「休みそびれるフリーランスのあなたへ」の記事で書いた通り、オンラインビジネスは大半を自動化することができます。
え?「ただのUdemyのセールスだろ、読んでないよ」って?ぜひ今から読んでください。どんな手順であなたのビジネスをオンライン化していくかを説明していますから🌝
Table of Contents
オンラインビジネスを自動化したい場合の課題3つ
オンラインビジネスでリスト取りやセールスから納品のプロセスを自動化したい場合の課題は主に3つあります。
- セールスファネルを作ることができるかどうか(海外ツールは日本語対応と日本円決済、かな表記で決済したりアカウントを作れるか)
- オールインワンか専門ツールを組み合わせるかどうか(コストとスキルとあなたが求めるものの問題)
- 決済手段(StripeやPayPalの凍結問題どうする?!)
今回は、セールスファネルを作って自動化することができる国産のサービスと海外のサービスをご紹介します。最近選択肢が増えてきました!
セールスファネルとは売上を最大化する「ページの連なり」
私のメルマガを読んでくださっている方のほとんどは、私のセールスファネルから入ってきてくださっていると思います。「めっちゃ売り込んでくるな!」と思った方もいるかもしれません。
無料eBookを申し込んだだけなのに15分間限定のオンラインコースを売り込まれたり(オファーされたり)、何かを購入したら「さらに上のコースもいかがですか?」みたいに別の商品をオファーされた方もいらっしゃるはずです(アップセル)。または何かのコースを購入しようとしたら「そのコースと一緒ににポテトもいかがですか?」のようにオファーされたりしませんでしたか?(オーダーバンプ)
あんなふうにして、関連性のある商品をご提案していくために商品ごとのセールスページを連ねたものをセールスファネルと言います。一つの商品を売るだけならセールスページは1枚で十分ですよね。商品Aのセールスページで決済して注文完了ページが表示されて終わります。でも複数の商品を販売するにはその商品ごとのセールスページが必要です。そして、一度のアクセスで複数のセールスページを順番に見せていくにはセールスファネルとして構成することが必要です。
「セールスファネルはページの連なりだ」と偉い人が言っていました。売上を最大化し、かつ自動化することができるのがセールスファネルというしくみです。
参考:ClickFunnelsで作成した私のセールスファネルのひとつ。メールアドレスを登録していただいてから、4つの商品をご提案します。それぞれ1項目が1ページ。登録ページ、登録完了ページ、セールスページや注文完了ページなど種類は様々です。
【2023年版】セールスファネルを作ることができる海外ツールと国産ツール
これまでセールスファネルを実装できるのは、日本でもClickFunnels一択でした。管理画面は英語だし、なんだかいろいろ難しいけど、他に使えるファネルシステムがなかったから。それに私の好きな英語圏の女性起業家は軒並みClickFunnelsを使っていたから。だから英語がダメだった私も必死に勉強していくつものファネルを作りました。今でもそれが稼働しています。
【2023年版】セールスファネルを作ることができる国産ツール
日本でも「なんだかセールスファネルっていいらしいぞ」となってきて、国産のファネルシステムがいくつか出てきました。私自身は現在使っていませんのでご紹介だけにとどめます。
Quick Funnel Maker
コンサルタントラボラトリーさんからのメールで知って、2021年末から数ヶ月使ってみました。「待望の国産のファネルシステム!コンラボさんだからかなり普及するのでは!私のお客様にもおすすめできるのでは!」と期待満々だったのです。しかし、ClickFunnelsほど柔軟なファネルを構築できないことや、体験セッションや体験セミナーへ誘導を行う説明会ファネル、LINE登録ファネルなど私は使わないパターンが多かったので解約しました。
UTAGE
最近、身近な人からよく聞くようになったサービスです。レターを見てみて、「あれ?これ、どこかで見たことがあるような気がする…」と思いました。Quick Funnel Makerのレターに使われている画像ととても似ています。
ファネシー
海外のマーケティングツールとも連携できそうなのが魅力的です。直接連携できるのか、Zapierで連携させるのかによって難易度はまったく変わりますが。
コネクティッドワン
女性起業家やコーチ業の方でお使いの方が多そうなのがコネクティッドワン。セールスファネルについての説明がいくつかされているので、イメージがわきやすいかもしれません。
【2023年版】セールスファネルを作ることができる海外ツール
ClickFunnels
最強。作ることのできるファネルの種類やテンプレートが豊富。他のサービスとも連携しやすい。日本語でレターを作ることができ、日本円の決済にも対応。難点は、高い作成スキルが求められることと、月額が高いこと。ClickFunnels 2.0になってからオールインワン化が進みましたね。私はClickFunnelsが大好きですが、私のお客様に勧めにくいのでセールスファネルの構築をClickFunnelsから別のサービスに切り替える予定です。
GrooveAsia
日本語化することができ、日本円決済に対応しているようです。Udemyにもコースが出ているのでまずそちらを見てみるといいかもしれません。
>>>Udemyコース「コストを抑えたいオンラインビジネスオーナーに。アメリカ最新オールインワン・マーケティングツール「GrooveAsia」」
Kajabi
オンラインコースビジネスやコーチに大人気のオールインワンツール、Kajabi。オールインワンなので、ファネル機能も持っています。かねてから私は「Kajabiは高い!」と文句を言ってきましたが、teachableがここまで値上げすると価格的にはあまり変わらない感じになってきましたね。(でも機能が違うので私はteachableを使い続けます!)
teachable
teachableはオンラインコースやコーチングを提供するのに特化したオンラインスクールシステムです。が!ひっそりとマーケティング機能を持っています。通常ファネルを組んで実装するアップセルや「ご一緒にいかがですか?」のオーダーバンプ、プリセル(作る前に売る)など。ただ、ファネルという「ページの連なり」を視覚的に見ることができないので、他のサービスを使うときよりもファネルの概念を理解しておくことが必要です。
まとめ:サービスを選ぶ際の注意点
セールスファネルとは何か、セールスファネルを作ることのできる国産のサービス、海外のサービスをご紹介しました。曖昧に「自動化したい」ではなく、あなたのビジネスのどの部分を自動化したいかを明確にし、それが得意なサービスを選ぶことが重要です。
今回ご紹介したもの以外にもファネルが構築できるサービスはあります。サービスを選ぶ際は管理画面が英語でもセールスページは日本語表示ができること、日本円の決済ができること、日本語(かな表記)でお名前の登録ができることを確認されることをおすすめします。例えばPodiaは日本円決済ができますがかな表記でのアカウント作成ができません。英語圏のサービスの中には、バックグラウンドで動いている決済システムがStripeであっても日本円の決済ができないサービスが多くあります。その理由は日本円が数少ない「Zero decimal currency」、小数点以下がない通貨だからであるようです。