Kindle出版9.おわりに Kindle出版の意義

Happy Asian woman having video call with her friend over smart phone at night at home.

目次

ここまでお読みいただき、本当にありがとうございます。

正直にお伝えすると、Kindle出版は決して楽な道ではありません。
「これから出版してみよう」と思うと、

  • KDPアカウントを作る
  • 原稿や表紙を準備する
  • ファイル形式を確認してアップロードする
  • 公開ボタンを押してからも告知方法を考える……

などなど、やることがたくさんありますよね。一つひとつのタスクは難しくありませんが、面倒くさいのです。

そして、たとえ頑張って一冊出したからといって、すぐに大きな集客や収益に結びつくわけではないかもしれません。私自身、Kindle出版によって急に売上の桁が上がった!という経験はないんです。

それでも、私が今、8冊目のKindle本を出そうとしているのは、それだけの意義を実感しているからです。


たとえば、

  • Amazonで偶然本を見つけた人が、私を初めて知ってくれてメルマガに登録してくれたり
  • SNSでは顔見知りぐらいのつながりだった方が、本を読んだあと「共感しました!」と言って連絡をくれたり
  • 「Kindle出版するなんてすごいですね」と言われたり(出版しただけで!)

こういった出来事が続くと、やっぱり「出してよかった」と思います。

今はSNSやYouTube、ブログなど、たくさんのメディアがあります。たくさんの情報が溢れていますよね。ですからお客様も、何か一つのメディアを見てすぐにLINE登録をしたりメルマガを購読したりするわけではありません。

  • SNSの投稿を見てみる
  • YouTubeの動画をちらっと覗いてみる
  • ブログ記事も読んでみる
  • Kindleで出版した本も試しに読んでみる

こんなふうに、何度も何度もいろいろなメディアをチェックして、「この人、良さそうだな」と確認してから、ようやく次のステップ(商品購入やメール登録など)へ進むことが多いのです。あなた自身もそうではないでしょうか。

だからこそ、いろんな種類のメディアを持っておくのは本当に大事だと思います。

その中でもKindle本は、「著者の考え方や感じ方を深く伝えられるメディア」です。SNSの投稿が「短いつぶやき」だとしたら、Kindle本は「しっかり読んでもらえる長編コンテンツ」のイメージ。読む人が「この人はこんな経験をして、こういう価値観を持ってるんだな」と深く理解してくれます。

ぜひ、この記事で学んだことを実践して、あなたの専門知識や思いをKindle本という形で世の中に届けてみてください。結果がすぐに出なくても、あなたの本を読んでくれた誰かが、時間をかけて「この人からもっと学んでみたい」「この人と仕事をしてみたい」と思ってくれる可能性があります。その積み重ねが、今後のビジネスや活動の大きな資産になるはずです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。
この記事が少しでもあなたの一歩を後押しできたなら、とても嬉しいです。

これからあなたが出版するKindle本が、たくさんの人の目にとまり、ビジネスや活動のさらなる発展につながることを心から応援しています。