3.情報発信に効果的なコンテンツ作成

Stressed woman calculating and planning household expenses and bills reflecting financial

目次

今回は、情報発信に効果的なコンテンツ作成について学びます。

具体的には、売りたい商品から逆算したコンテンツ。コンテンツのリパースの具体例。そしてブランドガイドラインの作成について説明します。それでは始めましょう。

売りたい商品から逆算したコンテンツ

新しいコンテンツアイデアはどうやって発想するのでしょうか。

継続的な情報発信には新しいコンテンツが不可欠です。ここでお伝えしたいのは、売りたい商品やサービスから逆算してコンテンツを設計するのが重要であるということです。

まず、なぜ売りたい商品やサービスから逆算することが重要なのかを説明します。これは最終的な目標である商品の販売やサービスの契約を達成するためです。逆算することで、ターゲットオーディエンスが何を求めているのかを理解して、そのニーズに答えるコンテンツを作成できるため、一貫性を持たせられます。一貫性のある情報発信は、ブランドの認知度を高め、信頼感を醸成し、フォロワーの増加やリードの獲得につながります。

売りたい商品から逆算した情報発信でない場合、つまり一貫性のない情報発信になりがちなため、次のような問題が生じます。

一貫性のない情報発信がもたらす問題

一貫性のない情報発信から生じる問題として3つ挙げました。ブランドの信頼性の低下、フォロワーの混乱、リード獲得の難しさです。

まずブランドの信頼性の低下についてです。一貫性のない情報発信は、ブランドの信頼性を損ないます。例えば、「どこに遊びに行った」「今度何を売りたいです」「誰々と会いました」といったことがバラバラに発信されると、一貫性がないということになります。一貫性のない情報発信では、フォロワーや潜在顧客はメッセージやトーンが頻繁に変わるブランド、あなたというブランドに対して信頼を持ちにくくなります。一貫性があることで、ブランドの認知度や信頼感が高まって、顧客は安心して商品やサービスを利用できるようになります。

そして、フォロワーの混乱です。一貫性のない情報発信は、フォロワーを混乱させる可能性があります。異なるメッセージやトーンが発信されると、フォロワーはブランドが何を提供しているのか、どんな価値があるのかを理解しにくくなります。これにより、フォロワーの興味を失って、エンゲージメントが低下します。私個人で言いますと、絶対にこの話題には触れないと決めていることが3つあります。1つは政治、もう1つは宗教、そしてもう1つは学歴です。これらの情報は、自分の商品やサービスに特に関連がない限り、言う必要がないと考えています。特に、政治、宗教に触れることで不要な分断を生むと私は考えています。

ときどきこんな情報発信を見かけます。政治の動きがあるときに、普段はマーケティングのことを発信している人が急に特定の政治家を推奨するような発信ばかりし始めるとか、ある文化系の先生が政治家の発信をリポストし始めるとか。そうなると、なかなかそれに「いいね」を押すこともできないし、やっぱり「え?どうしたの?」と、フォローしている私も混乱してしまうんです。私自身が混乱するので、政治とか宗教といったデリケートな問題については私は発信しないと決めています。これは個人差があると思いますが、1つの参考例として考えてください。

最後にリード獲得の難しさです。情報発信に一貫性がないと、リード獲得、つまりメールアドレスを登録していただくことが難しくなります。潜在顧客は一貫したメッセージやトーンを通じてブランドの価値を理解して信頼を築きます。一貫性がないと、リード、つまり見込み客がブランドに対する信頼感を持てなくて、購入や契約に至る可能性が低くなるばかりではなく、メールアドレスの登録さえ難しくなります。

商品・サービスから逆算しない情報発信の影響

次に、商品・サービスから逆算しない情報発信の影響について説明します。3つ挙げました。目的の不明確さ、リソースの無駄遣い、顧客とのミスマッチ、どれも嫌ですよね。

まず目的の不明確さです。商品やサービスから逆算しない情報発信は、目的、何のために行うかが不明確になります。結果としてコンテンツがターゲットオーディエンスのニーズや興味に合致せず、効果的な情報発信となります。商品やサービスの販売や計画契約につながりにくくなります。

2つ目、リソースの無駄遣いです。逆算しない情報発信は、リソースの無駄遣いになってしまいます。コンテンツ制作ってものすごく時間とコストがかかるんですが、目的が不明確なままでは、その時間とコストの投資が無駄になってしまう可能性が高いです。ターゲットオーディエンスに刺さらないコンテンツはリード獲得やコンバージョンに結びつかない、つまり成果に結びつかないから、リソースの無駄遣いとなってしまうわけです。

そして顧客とのミスマッチです。逆算しない情報発信は、顧客とのミスマッチを生み出す可能性があります。商品の特徴やサービスの利点と制限を明確に伝えられないと、顧客が期待する価値と実際に提供する価値が一致しません。このミスマッチは顧客の不満や不信感を招く原因になります。

具体的なリサーチ方法

次に具体的なリサーチ方法について説明します。Google トレンドを使って最新のトレンドを把握する方法です。例えば「和食」というキーワードを検索すると、そのトピックに関連する最新のトレンド情報が表示されます。これによって、今注目されているテーマを見つけて、売りたい商品と関連させた情報発信をすることができます。

さらに、SNSでの人気トピックをチェックする方法として、Twitter や Instagram、Facebook などの SNS を活用して、現在話題になっているトピックを調べることができます。ハッシュタグ検索やトレンド機能を利用することで、多くの人が興味を持っているテーマが何なのかを把握することができます。

また、業界のニュースやブログを定期的に読むということも重要です。例えば、オンラインビジネスに関するニュースサイトや専門ブログをフォローし、定期的に見ていくことで、最新の情報やトレンドをキャッチアップできます。これによって、コンテンツアイデアの源泉を広げることができます。つまり、外のネタを自分に持って来るということですね。自分の頭の中で考えていても、なかなかコンテンツのアイデアって出てこないんですが、外の情報をキャッチして、それを自分のコンテンツアイデアの原素にするということです。

これらのリサーチ方法と視点を使うことで、効果的なアイデア発想法を身につけて、コンテンツの質と量を向上させることができます。さらに、自分の経験や知識を生かして、オリジナルのコンテンツを作成することも大切です。

アイデア発想のためのツール

最後に、アイデアを発想するためのツールについて紹介します。マインドマイスターなどのマインドマッピングツールを使って、アイデアを視覚的に整理することができます。

また、Notion や Trello などのメモアプリを使って、アイデアをストックしておいて、後で見返すことができます。これらの方法を駆使して、あなたの売りたい商品やサービスに関連するコンテンツアイデアを豊富に発想しましょう。

それでは次のステップに進みます。

コンテンツのリパーパスとその具体例

コンテンツを効率的に再利用する方法について知っておきましょう。リパーパス、つまりコンテンツを再利用することは、時間とリソースを節約しながら価値ある情報を提供するための重要な手法です。コンテンツのリパーパスとコンテンツの再利用という言葉には厳密には違いがあります。ここでは、新規にコンテンツを作るのではなく、既存のコンテンツを活かして活用することだと考えてください。

なぜコンテンツのリパーパスが重要なのか

まず、なぜコンテンツのリパーパスが重要なのかを説明します。

一度作成したコンテンツを別の形式やプラットフォームで再利用することで、新しいオーディエンスにリーチすることができます。つまり、ブログで使ったコンテンツを YouTube に使うという風にすると、ブログは見に来ないけれども YouTube にいる人にリーチすることができるという具合です。

また、リパーパスによってコンテンツのライフサイクルが伸びて、様々なチャネル、様々なプラットフォームで一貫したメッセージを発信することができます。

ロングコンテンツとショートコンテンツの特徴

さて、リパーパスにはロングコンテンツとショートコンテンツの両方が重要な役割を果たします。ここで、この2つの特徴を説明します。

ロングコンテンツとは、詳細な情報を提供する長めの形式のコンテンツです。例えば、ブログ記事、電子書籍、オンラインコースなどが該当します。これらは読者に深い理解を促して、包括的かつ体系だった情報を提供するのに適しています。ブランドの専門性をアピールして信頼性を高める効果があります。

では、ショートコンテンツです。ショートコンテンツは、短くて簡潔な形式のコンテンツです。SNS 投稿やショート動画、インフォグラフィックと言われる画像の投稿などが該当します。視聴者の注意を引きやすく、すぐに消化できる情報を提供するのに適しています。エンゲージメントを高めるにはショートコンテンツが効果的で、SNS やメールマーケティングなどで活用されます。

これらを組み合わせることで、様々なオーディエンスに対応して、コンテンツの幅を広げることができます。

具体的なリパーパスの方法(1)ブログ記事から SNS 投稿へ

では次に、具体的なリパーパスの方法について見ていきましょう。ブログ記事から SNS 投稿へ、ブログ記事を SNS 投稿に変換するという方法です。

例えば、長いブログ記事を複数の短い投稿に分割して、X や Facebook、Instagram に投稿します。それぞれの投稿に興味深いポイントを強調して、1つ1つの投稿においてフォロワーに有益な情報を提供します。

ショートコンテンツは視聴者の注意を引きやすくて、SNS でのエンゲージメントを高める効果があります。ブログ記事を元に生成 AI で SNS 投稿に分割して、ハッシュタグまでつけるということが可能になっています。

具体的なリパーパスの方法(2)動画からブログ記事へ

次に、動画からブログ記事へ、これはロングコンテンツからロングコンテンツということになりますが、動画コンテンツをブログ記事に変換する方法があります。YouTube の動画をブログ記事として書き起こして、動画の内容をテキスト形式で詳しく説明します。

これによってオーディエンスは、動画を見るだけでなくブログ記事を読むことで情報を再確認することができ、ロングコンテンツは詳細な情報を提供できるため、読者の理解を深めるのに適しています。

具体的なリパーパスの方法(3)ブログ記事から電子書籍へ

次に、ブログ記事から電子書籍へ。これは私もやっているんですが、ブログ記事をまとめて電子書籍に変換する方法です。複数の関連するブログ記事を集めて、1つのテーマに沿った電子書籍を作成します。

これによって、ブログの読者が1つのリソースから多くの情報を得ることができて、さらに価値のあるコンテンツを提供することができます。ロングコンテンツは読者にとって包括的な情報源となり、ブランドの専門性をアピールするのにも有効です。

具体的なリパーパスの方法(4)ウェビナーからオンラインコースへ

さあ次にウェビナーです。ウェビナーからオンラインコースへ変換するということです。ウェビナーの内容をオンラインコースに変換する。ウェビナーで使用したスライドや録画を活用して、視聴者にとって有益な学習体験を提供するオンラインコースを作成します。

これにより、ウェビナーというのは一度行ったら行ったきりになりがちなんですが、ウェビナーの価値を最大限に活用することができます。

具体的なリパーパスの方法(5)ポッドキャストや音声配信からブログ記事へ

そして、ポッドキャストや音声配信ですね、ポッドキャストのエピソードをブログ記事に変換する方法があります。エピソードの内容を文字起こしして、それをもとにブログ記事とします。

私もこれをやっているんですが、音声配信は話し言葉ですよね。話し言葉なので、ブログ記事に変換しようと思うと書き言葉に書き換える必要があります。ですが、手間をかけてでもやる価値があります。人によって、聴覚メディア、耳からのメディアを好むオーディエンスと、目からの情報を好むテキストメディアを好むオーディエンスの両方にリーチすることができるからです。

コンテンツをリパーパスするメリット

このように、1つのコンテンツをリパーパスすることができます。リパーパスすることで、既存のコンテンツを最大限に活用して、新しいオーディエンスにリーチして、かつ一貫したメッセージを発信することができます。

リパーパスを実践する際のポイント

最後に、リパーパスを実践する際のポイントとして、オリジナルのコンテンツに新しい視点や追加情報を加えることをお勧めします。特にブログ記事を電子書籍にするときに心がけているんですが、全く同じ内容では不満を生むことがあります。ですから、新しい視点とか追加情報、あるいはこのコンテンツにだけ付加する情報というのを加えると、特別感が出ます。これによって、再利用されたコンテンツが新鮮で価値のあるものとなって、オーディエンスの関心を引き続けることができると思っています。

これで、コンテンツのリパーパスについては終わりです。次のステップに進みましょう。

ブランドガイドラインの作成

一貫性のあるブランドイメージを構築するための、ブランドガイドラインの作成方法について学びます。

ブランドガイドラインは、情報発信の全ての側面において一貫性を保つためのルールブックのようなものです。一貫性があることで信頼性と認知度を高めて、顧客との信頼性を築くことができます。これは厳密にやると、これだけで1書籍できるようなトピックです。ここでは本当に軽く、非常に原則的なことだけ触れていきます。

必ず含めるべき主要な要素として、ロゴの使用方法、カラーパレット、フォントの選択、トーン&ボイスの4つについて触れていきます。

ロゴの使用方法

まず、ロゴの使用方法です。ブランドのロゴというのは、視覚的な一貫性を保つための重要な要素です。ロゴのサイズ、色、配置についてのガイドラインを定めておくことが必要です。

カラーパレット

そして、カラーパレット、ブランドのカラーパレットというか、ブランドカラーといった方が通じるかもしれないですね。これは全てのビジュアルコンテンツに統一感を持たせるために重要です。ブランドカラーとして主要な色を選んで、その色の使い方、そして組み合わせ方をガイドラインに記載しておきます。Canva をお使いの方はブランドキットで管理することもできますよね。これにより、どの媒体でも一貫したビジュアルイメージを保つことができます。ブランドカラーは16進コードで決めておくことが重要です。赤といっても赤にはいろんな赤がありますので、「#xxxxxx」という6桁のコードで決めておくというのが重要です。

ブランドフォントの選択

そして、フォントも決めておくことがおすすめです。ブランドのフォントは、文章の一貫性を保つために必要です。主要な見出しフォント、本文フォント、強調する時のフォントなどを選んで、それをどういう風にいつ使うか、使用方法をガイドラインに明記しておきます。例えば見出しには、そうですね、私何使ってるかな、最近は Noto Sans JP とかを使うんですが、それを太字で使用するとか。そして本文には読みやすいフォントを選ぶといった具合です。これも Canva ですと、ブランドキットで管理することができます。

ブランドのトーン&ボイス

そして、トーン&ボイス。なかなか聞き慣れないし、「なんだそれ?」という感じなんですけれども、トーン&ボイスというのは、ブランドの声と態度というふうに思っていただくと、あまり大きくずれないはずです。

ブランドがどのような言葉遣いやスタイルでコミュニケーションをするか、見込み客や顧客とコミュニケーションをするかというのを決定します。

トーンというのはブランドの感情とか態度、例えば親しみやすいトーンとか、プロフェッショナルなトーン、エネルギッシュなトーンと言ったりします。そしてボイスはブランドの人格やスタイルを反映すると言われています。カジュアルなのか、フォーマルなのか、楽しい感じなのかということです。

具体例を挙げますと、例えば親しみやすいトーンとカジュアルなボイスという風にルールを決めたとします。そうしたら、「こんにちは、今日は皆さんに役立つ新しいヒントを紹介します」という文言になります。プロフェッショナルなトーンとフォーマルなボイスにするとルールを決めた場合は、同じことを伝えるにも「ご覧いただきありがとうございます。本日は新しい情報をお届けいたします」というふうに、同じ内容でもこれほど差が出ます。

ブランドガイドラインの作成手順

次に、ブランドガイドラインの具体的な作成手順をお伝えします。

まず、ブランドのミッションステートメントを明確にします。次に、ビジュアルガイドラインを作成して、トーン&ボイスのガイドラインを作成する。そして最後に、ガイドラインの共有と適用ということになるんですが、まず最初に、ブランドのミッションステートメントを明確にするということです。

ミッションステートメントというのは、企業やブランド、個人事業主は自分自身が何を目指して、どのように社会に貢献するのかを簡潔に表現したものです。例えば、「私たちのミッションは、質の高い教育を提供して、学びを通じて人々の生活を豊かにすることです」といった具合です。これがブランドガイドラインの基盤となって、全ての情報発信の方向性を決定します。

次に、ビジュアルガイドラインです。ロゴ、カラーパレット、フォントの使用方法について、具体的なビジュアルガイドラインを作成します。これには、実際の使用例や避けるべき例をも含めるといいでしょう。

3つ目、ブランドのトーン&ボイスについて、具体的なガイドラインを作成します。どのような言葉遣いを避けるべきか、どのようなスタイルで文章を書くべきかを具体的に記載します。先に申し上げた通り、親しみやすくカジュアルなトーン&ボイスを使う場合、難しい専門用語は避けるとか、フレンドリーな言葉遣いをするというガイドラインになっていくと思います。

そして最後に、ガイドラインの共有と適用です。作成したブランドガイドラインをチーム全体、あるいはアウトソーシングする場合はクラウドワーカーさんにも共有して、全ての情報発信に適用します。そして、定期的にガイドラインを見直して、必要に応じて更新することも大切です。

ブランドガイドラインを作成して一貫した情報発信を行うことで、プロフェッショナルな印象を与えて、顧客の信頼を得ることができます。これにより、ブランドの認知度が高まり、最終的には商品やサービスの販売にもつながります。これでブランドガイドラインの作成についての解説は終わります。次のステップに進みましょう。

まとめ

今回は、情報発信に効果的なコンテンツの作成について、以下の重要なポイントをお伝えしました。

売りたい商品やサービスから逆算してコンテンツを設計するということが最も重要です。そして、そのための具体的なリサーチ方法として、Google トレンド、SNS での人気トピックのチェック、業界のニュースやブログのフォロー、そしてキャッチアップをご紹介しました。

次にコンテンツのリパーパスの具体例です。コンテンツのリパーパス、つまり再利用について学びました。ブログ記事から SNS 投稿への変換、動画からブログ記事への変換、ブログ記事から電子書籍、そしてウェビナーからオンラインコース、ポッドキャストからブログ記事への変換など、具体的な方法をご紹介しました。また、リパーパスの際にはロングコンテンツとショートコンテンツの両方を活用することが重要であり、それぞれの特長と利点についてもご説明しました。

最後にブランドガイドラインの作成について学びました。ロゴの使用、カラーパレット、フォントの選択、トーンアンドボイスの重要性について説明しました。トーンアンドボイスについては具体的な例を挙げて、ブランドの声と態度を表すことをお伝えしました。そして、ブランドのコアバリューやミッションステートメントを明確にすることがブランドガイドラインの基盤、土台となることも学びました。

これらの知識を活用することで、効果的な情報発信が可能となり、ブランドの認知度や信頼性を高めることができます。一貫性のある情報発信は顧客との信頼関係を築き、最終的には商品やサービスの販売につながります。

今回学んだことをしっかりと復習して、実際の情報発信に役立ててください。

次回は、情報発信の計画と管理を学びます。