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オンラインコースビジネスの成功への道: 個人的経験を活かす方法
さて、今回のテーマは「個人的な経験をオンラインコースにする」です。特に専門家でも資格を持っていなくても、自分の知識や経験をオンラインコースにすることを決めた人が、オンラインコースビジネスをどうやってスケールさせることができるかということについてお話していきます。前回はコースの展開と多様化についてお話しました。今回は、2つ目のテーマ「アフィリエイトプログラムとパートナーシップの構築」についてお伝えします。
オンラインコースを広めるコツ:コースの充実と人を集める工夫
メールリストの重要性
前回は最低でも10コース、15コース、20コースを出してください、と言いました。そしてコース数は多ければ多いほど良いというお話をしました。オンラインコースビジネスで難しいのは、商品作りやサービス作りというよりも、認知してもらって集客することです。
ここで言う集客とは、お客様の連絡先メールアドレスをいただくことだと定義しておきますね。このメールアドレスを持っていなければ、「新しいコースができました」「キャンペーンを行います」といったこちらからのプッシュ型のコミュニケーションが取れません。つまり、新しいコースを作っても、それが知られない可能性があるのです。
効果的な認知拡大の方法
オンラインコースビジネスを行う上では、いかにしてまず自分の存在を知ってもらって、自分のコースの存在を認知してもらい、「興味があります」という人にメールアドレスを登録していただくかが重要です。メールアドレスの登録をしていただく方法、いわゆるリスト取り、リストビルディングの方法は、さまざまあるため別の機会に詳しくお話ししますが、集客を図るのは商売の中で最も難しい部分だと思うんですね。だからこそ、大企業は多額のお金をかけて CM を打ち出したり、オンラインでの広告を展開したりします。そこで初めて私たちは新商品やキャンペーンが出たことを知り、買いに行くわけですよね。
集客の秘訣:無料集客と有料集客を上手に使い分ける
無料集客の長所と短所
どうやって自分を知ってもらうかにはさまざまな方法があります。たとえば SNS を活用して凝った投稿をしたり、キャンペーンをしたりしてフォロワーを増やし、メールアドレスの登録を促すプロモーションを行う人もいます。まずは無料で行うか有料で行うかという選択があります。
有料広告の活用方法
有料であれば、広告を打つことになります。Google 広告や Facebook 広告、インスタ広告、YouTube 広告などの選択肢がありますが、これには初期投資が必要です。そのため私もまだやっていないのです。私は無料の方法だけで集客をしていますが、そんなにすぐに結果が出るものではありません。
よく言われるのは、時間をかけるか、お金をかけるかのどちらかだということです。お金をかけるのが有料広告で、時間をかけるのは無料のオーガニック集客になります。しかし、無料でありながら、少し手っ取り早い方法として、アフィリエイトプログラムやパートナーシップの構築といった手段があります。
アフィリエイトプログラムの活用: オンラインコース販売を後押しする仕組み
アフィリエイトプログラムの仕組み
アフィリエイトプログラムは、あなたのオンラインコースビジネスをスケールさせるための1つの手段です。アフィリエイトプログラムについては、既に知識のある方なら「ああ、あれね」って思うことでしょう。
かつては、デジタルコンテンツである情報商材を販売するプラットフォームとして、インフォトップやインフォカートなどが主流でした。約10年前は、これらのプラットフォームが最も大きかったんじゃないかなと思います。現在では Brain や Tips など、新たなプラットフォームも登場していますが、当時はそれほど選択肢がなかったのです。
販売者はこれらのプラットフォームに教材を登録し、アフィリエイターがそれをレビューして特典を添え、自分のブログやメールマガジンで紹介します。アフィリエイター経由で成約が得られると、紹介報酬として販売者から一定の割合が支払われる仕組みです。アフィリエイトに関わったことがある方は、この仕組みについてよく理解していると思います。
オンラインコースビジネスの場合、このような明確なアフィリエイトシステムは比較的少ないように思います。個人で運営する方が増えており、たとえばスクールシステムのようなプラットフォームで自分のオンラインコースを販売しています。
私は日本の UTAGE というシステムを使っていないので、UTAGE はわかりません。私の場合は、アメリカの Teachable というシステムを使用していますが、このシステムではアフィリエイターに対する報酬割合を設定でき、自動で支払いが行われる仕組みを整えることができます。Thinkific など、他のスクールシステムでも同様の仕組みがあると思います。こうしたアフィリエイト報酬支払の自動化は1つの方法です。
リファラルプログラムの導入
もしこのような仕組みを導入していない場合、個人的なリファラルプログラムというやり方があります。リファラルは紹介や推薦を意味し、たとえば口コミで友人に「これ良かったよ」と紹介してもらい、その友人経由で参加があった場合には、紹介者に対する謝礼を渡すというものです。
公式にアフィリエイトシステムを導入し「紹介していただければ〇%のお礼をお支払いします」と受講生に告知する方法や、ひっそりとお礼を支払う方法、あるいはその中間の方法もあります。
アフィリエイトを導入すると、報酬のために荒っぽい紹介をする人が出てくるリスクもあるんですよね。ですので、信頼できる方に「もしご紹介いただけたら、報酬をお支払いしますのでよろしくお願いします」とお伝えし、紹介をお願いする方法もあります。
リファラルプログラムの場合は、新しい参加者が来た際に「どのようにしてこのプログラムを知りましたか?」とお伺いして、紹介元が確認できたときにお礼を支払う人が多いかもしれません。
このようにして、口コミや紹介を通じて認知度を広げていくことにより、全く知らない人でも、友人を通じて参加してくれるようになります。これがアフィリエイトプログラムの1つの仕組みです。
パートナーシップで成長を加速: オンラインビジネス拡大の秘訣
ジョイントベンチャーの活用法
オンラインコース販売を後押しする仕組みのもう1つは、パートナーシップの構築です。これはコラボ企画やジョイントベンチャーでよく行われます。たとえば他のオンラインコースクリエイターや関連ビジネスと提携し、お互いにプロモーションを行うことで、これを繰り返しながらリストを拡大する方法があります。
英語圏の Mariah Coz という女性がこの方法でリストを拡大していったと言われています。彼女はデジタルマーケター兼コースクリエイターで、ジョイントベンチャーを何度も繰り返してリストビルディングをしたそうです。私が直接見てきたわけではないので、もし間違っていたらごめんなさいね。
彼女の方法は、他のコースクリエイターと組んで企画を立て、お互いのセールスレターを共有するというものですが、登録フォームの部分をお互い交換するんです。たとえば私がAさんというコースクリエイターと組む場合、私のレターに A さん用の登録フォームを、A さんのレターに私用の登録フォームを入れる方法です。これを Mariah Coz はしてきたらしいんですね。そういう方法が1つあります。これは同じオンラインコースクリエイター同士でできることです。
異業種コラボレーションの可能性
あとは関連するビジネスとの提携もしてみました。私の場合、WordPress のテンプレートをデザイナーさんに作ってもらうということなんですね。
お客さんに WordPress でサイトを作ることを勧める際「どの WordPress のテーマを選べばいいですか?」とよく聞かれます。本当に多くの人に聞かれるのですが、さまざまな理由でおすすめできるものがなくて困っていました。その解決策としてテンプレートを提供することを思いついたのですが、私はデザインが得意ではないため、プロのデザイナーさんに作成してもらいました。
このコラボレーションに関しては、そのデザイナーさんは元々個人事業主向けというよりも企業のWebサイト制作などを手掛けている方でした。顧客層が全く異なるためリストの交換はできませんでしたが、ちょっと面白いことが起こりました。
そのデザイナーさんはリストを持っていなかったため、リスト拡大という意味では今回のパートナーシップは機能しなかったのですが、これまでオンラインコースに全く反応を示さなかった私のメルマガの読者さんが、WordPress のテンプレートには非常に興味を持ってくれました。普段のメールにはクリックしないような人たちがクリックして登録し、購入してくれました。それにより新たなコミュニケーションが生まれました。この経験から、あまり偏った商品ばかり売るのは良くないなと気づかされました。リストが増えたわけではありませんが、メルマガの登録者から購入者に変わってくれた人がいたという意味では成功したと言えます。
リスト活用の最適化: 効率的な顧客獲得と関係構築
既存リストの活性化戦略
パートナーシップを組む相手がリストを持っていなくても、自分のリストの中だけで販売することにも意味があるんですね。私のメルマガに登録はしているものの、まだ私の商品を買ったことがな方々は多くいます。ただ、パートナーシップの力を借りてちょっと趣向の変わった商品を販売することで、見込み客から顧客になってくれたということが起こりました。つまり、既存リストが活性化したということです。
新規顧客獲得のためのアプローチ
そのテンプレートを購入してくれた方にフォローアップをしながらコミュニケーションができたり、新たなニーズを聞くことができたりという収穫がありました。リストを拡大するという意味では、属性の近いリストを持つ人と交換するようなパートナーシップが理想かもしれませんが、自分のリストの中で見込み客を顧客に変えていくという意味では、必ずしもパートナーがリストを持っている必要はないのです。
オンラインコースビジネスは、1人で会社のような組織全体の業務をこなす必要があります。企画から商品制作、マーケティング、宣伝、認知拡大、集客、販売、それに続くフォローアップやカスタマーサポートまで、自分でやらなければならないので大変です。しかし、特に集客は非常に重要かつ難しい部分です。
集まってきてくれたお客さんに良い商品を提供しても、どうしても偏りがちになることがあります。そこで、自分のビジネスに合ったパートナーにお願いして、ちょっと趣向の変わった商品を作ることで、リストを増やすのではなく、既存のリストの中で見込み客にとどまっている人たちに新しい価値を提供することができます。そうすることで、見込み客から顧客となる方法があるのだと、経験を通して感じました。
まとめ オンラインビジネス成功への次のステップ: 実践的アドバイス
多様な商品展開の重要性
オンラインコースビジネスをスケールさせる方法はたくさんあります。切り口も多様なので、パートナーシップをいくつか検討し、実際に試してみると良いと思います。
たとえば次に取り組むとしたら何でしょうね……。プロのデザイナーさんとはまたいくつか商品を作ろうと話しています。もう1つのコラボレーションも進行中で、それは2024年の秋頃にご紹介できると思います。コミュニティ構築のノウハウを商品化していますので、それを提供できる予定です。
コミュニティ構築によるビジネス強化
コミュニティのプラットフォーム選びは非常に難しく、私たちが選んだプラットフォームの構築の仕方を、専門の方の協力を得ながらコースを作り、一緒に構築作業も行っています。これにより私1人ではできなかったことを提供できます。オンラインコースビジネスを運営している方々には、コミュニティでサポートすることをお勧めしていますので、その際どのプラットフォームが良いかも示すことができます。さまざまな切り口があるので、パートナーシップを組むということも考えていただくといいと思います。
もう1つ簡単な方法は、アフィリエイトプログラムやリファラルシステムの導入です。これにより、オンラインコースを作って売るだけでとどまらず、オンラインビジネスを拡大していく方法の2つ目として「アフィリエイトプログラムとパートナーシップの構築」をお伝えしました。