AI時代の外注化術9. タスク依頼後のコミュニケーションと納品チェック

Passing registered letter to delivery man

目次

1.タスク依頼後のコミュニケーション術

コミュニケーション方法

業務開始後は、基本的にはクラウドワークスのサイトまたはアプリのメッセージ機能でやり取りする、チャットワークやZoomなどクラウドワークスの外部でコミュニケーションをとりたい場合は「サービス外連絡申請」を行って承認を得る必要があります。

最初は小さい単位ですり合わせ

業務を開始したら、最初は小さい単位で提出してもらって、方向性や細部のすり合わせを行うのがおすすめです。ブログ記事なら「第一章だけ」、動画なら「冒頭5分間だけ」などの小さい単位で着手してもらうと認識のズレなどがわかり、早めに軌道修正することができます。

冒頭のすり合わせだけでなく、中間報告も積極的に活用するといいです。完成後の手戻りはお互いに避けたいものです。何箇所か意図的にチェックポイントを設けて、成果物の進み具合や求めるものと違っていないかを確認するようにしましょう。

指示やフィードバックは具体的に

指示やフィードバックは具体的にする必要があります。修正箇所があればどこをどう直すかを明確に言語化したいものです。「こんな感じ」では他人には伝わりにくいので、言語化しづらいデザインや動画などは欲しいものと似たものを見せるなどすると伝わりやすくなります。また、テキストコミュニケーションで伝わりにくくても、スクリーンショットやloomなどを使った画面録画でフィードバックすると伝わりやすくなるので、そういった工夫もしながらコミュニケーションをとっていくとお互いに快適に案件を進めることができます。

2.検収・支払い・評価

検収とはクラウドワークス上の「納品」

クラウドワーカーの作業が完了したら、納品をしてもらいます。クラウドワークスのメッセージ機能でURLやファイルを送信してもらうか、サイズの大きいファイルであればファイル転送サービスを使うなどして納品してもらうことができます。

納品されたら検収を行います。検収というのは検品のようなものです。

検収で問題なければ「検収完了」を押します。修正があれば「修正依頼(検収不合格)」を押して修正指示を送ります。

支払い

検収が完了すると業務は完了となり、仮払いした金額がワーカーへ支払われます。ここで完了になることに注意してください。

評価する

業務が完了したら、契約したワーカーの評価を行うことができます。任意ですが、評価コメントを残すことでワーカーの実績に寄与できるので、できるだけ協力したいところです。なお、思うように進まなかった案件については悪い評価をつけるのではなく、評価しないという選択肢があることを覚えておいてください。