この記事では、「Kindle本はごく普通の一般の人が無料で情報発信できる媒体、Wordで文書を作るだけ」であることを知っていただいて、最初の一冊を出版するところまでガイドします。
【この記事の概要】
こんにちは!
この記事では、Amazonの電子書籍出版サービスである「KDP(Kindle Direct Publishing)」を使って、誰でも簡単にKindle本を出版する方法を学びます。全く初めての方でも安心して取り組めるように、ステップ・バイ・ステップで解説していきます。最終的には、紙の本を用意しなくても、AmazonのKindleストアにあなたの著書が並ぶところまでサポートします。さらに、出版した本を活用して、自分の専門性をアピールし、興味を持ってくれそうな見込み客に出会うきっかけを作る方法も一緒に考えていきましょう。
初めに、この記事におけるKindle出版の位置づけについて明確にしておきたいと思います。この記事では、Kindle出版を、あくまでもご自身の専門性を効果的にアピールし、認知を拡大するための強力なツールと捉えています。本格的な収益化や、マーケティングの深い領域については、この記事の対象外となりますので、それらは別の機会に専門的に学んでいただくことをお勧めします。
この記事の主眼は、Kindle出版で収益を上げることではありません。Amazonという巨大なプラットフォームを戦略的に活用し、ご自身の専門知識を広く発信することで、将来のお客様となる可能性のある方々との接点を創出すること。これこそが、この記事の最重要目的です。
すなわち、私たちは、収益獲得を主眼に置いた出版ではなく、お客様との関係構築、そしてご自身のブランディングを確立するための出版をゴールとして設定しています。当然、目的が異なれば、ビジネスモデルやマーケティング戦略も変わってきます。
昨今、Kindle出版のみで生計を立てるという考え方も存在します。しかし、この記事ではその点にフォーカスするものではないことを、あらかじめご理解いただければと思います。
なお、ここでご案内する内容や情報は本コンテンツ作成時の情報です。あなたが出版される際には必ず最新情報をご確認ください。
【この記事のゴール】
- Kindle本の出版スキルを習得
- 初心者でも、原稿を用意してAmazon KDPに登録し、スムーズに出版できるようになる。
- 専門性のアピール方法を身につける
- 出版した本を使って自分の強みを伝え、見込み客との接点を増やす。
- 実際にダウンロード・読了してもらうための行動
- PRや告知のやり方を学び、多くの読者に本を手に取ってもらう。
【全体の流れ(工程マップ)】
まず Kindle 出版の全体フローをざっくりと紹介します。 KDP のアカウントを開設して原稿と表紙を作ります。出来上がった原稿を KDP にアップロードして公開設定をします。最後に公開したことを 読者に告知します。
- KDPアカウントの作成
- まずはAmazon KDPのアカウントを作り、出版者としての準備を整える。
- アカウント登録手順や注意点などを丁寧に解説。
- 原稿&コンテンツの準備
- 本のテーマを決めて、実際の原稿を用意する。
- 文量の目安や章立て、読みやすい文章の書き方など、初心者向けのポイントを紹介。
- 電子書籍用フォーマット&表紙の準備
- 電子書籍ならではのフォーマット(レイアウトや文字の大きさなど)を整える。
- 読者の目を引く表紙デザインや無料/有料の作成ツールを紹介。
- KDPにアップロード&公開設定
- 実際にKDPの管理画面を使ってファイルをアップロードする手順を説明。
- タイトルや説明文の書き方、価格設定、カテゴリーの選び方などを学ぶ。
- 公開ボタンを押すまでの流れをわかりやすく案内。
- 出版後の告知・マーケティング
- 出版後にやるべき簡単なPR方法を紹介。
- SNSやブログ、メルマガなど、あなたが使いやすいメディアでの告知ポイントを解説。レビューを増やすコツもカバー。
この流れを順番にマスターすれば、あなたのKindle本がAmazonに並び、読者にダウンロードして読んでもらえるようになります。さらに、本を通じてあなたの専門性を多くの人に知ってもらい、今後の活動やビジネスにつなげていきましょう。
この記事を読んでいただきたい方
- Kindle出版を通じて自身の本を出したいが手順や方法が分からない
- 新規顧客の獲得方法を模索しているが、集客の限界を感じている
- 自身の知識や経験を電子書籍として発信し、専門家としてのブランディングを強化したい
- 自身の専門知識に関するノウハウをまとめた本を出版し、電子書籍を通じて地域内外に知名度を上げたい
前提条件
- Kindle Unlimitedに加入しており、読み放題で本を読むことができる
- Kindle電子書籍で本を買い、読んだ経験がある
- WordやGoogleドキュメントを使うことができる
- ※マンガや写真集ではなく文章の書籍を出版する方向けです
- ※ペーパーバックについては触れていません
- ※受講するだけなら条件はありません