オンライン講座における動画コンテンツは、メインコンテンツと言えるでしょう。オンライン講座、eラーニング、オンライン学習と聞けば、イコール「動画」と認識されるようになっています。
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オンライン講座における動画コンテンツの種類
一口に動画といっても様々な種類があります。オンライン講座に限定して動画コンテンツの種類を挙げてみましょう。
- 録画またはライブ配信
- チャットや音声で双方向性のあるライブ配信 / 双方向性のないライブ配信
- 講師が顔を出して講義をする動画コンテンツ
- 講師のアバターがアニメーションで出てくる動画コンテンツ
- 主にスライドや画面での操作を見せるスクリーンキャスト(画面録画)形式
- スクリーンキャストをしながらワイプで講師が顔を出すコンボ形式
- ウェビナーやワークショップの録画
- ゲスト講師との対談録画
- 1 on 1の個別セッションの公開録画
その他、カテゴリによってはより多いバリエーションがあります。
作るのが簡単な動画レクチャーは顔出しなしのスクリーンキャスト形式
作るのが簡単な動画レクチャーの形式はスクリーンキャストです。私と同じように顔出しに抵抗のある人も、立場上顔を出せない人も、スクリーンキャストなら大丈夫。
私が作成した「【iroha】理屈は抜き!パソコンが苦手な超初心者さん向け WordPressブログの作り方」というオンライン講座のように、各レッスンをスクリーンキャプチャーソフトで録画するだけで出来上がります。この講座はスライドでの説明と、操作を画面収録しただけ。顔出しするほうが講師と受講生とのエンゲージメントは高まりますが、声に感情をのせてカバーすることもできます。初めて動画コンテンツでオンライン講座を作る方にはスクリーンキャストがおすすめの方法です。ウェブカメラやスマートフォンを使って自分が話している様子を録画するのは動画作成に慣れてからでもいいでしょう。
ライブウェビナーや対談のアーカイブ(録画)も魅力的な動画コンテンツ
ライブウェビナーやウェビナー、対談を録画したものも魅力的な動画商品です。お客様にライブで参加してもらい、後でそのアーカイブ(録画)を提供するのもよいですね。ライブウェビナーやウェビナーはターゲットとなる受講生は講師や他の受講生と交流できる楽しさがあり、録画しておけば講師にとってはその場でデジタルコンテンツを作成することができるという一石二鳥の動画コンテンツです。また、受講生にとって役立つトピックを話してくれるゲスト講師を招いての対談を録画するのも魅力的な動画コンテンツとなります。
収録した動画コンテンツはWebにアップロードして視聴してもらう
さあ、動画コンテンツの収録と編集が終わりました。編集ソフトからmp4形式で書き出しました。で、どうする?ということですが、どうやって配布するのがよい方法なのかは後のレクチャーでお話しします。受講生や受講環境によって最適な方法が異なるからです。TeachableやUdemyなどの学習プラットフォームや、Vimeoなどの動画ホスティングサイトにアップロードして、直接視聴するストリーミング形式またはダウンロード形式で提供します。
動画コンテンツでレクチャーを作るときの注意点
動画コンテンツでオンライン講座を作る場合は、例えば40分を通しで撮った1本の長い動画ではなく、2~5分程度の短い個別のレッスンに分けて作ることをおすすめします。そのほうが、講師であるあなたがアップロードやダウンロードをすることも、受講生が視聴するのも簡単になります。
また、変更が必要になったときに、全体ではなく1つの小さな個別レッスンだけを撮り直せばよいのでメンテナンスがとても楽になります。状況の変化に応じてアップデートが求められるオンライン講座において、メンテナンスのしやすさは重要なポイントです。
まとめ
冒頭でお話ししたとおり、オンライン講座における動画コンテンツはメインのコンテンツ形式です。オンライン講座、eラーニング、オンライン学習と聞けば、イコール「動画」と認識されるようになっているからです。動画コンテンツの作り方はこの後のレクチャーで詳しくお伝えしますので、ぜひ取り組んでみてください。
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ピンバック: オンライン講座の作り方 | 中野琴子のブログ|あやとりワークス
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