ ” No ″ を言えない、つまり現在取りかかっているお仕事があって契約期間がまだ続いている場合は、半年後にコース作りのための時間を作ると決める。例えば、今が10月で来年の4月に契約が一旦終了になるなら、次の契約を更新せず、そこからコース作りの時間を取るように決めるんですね。

さあ、ここから準備です。今すぐには作れないけれども、来年の4月に必要な準備について逆算でリストアップしておくことは、今でもできるわけですよね。スキマの時間を使って、今から4月までの期間を準備に充てていくというようにします。

フルコミットする期間は必要です。必要だから、今それを区切るのか、未来で区切るのか、それをいつにするのかを決めて、そして逆算して、今できる準備は何かを考えていくということです。

Udemyで同じジャンルのコースを片っ端から買って見てみよう

ということで、このブラックフライデーセールやサイバーマンデーセールの期間中、 Udemy のほとんどのコースが最安値になります。他にも大きなセールはいくつかありますが、ほとんどのコースがセール対象になるのはブラックフライデーからサイバーマンデーセールの期間だと思います。この機会に、あなたが出そうと思っている専門のジャンルのコースを片っ端から買って見てみてください。

なぜ見ておくのが必要かというと、もしあなたがこれから Udemy に初めてコースを出そうとしているなら、かなりハードルを高く感じている可能性があります。ところがですね、実際にコースを片っ端から買ってみると、すごいなと思うコースもあれば、そうでないコースもあるんです。好みなどがあるので、その先生が駄目とかそのコースが駄目ということではありません。

「こんな感じでいいのか?」あるいは「こんな感じなら私でも、俺でも作れそう!」と思えるコースが必ず出てくるはずなんですね。それを体験してほしいんです。「このくらいならコースを作るのに1年もかからなそうなので半年で十分だな」と感じたら、期間の軌道修正ができますよね。

ですので、現実を見に行くという意味で、このブラックフライデーセールとサイバーマンデーセールの期間を有効に使ってほしいと思います。そして、見ておくことはとても大事です。 Udemy には30日間の返金保証があるので、購入後に「これはちょっといらないな」と思ったらスムーズに返金ができます。まずは、競合するコースは全部買って、できれば関連コースも買って一通り見てみてください。

まとめ

今回は、「 Udemy にコースを出したいけれどもコースを作る時間がない」というお題でした。時間は作るもの。あなたの時間をお弁当箱と考えて、そこに何を詰めて何を詰めないかを決める。新しいものを詰めたければ、今入ってるものを抜く必要があります。そして永遠にそれを抜かなきゃいけないわけではなく、一定期間だけフルコミットすればいいのです。その期間を今区切るのか、もしくは将来区切るのかを考えましょう。

ということで、今できる準備としては、ブラックフライデーセールやサイバーマンデーセールを活用して、実際に自分のジャンルに関連するコースを買ってみることです。専門性があるので、大体のレベル感がわかると思うんですよね。実際にコースを買ってみたら、「なんだこんな感じでいいのか」「これならすぐに作れそうだし、思っていたよりも短期間で作れそうだな」とわかるはずなので、ぜひ買ってみてください。そして、 Udemy 仲間になりましょう。

Share it :

Related article

コミュニティの活用法

今回は質問があります。あなたはオンラインコミュニティに参加されていますか?もし参加している場合、月額いくらの費用を支払っていますか。そして、そのコミュニティに積極的に参加し、活用することができていますか。 私自身について

Read More
Asia SME owner, seller woman micro influencer, happy youtuber prepare record live video

YouTubeを始めます

(2024年10月7日のメルマガを転載します。) 私は情報発信のメディアをもう一つ増やすことにしました。 3ヶ月の試行錯誤 私は情報発信のメディアをもう一つ増やすことにしました。​ これらの情報発信が最低一年以上続いたの

Read More
上部へスクロール